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{{Infobox animanga/Header
|タイトル= シグナル100
|ジャンル= [[サスペンス]]・[[ホラー]]、サイコスリラー
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{{Infobox animanga/Manga
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| ウィキポータル = [[Portal:漫画|漫画]]
}}
﹃'''シグナル100'''﹄︵シグナルひゃく︶は、[[宮月新]]原作、近藤しぐれ作画による[[日本]]の[[漫画]]<ref name= "50U5rUUQ0">{{Cite news |url= https://natalie.mu/comic/news/153447 |title= アニマルに﹁3月のライオン﹂クリアファイル、次号よりベルセルク隔号掲載 |newspaper= コミックナタリー |publisher= ナターシャ |date= 2015-07-10 |accessdate= 2019-09-06}}</ref> 学級崩壊したクラスの生徒たちが担任教師によって特定の行為をすると自殺するよう、'''後催眠暗示'''{{Refnest|group="注"|[[催眠術]]で、ある合図で特定の行動をとるように暗示すること<ref>{{Cite news|url= https://ddnavi.com/news/289368/a/ |title= ﹁この行動を取るとあなたは自殺する﹂。100の自殺暗示催眠から始まる﹃シグナル100﹄の学園デスゲーム |newspaper= ダ・ヴィンチニュース |publisher= KADOKAWA |date= 2016-03-01 |accessdate= 2019-10-01}}</ref>。}}をかけられたことで、生き残りをかけて極限状態に陥っていく[[サスペンス]]作品。また、宮月の代表作にあたる作品である。 『[[ヤングアニマル]]』([[白泉社]])にて、2015年No.15から2016年No.20まで連載された<ref name= "50U5rUUQ0" /><ref>{{Cite web|和書|url= https://miyatsuki.exblog.jp/26398669/ |title= シグナル100 最終回!!&単行本告知!! |publisher= 宮月新(みやつき あらた)のブログ |date= 2016-10-15 |accessdate= 2019-09-06}}</ref>。単行本は全4巻(白泉社[[ヤングアニマルコミックス]]<ref group="注" name="YAC">第2巻までは[[ジェッツコミックス]]で初版が発行されたが、以後発行の初版や重版はヤングアニマルコミックスに改称された。</ref>)。連載終了後、[[#スピンオフ『シグナル100 零』|スピンオフ『シグナル100 零』]]が制作された。
== あらすじ ==
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; 樫村怜奈(かしむら れな)
: 演 - [[橋本環奈]]
: 主人公。眼鏡をかけた少女で、クラスメイトや下部ら教師を冷めた目線で見ている。井沢曰く、2年C組三大美人の一人。クラス内 : 実写映画版では明るい性格とな ; 榊蒼汰(さかき そうた)
: 演 - [[小関裕太]]
: もう一人の主人公。正真正銘の優等生で、勉強、運動、腕っ節全てにおいて学年で1位。樫村が岩崎に襲われていたところを発見し、岩崎を半殺しにしたことで停学処分となった。そのため、下部の後催眠を逃れている : 学校から呼び出されており登校したところ、樫村に助けを求められたため、和田に代わるもう一人のリーダーとしてクラスを引っ張る。
: 実写映画版ではサッカー部に所属。
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; 和田隼(わだ はやと)
: 演 - [[瀬戸利樹]]
