パキスタン・ラホールで、イスラム教指導者のハディム・フセイン・リズビ師の葬儀に参列する人々︵2020年11月21日撮影︶。(c)Arif ALI / AFP ︻11月22日 AFP︼パキスタン・ラホール︵Lahore︶で21日、強硬路線のイスラム教指導者、ハディム・フセイン・リズビ︵Khadim Hussain Rizvi︶師の葬儀が執り行われ、大勢の人がマスクを着けず参列した。リズビ師は長年にわたり同国の宗教的少数派を脅かし、暴動を扇動したり、イスラム教への冒涜︵ぼうとく︶行為と闘うとして欧州諸国の破壊を提唱したりしてきた。 警察はAFPに対し、葬儀に約30万人が参列したと明かした。だが主催者は、参列者はこれよりはるかに多いとしている。 長年車椅子生活をしていたリズビ師は、高熱と呼吸困難を患い、19日に54歳で死去した。死因は公表されておらず、新型コロナウイルスの検査や検視も行われていな