概要
もともとは、藤原が講演で述べた内容を基礎にした本である。そのため、文体は口語調で、﹁妻を筆頭に殴りたい女性はたくさんいます﹂、﹁︵什の掟は︶最後の七つ目以外は納得できます﹂といったユーモアが効いたものになっている。西洋、特にアメリカの﹁論理万能主義﹂を批判し﹁だめなものはだめ﹂と主張。グローバリズムなどを真っ向から否定し、自国の伝統や美意識などを重んじることを説いた。
世界で唯一の﹁情緒と形の文明﹂を持つ日本の“国家の品格”を取り戻すことを書いた。本文中には前著のタイトルでもある﹁祖国とは国語﹂と言う言葉が複数箇所で用いられている。
発行部数・エピソード
書籍
脚注
関連項目