多くの企業はガイドラインやフレームワークに基づき、さまざまなサイバーセキュリティ対策を講じてきました。しかし、インシデントは一向に後を絶ちません。さらにAI(人工知能)の台頭で、攻撃手口はますます複雑化・巧妙化すると予想されています。そうした攻撃に、企業はどのように対峙すればよいのでしょうか。本稿では、最新の脅威ランドスケープを俯瞰し、セキュリティ対策を推進するうえで不可欠となるサイバーインテリジェンスのあり方を、2人のセキュリティエキスパートの見解とともにお伝えします。(本文敬称略) 登壇者 株式会社NTTデータグループ エグゼクティブセキュリティアナリスト 新井 悠氏 PwC Japanグループ スレットインテリジェンスアドバイザー 岩井 博樹 モデレーター PwCコンサルティング合同会社 パートナー 村上 純一 セキュリティ対策は「コンプライアンス型」から「インテリジェンス型」へ 村