十字の描き方

手を使って自分の体前に十字を描く動作とその意義

使[1][2][3]

西西

[4][3][5]

正教会

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西

十字の画き方

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十字を画く時

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退

21

十字を画く意味

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祝福時

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12

"Ιησούς Χριστός"[1]ΙΣΧΣΙΣΧ





2007 調姿

カトリック教会

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パオロ・ヴェロネーゼによる16世紀の絵画

カトリック教会においては「十字を切る」「十字を描く」の、いずれの表現も用いられる。

十字の切り方

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司教・司祭による祝福時

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聖公会

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聖公会での十字の切り方はカトリック教会と同様である。ただし、カトリックの祈祷文のように、式文中に十字を切るという規定はないため、各信者が慣習的におこなっているに過ぎない。ハイチャーチでは多く切られる傾向があり、ローチャーチではそれほど多く切られない傾向がある。

また、聖公会内でもカトリックに近いハイチャーチでは広く用いられる傾向があり、よりプロテスタント色の濃いローチャーチでは十字を切る習慣がない教会もある。同一の教会内でも頻繁に十字を切る信者とそうでない信者がおり、あくまでも個人の考えに基づく動作になっている。

十字を切る時

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聖公会において、上記の通り十字を切ることは慣習的な動作ではあるが、用いられるのは概ね次のときであり、その宗教的な意味合いを司祭に聞くと説明がある

  • 聖餐式聖書朗読
    • 大栄光の歌(グローリア)の最後
    • 聖書朗読者が朗読を始める前、または読み終わった後
    • 福音書朗読の前、朗読者が「聖--による福音書第--章--節以下に記された主イエス・キリストの福音。主に栄光」と言った後、会衆が「主に栄光がありますように」と答える。このとき、額、口、胸でそれぞれ1回ずつ小さく十字を切る。これは、福音書の内容を思い・言葉・行いで実践するという意味がある。
    • 会衆の懺悔の後、司式者の祝福を受けるとき
    • 感謝聖別の「聖なるかな」中、サンクトゥスに続くベネディクトゥスの冒頭
    • 聖体聖別のとき、司式者がパンとぶどう酒をそれぞれ聖別する際
    • 聖体拝領のとき、拝領の前後(前のみは多数)
    • 聖餐式の最後、祝福の言葉を受けるとき
  • 日常の動作
    • 祈りの前後
    • 聖堂に入るとき、及び出るとき
    • そのほか、何か不吉なものを感じたときなど

プロテスタント

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脚注

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注釈

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  1. ^ 現代ギリシャでも用いられる語であるため、現代ギリシャ語から転写した。古典再建音では「イエースース・クリストース」となる。また、「ハリストス」は転写によっては「フリストス」となるが、正教会用語として日本正教会での標準的表記である「ハリストス」を本項では採用した。

出典

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関連項目

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外部リンク

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