サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
デスク環境を整える
news.mynavi.jp
米OpenAIは7月18日(現地時間)、「GPT-4o mini」を発表した。優れたマルチモーダル推論と低コストを両立させたGPT-4oの小型モデルである。18日より、Assistants API、Chat Completions API、Batch APIを利用するAPI顧客に、GPT-3.5 Turboに代わるテキストおよび視覚モデルとして展開を開始した。エンタープライズ顧客には、来週に提供を開始する。 GPT-4o miniは、GPT-4oと同じ範囲の言語をサポートしている。「MMLU」(自然言語処理モデルの理解力と推論能力を総合的に評価)スコアは82%と、GPT-3.5 Turboや他の小型モデルを上回っている。数学に特化したベンチマーク「MGSM」は87.0%、多言語対応能力と多分野にわたる言語理解能力を評価する「MMMLU」も59.4%と、いずれも高いスコアで優れた実用性を示し
ある日漫然と半導体アナリストの市場分析記事を眺めていたら、AMDとNVIDIAが躍進しているという趣旨の記事が出てきて興味を持って読んでみたら、かなり衝撃的な事実が浮かび上がってきて思わず詳細を調べてしまった。 記事の内容は、データセンター市場でのCPU/GPUの売り上げの推移に関するもので、Intel、AMD、NVIDIAの3社がデータセンター市場向けに供給するCPU/GPUの売り上げを四半期ごとに追いかけた形で構成されていた。GPUで強みを発揮するAMDとNVIDIAという構図は以前から感じていたが、各社の四半期の決算の数字をずらりと並べると、この2年間でデータセンター市場では劇的な変化が起こっていることがはっきりと見て取れた。 GPUノードの急増で激変するデータセンター市場 Intel、AMD、NVIDIAの3社はオープン市場で汎用のCPU/GPU半導体製品を供給している。 この2年
6月のCOMPUTEXで予告されたZen 5ベースのRyzen 9000シリーズやRyzen AI 300シリーズであるが、こちらの記事の最後で触れた様にTech Dayが開催され(ちなみに筆者は不参加)、そこである程度細かい情報が出て来た(といっても、例えばROBやIn-Flight Bufferのサイズといった、本当に細かい話はあまり出ていないのだが)。そこで現状公開された話をまとめてご紹介したい。今回はまずZen 5のコアそのものと、Ryzen 9000シリーズについてである。 Zen 5コア まずZen 5コアの設計目標がこちら(Photo01)。中々増えなかったFront Endの同時デコード命令数も増やされ、これに合わせてBack Endも強化された。またData CacheのBandwidthが倍増というのは、恐らく後述するFP/Vectorの対応と思われる。 Photo01
400Fは7月10日、「オカネコ 新NISAの利用意向調査 2024年7月」の結果を発表した。調査は2024年7月1日~7月2日、同社が運営する「オカネコ」ユーザー919人を対象にインターネットで行われた。 「新NISA制度の導入を知っている」人は9割超 「2024年1月から新しいNISA制度が導入されたことを知っていますか?」という質問に対して「知っている」と回答した方は91.0%となっており、「知らない(アンケートで初めて知った)」と回答した人が9.0%という結果となった。今年の1月実施の調査では「知っている」は86.6%であった為、約半年で認知率は4.4ポイントアップした結果に。 2024年1月から新しいNISA制度が導入されたことを知っていますか? さらに、新しいNISA制度が導入されたことを知っていると回答した人に「新しく導入されたNISA制度についてご自身の状況に最も当てはまる
名古屋大学(名大)は7月9日、「ウィック」と呼ばれる多孔質体で生じる毛細管現象をポンプの駆動力に利用することで、電力を使用せずに半永久的に熱を輸送できる技術の「ループヒートパイプ技術」を用いて、電力を用いずに10kW以上もの熱を2.5m先まで輸送することに成功したと発表した。 同成果は、名大大学院 工学研究科の長野方星教授、同・渡邉紀志特任准教授、同・上野藍講師、同・Shawn Somers-Neal大学院生らの研究チームによるもの。詳細は、熱および質量移動に関する全般を扱う学術誌「International Journal of Heat and Mass Transfer」に掲載された。 開発された10kWループヒートパイプの外観(出所:名大プレスリリースPDF) 焼却炉の廃熱でプールの水を温水にするなどの施設が全国各地にあるなど、廃熱利用は行われているものの、地球の温暖化を考慮すれば
セキュリティ研究者のAlexander Peslyak氏(通称:Solar Designer)は7月8日(現地時間)、Openwallのメーリングリストに投稿した「oss-security - Re: CVE-2024-6387: RCE in OpenSSH's server, on glibc-based Linux systems」において、特定環境のOpenSSHから脆弱性を発見したと伝えた。これは7月1日に公開されたセキュリティ脆弱性「regreSSHion」のレビュー中に発見された脆弱性とされる(参考:「OpenSSHに管理者権限で任意コード実行の脆弱性、アップデートを | TECH+(テックプラス)」)。 oss-security - Re: CVE-2024-6387: RCE in OpenSSH's server, on glibc-based Linux system