: クラス一の問題児に当たる不良生徒。クラスの中心人物として、下部を執拗にイジメていた。榊が停学になった途端、﹁和田グループ﹂を作り上げて新たなクラスのリーダーとして君臨。外見に反して学級崩壊を引き起こした。 : 榊に次ぐ学力と運動神経を誇る秀才でもあり、催眠を掛けられた直後も危機を打破するために行動を起こす等、かなり度胸やカリスマ性がある。その一方で、一部の暗示しか教えない等、実際は自分の利益しか考えていない。樫村曰く、榊とは光と影のような存在。 : 実写映画版ではクラスメイト達から距離を置く生徒に変更されている
; 羽柴健太(はしば けんた)
: 演 - [[中田圭祐]]
: 正義感の強い体育会系男子。一時的に和田や榊に代わりクラスを引っ張る、クラス内を混乱させる園田を落ち着かせる等の活躍を見せる。品行も良かったが、大方のクラスメイト同様、下部をいじめて楽しんでいた。最終盤まで生き残るが、守ると決めた園田を榊に殺されたことで憤慨し彼を刺殺。その結果、禁止行動﹁他人に暴力を振るう﹂で自殺暗示が発動し、飛び降り自殺をした。クラスで35番目の犠牲者。 : 実写映画版では野球部に所属し、園田樹里とは恋人関係。終盤まで生き残る ; 村瀬駿(むらせ しゅん)
: カチューシャと猫目が特徴的。 : 原作での活躍が多い生徒だったが、実写映画版
; 朝比奈優子(あさひな ゆうこ)
: 演 - [[さいとうなり]]
: : 園田のポケット内にボーナスタイム﹁自殺合図051~070をすべて判明させる﹂に関するメモを残し、クラスメイト達を研修棟に誘導。自由に動くことができる榊をスタンガンで気絶させた後は、ボーナスゲームの支配者となり、園田を中心にクラスメイト達を追い詰める。榊が復活した後は拘束され、﹁実験台﹂を園田に固定することを条件に、自殺合図051~070を全て教えることを飲む。しかし最終的には裏切りゲームは失敗、園田の精神を崩壊させた。その後は樫村の説得を受けて改心し、襲ってくる篠田や西川といった教師たちと対決し撃退する。最期は校長が樫村らを襲った際に身を挺して皆を守り、斧により惨殺されるがメスを心臓に突き刺し相討ちとなった。クラスで14番目の犠牲者。 ; 小宮山澪織(こみやま みおり)
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: コマとして動かされた朝比奈とは異なり、本当の﹁裏切者﹂。林間学校において箕輪や園田らが作り出したクラスの空気を気にして、朝比奈に暴力を振るったことで小指を骨折。その後も空気を気にして治療が遅れ、指はピアノを弾ける状態ではなくなった。そのことにより大切な夢を失い自分の愚かさを知ったことで、皆にも自分の愚かさに気づいててほしいと考え、本当の﹁裏切者﹂として下部に協力した。 : 最終的にピアノを弾き全員を眠らせ、ゲーム﹁午前5時生き残った人の合図が全員のものになる﹂を実行。その準備の際、いち早く気絶から覚めた榊によりゲームを中止するよう説得されるがそれを拒否し、樫村を守ると決心した榊に殺害される。クラスで26番目の犠牲者。 : 実写映画版ではギャル系女子グループのリーダーとなっており、箕輪に従わされている一面 ; 園田樹里(そのだ じゅり)
: 演 - [[山田愛奈]]
: ギャル系女子。朝比奈を : タイプの異なる箕輪と口論を起こす等、村瀬と共にクラス内を何かと混乱させる。第二のボーナスタイムで朝比奈の指示で﹁実験台﹂にされ、失敗後は幼児退行を起こす。最終的に樫村を殺そうとして、それを阻止した榊に刺殺された。クラスで33番目の犠牲者。 : 実写映画版では図書委員となり、真面目な女子生徒となっている。羽柴健太とは恋愛関係。和田と共にクラスを支配しようと企むが、うまいように利用された挙句、彼氏の羽柴も殺され逆上。和田を何度も殺そうとしたが、禁止行動﹁他人に暴力を振るう﹂で自殺暗示が発動し、和田に傷一つつけることができないまま死亡する。 ; 箕輪紀子(みのわ のりこ)
: 演 - [[恒松祐里]]
: お嬢様系でクラス委員。小宮山とは親友関係で一緒に行動している事が多い。樹里曰く﹁ドブス偽善者﹂。榊の事が好きだったために、樫村に嫉妬し体育教師の岩崎に彼女を襲わせた張本人。また、朝比奈の事も友達ぶりながらいびって楽しんでいた。 : 最終盤まで生き残るが、村瀬に追い詰められた樫村を救おうとした際、禁止行動「後ろを振り向く」にて自殺暗示が発動し死亡した。クラスで31番目の犠牲者。
: 実写映画版ではサッカー部マネジャーとして登場。身体が弱く、自分の身を案じてくれた榊に好意を寄せている。その反面、樫村を敵視している。 ==== その他男子生徒 ====
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; 久保田純哉(くぼた じゅんや)
