ニュージーランド南島の南西沖、スチュアート島(Stewart Island)の浜辺に乗り上げたゴンドウクジラの群れ(2011年2月20日撮影)。(c)AFP/NZ Department of Conservation 【3月15日 AFP】クジラが大群で浜辺に打ち上げられる集団座礁は、病気になったり方向感覚を失って浅瀬に乗り上げた「家族」を助けるためだという長年の仮説を覆す研究結果が15日、米国遺伝学協会(American Genetic Association)が発行するJournal of Heredity誌に発表された。 米国やニュージーランド大学の研究者らの国際チームが、オーストラリアとニュージーランドで起きたクジラの集団座礁12例を検証し、490頭のDNAを調べた結果、ほとんどのクジラは「血縁」関係にないことが判明。このため、これまで信じられてきた「親戚間での助け合い仮説」は成り
GUNSLINGER GIRL(1) (電撃コミックス) 作者:相田 裕出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2014/05/01メディア: Kindle版 評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ) 相田裕さんのガンスリンガーガールが完結した。ラストの終わらせ方は見事だった。全体の構成的に「これしかない」という落とし方をしていて、ああ作者はとても論理的な人なんだな、と薄々感じてはいたが、ここまで論理的整合性を持つ構造で構築するのか、と感心した。なぜならば、どう見ても最初のアイディア、そして絵柄からいって、そういう論理よりも情念というかイメージ先行型の印象がとても色濃い作品だったので、ここまで論理的に整合性をとって物語を広げて落としてくるとは思わなかったからだ。だって、少女の暗殺者とそれを使役するマスターみたいな構造って、非常に妄想濃度の濃いイメージじゃな
Software Design 12月号の特集が「なぜエンジニアは文章が下手なのか?」というタイトルだったので、読んでみたら、ちょっと残念な内容だった。 「それは文章で書くべき情報なのか」という章があって、直列化した論理構造であれば文章には書きやすいけど、分岐やループがあるような構造だと書きにくいということが書いてあった。そこで文章化しにくい構造の例として地図があげてあって、暗にそういう構造は文章化をやめて図であらわせと言っているように読める。 けれども、図に書いたところで、書く側は文章化から逃げれて満足かもしれないけど、それを読み取る側は結局どこかから順番に解釈していく必要がある。図に逃げるのは、読み手に責任を押し付けているだけだと思う。 で、「ですから文章を書く前にまず論理構造を考える必要があります」と続いていて、では考えた論理構造が「文章に向かない論理構造」だったらどうするの?逃げる
ごく個人的な興味だが、デカルトの「方法序説」を読みながら、原点になったスコラ哲学をもう少し理解しておきたい気分がしてきたので、なにか入門書のようなものはないかと「中世哲学への招待(八木雄二)」(参照)を読んでみた。スコラ哲学の基本的な考え方とバリエーションを簡素にまとめた書籍を期待していたので、その点では求めていたものとは違う印象もあったが、これはこれで興味深い本だった。著者は自身のグリーンボランティアの体験談を含め、一般向けにゆったりと雑感を込めて本書を書いている。エッセイ的に読みやすいと言えば読みやすい。が、どちらかというと思想史というより世界史に関心ある人向けではないかとも思った。 「中世哲学への招待」と銘打ってはいるものの、実際にはヨハネス・ドゥンス・スコトゥス(Johannes Duns Scotus)の紹介書と言ってよい。その名前だが、本書ではドゥンスは家系名かとの推測余地も残
(講談社選書メチエ・1890〜1995円) ◇世界文明を生んだ「奇妙な精神」の歴史 哲学への無関心が今、とりわけ日本の言論界に瀰漫(びまん)している。学界を超えて読まれる哲学書は希(まれ)にしか出ないし、哲学に関する啓蒙(けいもう)書さえめっきり少なくなった。いわゆるインテリ階層の減少が知的な関心一般を貧しくしたうえに、実利主義的な風潮が純粋な思索へのなけなしの欲望さえ薄れさせている。 背景には自然や社会の科学の発展があり、それらが本質的に専門分化をめざすあげく、世界を全体として知る衝動を弱めたという事情もあろう。また西洋哲学は科学を含む近代文明の母となったことから、一方では反近代主義の思想や宗教の反感を買い、他方では嫡子たる科学の親殺しに脅かされている。現に尖端(せんたん)の脳科学は、自我やロゴスといった哲学の中心主題について、それらがニューロンの反応にすぎない可能性を示唆している。
RuneFest, a convention run by the creators of RuneScape, is supposed to be an annual celebration of the fantasy MMO that came out in 2001 and has stayed improbably relevant in 2018 due to updates, iterations, and an active streaming community. This year, some attendees raised concerns about one streamer in particular,…
アニメーション監督 出崎統の世界 ---「人間」を描き続けた映像の魔術師 作者: 大山くまお,林信行(SLF)出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/03/24メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (13件) を見る追記!!! 出崎統作品を3割程度しか見てない俺には、杉野昭夫、小林七郎たちのネタバレインタビューを読む資格がない! だから3大アニメ監督の所だけとりあえず読んだ! あと、高校生萬画家だった頃の出崎統の書いたマンガも読んだ!既に出崎演出だった!滝とか!Genjiの最終回と同じだろ!!!!三つ子の魂67まで。 そして、3人の(いろんな意味で)大人気アニメ監督の出崎統評にも違いがあると思った。 特に評価が分かれるのは、21世紀、晩年になってからの出崎統について。 俺はブラックジャックはまだ手塚治虫の作品として見ていたから、劇場版AIRでリア
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