米NVIDIAは7月9日(現地時間)、同社公式ブログを更新し、ラスベガスの大半球「Sphere」の制御に同社製品が用いられていると明らかにした。 画像はNVIDIA公式ブログから Sphereは、半球の両面に高精細LEDパネルを敷き詰めたラスベガスのランドマーク。重量に耐えるためにトラス構造が採用されており、球の構造でパネルを支えているために支柱が存在していない。表示領域は5.4万平方メートル、内側は1.5万平方メートルもあるほか、音響面でも没入感を高める様々な工夫が凝らされている。 今回、このSphereの画面表示にNVIDIAのソリューションが用いられていると明らかにされた。約150基のNVIDIA RTX A6000がスクリーンの背後に設置されており、床から天井まで存在する16枚の16Kスクリーンに映像を出力。相互接続に NVIDIA BlueField DPUとNVIDIA Con
不幸にもセキュリティ事故に遭ってしまったものの、その後の対応が素晴らしかった企業を表彰するイベント「情報セキュリティ事故対応アワード」。第9回となる今回は、2023年を対象にインシデントレスポンスが優れていた企業を選定した。6月11日には、受賞企業の表彰と審査員によるパネルディスカッションが行われた。本稿ではその様子の一部をレポートする。 審査員 SBテクノロジー プリンシパルセキュリティリサーチャー 辻伸弘氏 EGセキュアソリューションズ 取締役 CTO 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)非常勤研究員 技術士(情報工学部門) 徳丸浩氏 NTTセキュリティ・ジャパン コンサルティングサービス部 北河拓士氏 インターネットイニシアティブ セキュリティ情報統括室長 根岸征史氏 piyokango氏 2023年は、優秀賞2件・特別賞1件・審査員長特別賞2件 本アワードは、セキュリティ事故への
レポート 【裏技】農水省が紹介する「トウモロコシの粒を簡単に外す」方法がすごい! -「まじか!」「苦労してたのなんだったんだろー」と話題 トウモロコシがおいしい季節がやってきました! 自宅やお祭りでも大人気ですが、かぶりつくと歯に挟まるし「どうやったら最後まできれいに食べられるの?」と思っている人も少なくないはず。。 実は、農林水産省が公式X(@MAFF_JAPAN)にポストした「トウモロコシの粒を簡単に外す」裏技が、「なるほど」「すごい!」と話題となっています。 今回は、マイナビ学生の窓口に所属するZ世代の大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します! @MAFF_JAPANより引用 1列を制する者は、トウモロコシを制す まずは、一列分の粒をすべて取るのですが、これが難しいし面倒なんですよね。歯でうまいこと取っていた人もいるようですが、ここで使うのは「スプーンの柄」です。
レビュー Intelの「Thunderbolt Share」を使ってみた! 2台のPCを使うのが何倍もラクに……これは広まってほしい Intelが2024年5月15日に発表した「Thunderbolt Share」。Thunderbolt 4/5ポートを備える2台のPCをThunderboltケーブルで接続し、高速なデータ転送、指定したフォルダの同期、新しいPCへのデータ移行、画面共有、1台のマウスとキーボードで両方のPCを操作といった機能を利用できる。本格的な普及は2024年後半からと見られるが、今回は対応するThunderboltドックを入手できたので、さっそく試してみた。 Thunderbolt Share対応のThunderboltドックを経由して2台のPCを接続してみた Thunderbolt Shareを利用するには、まずライセンスされたThunderbolt 4/5を備えるW
IPA(Information-technology Promotion Agency, Japan:情報処理推進機構)は7月5日、「PHPの脆弱性(CVE-2024-4577)を狙う攻撃について|情報セキュリティ|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」において、2024年6月に公開されたPHPの脆弱性を悪用するネットワーク貫通型攻撃が確認されたとして注意を喚起した。IPAは国内の複数の組織においてWebシェルが設置されるなどの被害を確認したと説明している。 PHPの脆弱性(CVE-2024-4577)を狙う攻撃について|情報セキュリティ|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 ネットワーク貫通型攻撃とは ネットワーク貫通型攻撃とは、ルータやVPN(Virtual Private Network:仮想プライベートネットワーク)機器のようなインターネットに直接接続されたデバイスを侵害して、