: 演 - [[中島健]]
: : 実写映画版では不良グループの一員として登場。正義感が強く、下部に殴りかかったことで禁止行動﹁他人に暴力を振るう﹂で自殺暗示が発動。壁に自らの頭を打ち付け死亡した。 ; 児玉力(こだま りき)
: 演 - [[小出水賢一郎]]
: ﹁和田グループ﹂の一員。小柄で小心だが弱い者には強く下部をいじめ抜いていた。逆上した篠田に追い詰められた際、和田にはめられ禁止行動﹁ドアを3回以上ノックする﹂で自殺暗示が発動。階段から刃物を持った篠田に飛びつき死亡。クラスで23番目の犠牲者。 : 実写映画版でも原作同様不良グループの一員として登場。終盤まで生き残るが和田の策略にハマり、禁止行動﹁酒を浴びる﹂にて自殺暗示が発動。自らヘリウムガスを吸い、身体を破裂させ死亡。 166 ⟶ 165行目:
; 藤田陽太郎(ふじた ようたろう)
: 演 - [[東啓介]]
: アフロヘアが特徴。大人しい性格。日野とは幼稚園からの親友関係。村瀬からは﹁トーテムポール﹂と呼ばれている。榊が日野を殺したと勘違いし、榊の首を絞めて殺そうとしたが躊躇い、小宮山に刺殺された。クラスで25番目の犠牲者。 : 実写映画版ではバスケ部の生徒となり、アフロヘアではない。日野と共に禁止行動﹁ペットボトルの中身を飲む﹂で自殺暗示が発動。部室内にて首つり自殺をする。 197 ⟶ 196行目:
; 君津早苗 (きみつ さなえ)
: 演 - [[鈴木つく詩]]
: スポーツ万能な体育会系女子。井沢曰く2年C組三大美人の一人。和田に好意を寄せており、彼が孤立した後も常に : 実写映画版ではバレー部に所属し、原作同様和田に好意を寄せている。その行為を利用され、禁止行動﹁性器に手を触れる﹂で自殺暗示が発動。保健室のハサミで自ら首を切り死亡。 271 ⟶ 270行目:
=== 私立聖新高等学校教員 ===
; 下部(しもべ)
: 演 - [[中村獅童 (2代目)|中村獅童]]
: 学級崩壊した2年C組の担任。和田ら不良たちには土下座を強要されるなどイジメられており、生徒たちからは「下僕」と呼ばれている。
: 言うことを聞かない生徒たちに復讐する機会を伺っており、日常的な行動の一部を禁止行動とし、それらを実行した者は暗示が発動して自殺するという「後催眠」を榊以外の2年C組全生徒に掛ける。催眠を解くための「解催眠」の合図は「クラスメイト全員の死を見届けること」。
: 以前はアメリカの有名な心理学研究室にいた実績を持っており、校長からはその実績を買われて雇用された経緯がある。
: 実写映画版ではいじめられた経緯が無く、完全にサイコパス
; 校長(こうちょう)
: 下部の上司にあたる人物。2年C組が学級崩壊した責任を下部に押し付け、彼の精神を追い詰めていた。
: 家族全員が後催眠をかけられ、妻が自殺暗示で死亡した為、篠田や八代と共に家族を守るためにC組の生徒たちを襲撃する。C組を助けようとした八代を斧で殺害し、朝比奈に致命傷を負わせたが、彼女にメスで心臓を刺されて死亡。 309 ⟶ 307行目:
== 書誌情報 ==
* 宮月新(原作)、近藤しぐれ(作画) 『シグナル100』 白泉社〈[[ジェッツコミックス]]→ヤングアニマルコミックス〉、全4巻
*# 2016年2月29日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.hakusensha.co.jp/comicslist/42840/|title=シグナル100 1|publisher=白泉社|accessdate=2019-09-07}}</ref>、{{ISBN2|978-4-592-14126-6}}
*# 2016年5月27日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.hakusensha.co.jp/comicslist/42842/|title=シグナル100 2|publisher=白泉社|accessdate=2019-09-07}}</ref>、{{ISBN2|978-4-592-14127-3}}
*# 2016年10月28日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.hakusensha.co.jp/comicslist/48490/|title=シグナル100 3|publisher=白泉社|accessdate=2019-09-07}}</ref>、{{ISBN2|978-4-592-14128-0}}
