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やる気の出し方
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2020年・令和2年もインフキュリオン・インサイトをよろしくお願いいたします!日本経済の一大論点ともなったフィンテック。2020年はどのように動いていくのか、10のキーワードで展望したいと思います。 関連記事: 「フィンテック10大ニュースで2019年を振り返る」、インフキュリオン・インサイト、2019年12月26日 現金の不便化 私たちはフィンテックを、「スマートフォンやクラウドなどのテクノロジーによる個人や企業の行動変化を取り込んで金融サービスを再構成する取り組み」と捉えています。そこで必要なのは、現金や書類のやり取りで行われてきた様々な取引を電子化・ペーパーレス化していくこと。モバイル端末でのサービス提供や電子化したデータの蓄積はフィンテックの成功と発展には必須です。 しかしフィンテックのハードルとして頻繁に挙げられてきたのが、日本の現金の便利さ。その要因の一つに、銀行店舗だけでなく
最近の国内外の金融と決済において、台風の目とも言えるのがAPI。数十年前からある技術ですが、フィンテックの興隆によって金融・決済でのAPI活用への関心が高まっています。新たな顧客接点となる新アプリや独自の決済サービスの実現など多くの可能性を秘めていますが、国内の金融・決済では活用実績に乏しく、その論点がわかりにくいと感じる関係者も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、アプリケーション連携手段としてのAPIの基礎を解説しようと思います。 なぜ、フィンテックでAPIか? FinTech(フィンテック)でますます便利になる金融サービス。わかり易い例として家計簿アプリ(PFM)や貯金アプリ「finbee」があります。これらは、カード口座や銀行口座を外から参照したり操作したりすることで、ユーザにとっての口座利便性を飛躍的に向上させるものです。これらへの消費者の関心は高く、一般向け雑誌にもしばしば
FinTechの盛り上がりとともに、よく聞かれるようになった「銀行API」。日本での議論は主に「参照系API」に関するものでしたが、2016年9月には遂に日本の銀行として初めての「更新系API」が登場し、それを用いた新しいFinTechサービスがスタートしました。 しかし、APIの「参照系」や「更新系」という区分にどういう意味があるのか?と思われる読者も多いと思います。今回はそのあたりを解説しようと思います。 そもそも「API」とは? APIとは「アプリケーション・プログラミング・インターフェイス(Application Programming Interface)」の略で、複数のプログラムが一体的に動作する際の、データのやりとりの方法を取り決めたものです。 身近な例でたとえるため、「住民票の写しの請求」を考えてみましょう。あなたの住民票は、あなたが居住している自治体の役所が保有しています
金融サービス市場を広げるFinTech 金融(Finance)と技術(Technology)の融合によって、便利で敷居の低い金融サービスを実現するものであるFinTech(フィンテック)。インフキュリオンもFinTech協会を通した活動など、フィンテックによるよりよい社会の実現を目指して活動しています。 よく聞かれるのが「FinTechは既存金融事業者の脅威ですか?」という質問。我々は「FinTech対金融機関」という構図で捉えるのは生産的ではない、と提唱してきました。技術によって従来はリーチできなかった顧客層にリーチできるようになったこと、そしてスマートフォン等の普及によって消費者の行動が劇的に変化していること。現在進行中のこの二つの大きな変化を機会として、より広い層に使ってもらえる金融サービスを創出するのがFinTech。技術を持ったスタートアップ企業と、顧客基盤とブランドを持った金融
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