CyberNewsは7月4日(現地時間)、「RockYou2024: 10 billion passwords leaked in the largest compilation of all time|Cybernews」において、ハッキングフォーラムから約100億件の漏洩パスワードが公開されたと伝えた。これは「ObamaCare」と名乗る脅威アクターが「RockYou2024パスワードコンピレーション」として公開したもので、過去に公開されたRockYou2021に新しい漏洩パスワードを追加したとみられる。 RockYou2024: 10 billion passwords leaked in the largest compilation of all time|Cybernews 2021年は約84億件の漏洩パスワードが公開 2021年にハッキングフォーラムに投稿されたRockYou
グーグルは2024年4月に、Google Workspaceの新たなツールとして「Google Vids」を追加することを発表しています。これは「Googleドキュメント」や「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」に並ぶ位置付けの主要なツールとなるようで、より具体的に言えばビジネス用の動画を作成するツールとなります。→過去の「Google Workspaceをビジネスで活用する」の回はこちらを参照。 「Google Workspace Labs」に参加すれば利用できる「Google Vids」 最近はビジネスでも、営業やミーティング、SNSでのプロモーションなどさまざまなシーンで動画が使われるようになってきています。Google Vidsはそうした動画を作成するためのツールといえ、豊富なテンプレートを選んで必要な動画や写真などを追加することで、簡単に動画を作成できるようです
レポート 「Lunar Lake」Deep Diveレポート - 【Part 2】Memory、GPU、NPUについて 前回はP-CoreとE-Coreの話に終始してしまったので、今回はもう少し広範な話をしたい。 謎のMemory Side Cache Photo01は基調講演のスライドから切り出して、ついでに複数のスライドの情報を重ね合わせたものである。上側がCompute Tileであるが、向かって右端にP-Core×4+12MB L3 Cache、その下にIPU(Image Processing Unit:通常ならISPと呼ばれるが、要するにカメラ入力に対応した画像処理エンジン)、右にNoCが入り、そのNoCの上にMedia EngineとMemory Side Cache、NOCの下にE-Core×4+4MB L2 CacheとDisplay Engine、その左がNPUとなり、一
BPOサービスを提供しているイセトーが今年5月にランサムウェア攻撃を受けたが、その被害が国内の企業・官公庁に広がっている。同社に業務を委託するため提供していた個人情報が流出の危機にさらされているのだ。 イセトーは5月29日、5月26日に同社の複数のサーバとPCがランサムウェアの被害を受け、データが暗号化されていることを確認したと発表。その後、7月3日、攻撃者グループのリークサイトにおいて公開された情報が、同社のサーバから流出したものであること、流出した情報の中に取引先の顧客の個人情報が含まれていることを確認したが、ダウンロードファイルは消失しており、ダウンロードができない状態となっていることを確認したと発表した。 イセトーがランサムウェア攻撃を受けたことで、同社に業務を委託していた企業のデータも漏出の被害を受けた格好だ。中には、自社が委託していた業者がイセトーにさらに業務を下請けのイセトー
レポート 2024年はN3Eの立ち上げ年、TSMCが2024 Japan Technology Symposiumを開催 TSMCは6月28日、横浜で「TSMC 2024 Japan Technology Symposium」を開催した。これは今年4月からスタートした「TSMC 2024 Technology Symposium」の一環であり、Symposiumは北米とヨーロッパ、台湾、中国ときて最後が日本。他にAustin/Boston/Israel(Virtual Only)のTechnology Workshopが開催された。この日本での開催に合わせ、報道関係者向けの説明会も行われたので、その内容をご紹介したい。 まずは小野寺誠氏(Photo01)より日本におけるビジネスの現状が簡単に説明された。 Photo01:TSMCジャパン 代表取締役社長の小野寺誠氏。日本でのSymposiu
インタビュー 上白石萌歌、大学の映像学から感じた“映画の原点” クリエイターの才能に「眠っていてはもったいない」 第96回アカデミー賞で世界を沸かせた『ゴジラ-1.0』『君たちはどう生きるか』を送り出し、日本映画界を常に牽引し続ける東宝が、新たに手掛ける才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」。 フォーマット、メディア、そして実績の有無を問わず、クリエイターが自由に才能を発揮できる場を提供するという目的で、東宝の若手社員が立ち上げたこのプロジェクトから、レーベル初の劇場公開作品となる短編オムニバス映画『GEMNIBUS vol.1』が 6月28日より2週間限定で公開されている。 今回は、本作品公式アンバサダーの上白石萌歌にインタビュー。自身も東宝が実施する東宝シンデレラにて才能を認められ、スターダムへと上り詰めた経験を踏まえながら、各作品の解説や若きクリエイタ
