会社で働いていた頃、﹁この人、すごいっ!﹂と思う人にたくさん出会いました。 中でも私が一番感心したのは、﹁超ギリギリのタイミングまで、まとめに入らない人たち﹂です。 なんでもそうですが、何かを作り上げる時には﹁作る﹂+﹁整える﹂という二段階の作業が必要です。 最初の﹁作る﹂は﹁中心的な価値﹂を生み出す作業で、 後半の﹁整える﹂は、生み出した価値をお客様に説明しやすく&売りやすくするため、細部や体裁を整え、きれいにパッケージする、みたいな作業です。 この﹁作る﹂から﹁整える﹂に移行するタイミングを﹁まとめに入る﹂と呼びます。 たとえば10日後に締め切りの企画書があるとしましょう。 このとき、デキる人は最初の9日間は﹁まとめ﹂についていっさい意識せず、思考をどんどん発散させて、考えることに集中します。 一方、6日目くらいからは﹁まとめ﹂を意識して﹁落としどころ﹂を探りに入る人もいます。これ
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