*# 2016年11月29日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.hakusensha.co.jp/comicslist/48590/|title=シグナル100 4|publisher=白泉社|accessdate=2019-09-07}}</ref>、{{ISBN2|978-4-592-14129-7}}
== スピンオフ『シグナル100 零』 ==
本作の前日譚(スピンオフ)として、宮月原作、Ryuki作画による『'''シグナル100 零'''』(シグナルひゃく ゼロ)が、白泉社の漫画アプリ『[[マンガPark]]』にて2019年に配信された<ref>{{Cite news |url= https://natalie.mu/comic/news/344664 |title= 「シグナル100」実写化記念したスピンオフが9月から連載、惨劇の前日譚を描く |newspaper= コミックナタリー |publisher= ナターシャ |date= 2019-08-23 |accessdate= 2019-09-07}}</ref>。
=== あらすじ(スピンオフ) ===
{{要あらすじ}}
=== 登場人物(スピンオフ) ===
{{Empty section}}
=== 書誌情報(スピンオフ) ===
* 宮月新(原作)、Ryuki(作画) 『シグナル100 零』 白泉社〈ヤングアニマルコミックス〉、全1巻
** 2020年1月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.hakusensha.co.jp/comicslist/56388/|title=シグナル100 零|publisher=白泉社|accessdate=2020-05-11}}</ref>、{{ISBN2|978-4-592-16050-2}}
== 実写映画 ==
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* 小山内夏生:戸苅ニコル沙羅
* 江崎大和:[[吉田仁人]]
* 水谷雫:[[山本彩加]]([[NMB48]])<ref>{{Cite web|和書|url=https://seventeen-web.jp/blogs/226128/|website=Seventeenweb|publisher=集英社|date=2019-10-28|title=シグナル100|accessdate=2024-05-09}}</ref>
* 津島愛:大森つばさ
* 安西桃子:河井つくし
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== 外部リンク ==
*
* {{Twitter|Signal100_Movie|映画『シグナル100』}}
* {{Instagram|signal100_movie|映画『シグナル100』}}
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[[Category:漫画作品 し|くなるひやく]]
[[Category:ヤングアニマルの漫画作品]]
[[Category:2015年の漫画]]▼
[[Category:サスペンス漫画]]
[[Category:ホラー漫画]]
[[Category:サイコスリラー漫画]]
[[Category:猟奇漫画]]
▲[[Category:2015年の漫画]]
[[Category:デスゲームを題材とした漫画作品]]
[[Category:自殺を扱った作品]]
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[[Category:日本のホラー映画]]
[[Category:日本のサイコスリラー映画]]
[[Category:
[[Category:デスゲームを題材とした映画作品]]
[[Category:高等学校を舞台とした映画作品]]
[[Category:茨城県で製作された映画作品]]<!-- 常陸大宮市 -->
[[Category:東映製作の映画作品]]
[[Category:電通製作の映画]]
[[Category:R指定の映画]]
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