米Intelは6月26日(現地時間)、「Optical Fiber Communication Conference (OFC) 2024」にあわせて、業界で最も先進的だという史上初の完全統合型光コンピューティング相互接続チップレットのデモを行った。高速データ伝送のための集積フォトニクス技術におけるマイルストーンを達成したとしている。 Intel、業界初の完全統合型光コンピューティング用インターコネクトを実証 銅配線と電気を用いた従来の手法ではなく、I/Oのすべてを光に置き換えるフォトニクス技術における発表。HPC環境ではコンピューティングプラットフォームを拡張する必要性によって、効率的なリソース使用率を備えた大規模な処理ユニットクラスタとアーキテクチャをサポートするため、I/O帯域幅とリーチの延長需要が急激に増しているという。 従来使われていた銅配線と電気を用いた手法では、1メートルに満
レポート 「Lunar Lake」Deep Diveレポート - 【Part 1】P-Core&E-CoreとPackageについて 既報の通り、IntelはLunar Lakeこと次世代Core Ultraの詳細をCOMPUTEXのタイミングで公開した。こちらについて、Intelの資料を基にもう少し掘り下げてご紹介したいと思う。 Package 先の記事にも、ASUSのZenBookの基板に搭載されたLunar Lakeの写真があったが、これの別スナップ(撮影は同じく笠原光氏)をもう少し拡大したのがこちら(Photo01)。パッケージ全体はかなり正方形に近いが、微妙に縦長である(幅27mm×高27.5mm)。Lunar LakeもMeteor Lake同様にFoverosを利用したChiplet構成であるが、Meteor Lakeと異なりLPDDR5Xもパッケージに積層する関係で高さが合
Sansecは6月25日(現地時間)、「Polyfill supply chain attack hits 100K+ sites」において、オープンソースのJavaScriptライブラリ「Polyfill.io」が改変され、10万以上のWebサイトに展開されたと報じた。 Polyfill supply chain attack hits 100K+ sites Polyfill.ioの買収 Polyfill.ioはAndrew Betts氏が開発した人気のJavaScriptライブラリ。古いWebブラウザをサポートし、JSTOR、Intuit、世界経済フォーラムを含む10万以上のWebサイトに利用されている。 Polyfill.ioは2024年2月、中国を拠点とするコンテンツデリバリーネットワーク(CDN: Content Delivery Network)企業の「Funnull」に買収
ミニPCを精力的に展開しているBeelinkから、Intel N200を搭載した小型デスクトップPC「Beelink EQ13」が登場しました。昨今注目されているN100搭載ミニPCに近いお手頃価格や省電力性能はそのままに、少しパワーアップした新作です。 今回はサンプルを試用する機会に恵まれたので、さっそく実機レビューをお届けします。 Intel N200搭載ミニPC「Beelink EQ13」。Amazonでは46,800円+3,000円引きクーポンで販売中(6月25日時点) スタイリッシュな新設計ボディは「電源内蔵」がうれしい Beelinkの同クラスの製品としてはN100搭載の「EQ12」が約1年前に発売されています。Amazon.co.jpにおける6月25日時点の販売価格はEQ12が30,800円、EQ13が43,800円(クーポン適用後)と価格差があるのですが(どちらもメモリ16
imecは5月下旬にベルギーにて開催した創業40周年記念イベント「ITF(imec Technology Forum)World 2024」において、開口数=0.75のHyper-NA(超高NA)EUVリソグラフィの採用を含む2039年に至るロジックデバイスのロードマップを公開した。また、併せてパートナーであるASMLの前社長兼CTOのMartin van den Brink氏が、開口数NA=0.75の超高NA EUV露光装置を開発中であることを明らかにした。 NA=0.75の超高NA EUVシステムは、Intelが他社に先駆けて2023年末に導入したNA=0.55の高NA EUV露光装置の後継に位置づけられるもの。imecのVan den hove CEOは、2039年に至る最新のロジックデバイスの微細化ロードマップについて、ナノシートが(imecの研究パートナーのTSMCなどで)202
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『マイナビニュース(スマートフォン版)』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く