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k-yahata.hatenablog.com
ランキング参加中音楽 近年、Youtubeなど動画サイトで、小学生ぐらいの子供がギターで高度なテクニックを披露したり、難曲とされる曲を弾いているのをよく目にします。 もちろん親が練習させて、動画を撮りUPしているのでしょうが、仮に子供をミュージシャンにさせたいのであれば、よくよく考える必要があります。 以下、子供(特に小さい子)のうちから表に出させる際の注意点や将来起こり得る問題をギター講師目線で書いておくので、子供をミュージシャンにさせたい親御さん、小さい子供の演奏動画をYoutubeに上げている(上げようと考えている)親御さんは一度考えてみてください。 人は何に食いついているのか? まだあどけない小さな子供がギターをスラスラと弾いている姿はとても魅力的で、動画などでUPされていればつい見入ってしまいますよね。 ではその魅力の本質はどこにあるのか? おそらく「子供が」「こんな小さい子が」
大炎上の小山田圭吾(CORNELIUS)のCDをTSUTAYAで借りて聴いてみました。 この二枚。 FANTASMA アーティスト:コーネリアス ポリスター Amazon Mellow Waves WM Japan Amazon 比較的新しいのと古いのを聴いたらこの人の音楽がわかるかなーと思って。 あと、あえてバイアスのかかった状態で音楽を聴いてみて自分がどう感じるのかを試してみたかったので。 結果、なんてことはなく、かけた瞬間から僕は音楽を音楽として聴いていました。 まあ、これでもミュージシャンなんで、音楽に変なバイアスかけないよう長年訓練してきたから、あんないじめをしていた人の音楽でも純粋に音楽として聴いている自分がいて、ほっとするやら、逆に不安になるやら…… そもそもジャズなんてクズの巣窟ですから、いちいち人間性加味してたら何も聴けませんしね。 「Fantasma」をはじめて聴いて、
美は黒に咲く 社会や人をざっくりと白と黒に分けるとします。 白は「いい」、黒は「悪い」というイメージです。 個人的に、こうした二元論は嫌いなのですが、今回はあえてここからはじめます。 芸術はどっちに属しているかというと、黒の方です。 なぜなら、美は得てして黒い方に咲くからです。 道徳より背徳、優等生より劣等生、秩序より無秩序、構築より破壊、平和より暴力を美は糧とします。 これは、作品においても作者においても言えることです。 美が黒に属している以上、芸術や芸術家もまた黒に属し、黒から生まれてくることは必然でしょう。 一方、社会は常に白を目指します。 背徳より道徳、劣等生より優等生、無秩序より秩序、破壊より構築、暴力より平和を社会は是とします。 ここに美と社会、芸術と社会の対立が起こります。 社会は常に美より強いので、美を時に迫害し、あるいは優遇し、コントロールしようと苦心してきました。 一方
追記:本記事が今週のはてなブログランキング(2021年7月第4週)25位にランクインしました! 今週のはてなブログランキング〔2021年7月第4週〕 - 週刊はてなブログ 小山田敬吾氏の過去のいじめ問題 オリンピック開会まで数日に迫った最中、開会式の楽曲を担当するミュージシャンの1人であるコーネリアスこと小山田圭吾氏が、過去に障害者をいじめをしていた問題を理由に担当を辞退されました。 youtu.be 小山田氏の行ったいじめについては、既に何度も炎上している上に今回全国ニュースとなり、ネットでも記事が溢れているので今更書きません。 かなり胸くそ悪いですしね。 ご本人自身は反省し、どうにか当該者と連絡を取って直接謝罪したい意向を示しています。 また、いじめ自慢の記事を掲載した出版社も謝罪文を掲載しています。 小山田圭吾氏謝罪文 東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への
自粛期間中に無料公開されていたB'zのライヴ動画を観まくっていて、その中で一番よかった2013年のライブブルーレイを購入。 B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER-XXV BEST-【完全盤】 [Blu-ray] 発売日: 2014/01/29 メディア: Blu-ray 映像も音も良くて満足しています。 そこで改めて松本孝弘氏のギターについて考えていました。 なんとなくまとまったので書いておきます。 以前どこかで書いたと思いますが、松本さんのギターには徹底的にBLUESがありません。 そこを批判している人は多いと思います。 僕もずっと否定的に捉えていましたし、今も松本氏のギターを聞くと1ミリもBLUESを感じません。 しかし、ちゃんとライブ動画を観てみると、実はこれって凄いことなんじゃないかと思えてきました。 普通、人は長年何かをやっていれば円
ランキング参加中音楽 ギターのレビューで必ずといっていいほど出てくる言葉に「レンジ」があります。 一般的にこの「レンジ」が広い方がいいギターだという文脈で使われています。 また、これは「鳴り」のような日本独特の謎の言葉ではなく、海外のレビューでもよく聞くので、「レンジ」はギターの善し悪しを判断する世界的な基準といってもいいでしょう。 ではレンジの意味を調べてみましょう。 この場合は2で問題ないでしょう。 和製英語で使っている意味と同じです。 だから海外のギターレビューで使われる「range」と日本でのそれが同じになっているのでしょう。 レンジ=幅、範囲だと分かりました。 じゃあ何の幅、範囲が広い/狭いのか? 答えは周波数です。 キンキンした音がハイ、ズーンと腹に響くのがローです(音程の高い低いではありません)。 この幅、範囲が広いと「レンジが広い」ということになります。 さて、最近とくに気
