「テレビ山口」の版間の差分
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フジテレビからのニュースの提供・送出要請︵[[フジニュースネットワーク|FNN]]への加盟︶は開局直後から続いていたものだが、[[JNN排他協定|他系列に対して排他的な関係にあったJNNのニュース協定]]の縛りがあったため、これを拒み続けつつも、TBSの理解の元でクロスネットを続けてきたものだった{{Sfn|小田桐|1989|page=115}}<ref group="注">当時JNNに[[JNNニュース#スポットニュース|昼間のスポットニュース]]が設定されなかったことから、1982年3月まで排他協定の例外措置として、[[産業経済新聞社]]配給[[産経新聞ニュース#産経新聞ニュース (5社ニュース)|番組]]に準じた扱いで﹁[[FNN奥さまニュース|サンケイ奥さまニュースFNN]]﹂を﹁奥さまニュース﹂というタイトルに差し替えて放送していたことがある。</ref>。しかし、同年10月からTBSがプライムタイムに大型報道番組を放送するという事前情報があり{{Efn2|1987年10月より平日10時台に﹃[[JNNニュース22プライムタイム]]﹄として放送。}}、月曜・火曜のプライムタイム時間帯に[[関西テレビ放送|関西テレビ]]制作番組の放送枠を持っていたテレビ山口に対して一つの決断︵JNNからの離脱とFNN加盟︶を迫るものとなった{{Sfn|小田桐|1989|page=115-116}}。 テレビ山口は役員会やTBSとの協議なども踏まえ、最終的にフジテレビの申し入れを断ることを決断。これを受けてフジテレビは﹁テレビ山口の[[フジネットワーク]]社長会などへの会議出席禁止﹂﹁フジテレビはテレビ山口に対し10月以降も番組供給を行うが、電波料についてはフジテレビとの一括セールスから個別交渉に変更する{{Efn2|これは1986年9月の[[岡山放送]]に対する措置に続く2例目である{{Sfn|小田桐|1989|page=117}}。}}﹂との通告を行い、テレビ山口はフジテレビ系列脱退となった︵TBS系列[[フルネット局]]へ移行︶{{Sfn|小田桐|1989|page=116}}。この系列脱退に関してはテレビ山口・フジテレビとも表向きは﹁円満脱退﹂であることを強調しているが、キー局発の番組︵特に特別番組︶について放送の選択権を残 テレビ山口はフジテレビ系列脱退後も番組販売や個別交渉によるスポンサードネット扱いで﹃[[おはよう!ナイスデイ]]﹄・﹃[[タイム3]]﹄など可能な枠での[[同時ネット]]を続けたほか、ゴールデンタイムの土曜日19時台をフジテレビ系列の時差ネット枠として確保した︵このため﹃[[まんが日本昔ばなし]]﹄は時差ネットで放送、﹃[[クイズダービー]]﹄及びその後継番組はTBS系列で唯一放送されなかった︶。また、フジテレビが[[ジャパンコンソーシアム]]の中継担当となり、系列外ネットが行われた時︵[[2002 FIFAワールドカップ#グループ H|2002 FIFAワールドカップ・日本対ロシア戦]]、[[2012年]]︵[[平成]]24年︶の[[2012年ロンドンオリンピックの陸上競技・女子マラソン|ロンドンオリンピック・女子マラソン]]、[[2018 FIFAワールドカップ]]・[[2018 FIFAワールドカップ・グループH#日本vsポーランド|日本対ポーランド戦]]など︶はテレビ山口で放送した。 |