緊急事態宣言に合わせて様々なアーティストがライブ映像などを無料公開していますが、B'zもやっているのを発見し、観てみました。 動画はこちらのチャンネルから。 5月末まで無料のようです。 www.youtube.com 近年のものを観て、まずサウンドに驚きました。 アリーナクラスでここまでいい音が出せるアーティストはそうそういないと思います。 しかもYOUTUBEでもめちゃくちゃいい音してる… 松本さんのギターも太くて抜けていて、ただただ格好いいです。 それと、グルーヴ! 打ち込み時代は別として、昔のB'zってそこまでグルーヴのある音楽って感じはしなかったんですが、外人のサポートを入れてから変わったんでしょうか? 個人的に好きなのはシェーンのドラムですね。 シェーン・ガラース - Wikipedia 02年から17年間B'zのドラマーを担当。 カナダ人のドラマーで、イングヴェイやマイケルシェ
横浜ギター教室では歌のレッスンも行っています。 といってもヴォイトレのようなものではなく、歌がいいかどうか、聴けるかどうかをリスナー視点で僕が聴き、改善点を模索するというものです。 ですから上手くなるというよりは、聴ける歌になるかどうかがポイントです。 生徒さんの歌からは、だいたいいつも違和感を感じます。 なんでこの歌を歌ってるの? この歌本当に好きなの? 何の歌か分かってるのかな? 僕に何を表現してるんだろう?? などなど。 それを直接伝え、その後ディスカッションしていくことで歌に違和感を感じる原因を探ります。 最近では歌が伝わらない理由がだいたい分かってきました。 それは、歌詞の理解度が著しく低いからです。 「歌詞を読み込む」という言葉は一度は聞いたことがあると思いますが、では実際どういうことか? というと、明確に答えられる人はあまりいないと思います。 どちらかというと文学的な技術にな
横浜ギター教室では基本的に機材についてはあんまり話しません。 正確に言えば、サウンドを機材のせいにしないと言った方がいいでしょう。 サウンドが悪ければピッキングとフィンガリングを徹底的に見直します。 そして、それらが整ってくると見違えるほど音がよくなります。 音質もそうですし、抜けやダイナミクスも変わってきます。 また、今自分が使っているギターの本来の音が出てきます。 エレキギターは機材が豊富なので、ついサウンドに問題があると機材に答えを求めてしまいます。 あのギターを使ったらこんな音になるんじゃないか、あのアンプにすればもっとこんな音が出るんじゃないか…… そうして無理して機材を変えてみたものの本質的には何も変わらなかった……という経験は誰でも一度はあるでしょう。 そこで、「この機材じゃなかったのか…」とまた次の機材を買って……と機材沼にはまっていくともう地獄です。 出費だけがかさんで答
先日椎名林檎率いる東京事変が、コロナウイルス感染拡大における政府のイベント自粛要請下において、ライブを決行しました。 そのことについて僕はこちらで批判しました。 k-yahata.hatenablog.com 記事には253ブックマークが付き(3月9日現在)、様々な意見が飛び交っていたようです。 その結果、2020年3月第一週の「今週のはてなブログランキング」第14位になっていました。 blog.hatenablog.com さて、そんな中「たぶんこういう意見出るだろうなー」と思っていたのが、『アーティストは反抗してなんぼ』みたいなやつ。 いくつか出ていたようです。 実はこれについても記事の中で織り込み済みなので説明する必要はないんですが、せかっくなので書いておきます。 結論から言うと、アーティストが反抗できるのも社会のおかげです。 政府が機能していて、治安がそれなりに守られていて、インフ
新型コロナウイルスの拡散が拡大する中、2月26日、政府は2週間程度イベントの中止、延期を要請しました。 その直後(当日)から相次いでイベントがキャンセル、あるいは無観客開催するなどの対応がなされてきました。 そんな中、2月29日に椎名林檎率いる東京事変が東京にて復活ライブを決行しました。 www.j-cast.com また、演出家の野田秀樹氏は公演開催を望む意見書を公開しました(リンク文末参照)。 これ(東京事変ライブ強行)について自分なりに色々考えてみましたが、やはり中止すべきだったという結論に至りました。 なぜそう考えたのかをここに記しておきます。 ちなみに、ちょっと込み入ってるので先にまとめておきます。 本記事まとめ アーティスト活動は社会が健全だから行える。 今その社会が新型コロナウイルスにより機能低下している。 健全な社会の恩恵を被ってきたアーティストが、社会機能をさらに低下させ
最近、堀江貴文氏のYOUTUBEチャンネルをよく見ています。 起業を目指す若い子の質問に堀江氏が辛辣なコメントをする一種のエンタメとして非常に面白いのですが、質問のほとんどが「失敗したくない」という文脈で書かれてあって考えさせられます。 というか、なんでそこまで失敗したくないのか僕にはわかりません。 そもそも失敗というのは単なるデータに過ぎません。 そして、そのデータを取るために行動しているので、ある意味失敗するために行動していると言ってもいいでしょう。 例えば僕は2015年からピッキング研究をはじめましたが、ある程度方針が見えてくると、わざと間違っているであろうピッキングを一生懸命練習していました。 なぜそんなことをするのかというと、このピッキングを練習したときにどうなるのかというデータが欲しいからです。 結局そのピッキングをしていたら腱鞘炎一歩手前まで腕が疲労したので、そこで「はい、こ
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