削除された内容 追加された内容
→‎概要: セクション切れ防止のAnchors追加
タグ: 2017年版ソースエディター
 
(16人の利用者による、間の30版が非表示)
21行目:
| [[東京都]][[墨田区]]
| 第1もしくは<br>第2日曜日
| 10816人(2016(2016)
|-
| {{0}}3月
29行目:
| [[大阪府]][[大阪市]][[浪速区]]
| 第2もしくは<br>第3日曜日
| 7414人(2018(2018)
|-
| {{0}}5月
44行目:
| [[愛知県]][[名古屋市]][[中区 (名古屋市)|中区]]
| 第1もしくは<br>第2日曜日
| 7448人(2022(2022)
|-
| {{0}}9月
60行目:
| [[福岡県]][[福岡市]][[博多区]]
| 第1もしくは<br>第2日曜日
| 6976人(2022(2022)
|}
 
東京の両国国技館で開催される一月場所(初場所)・五月場所(夏場所)・九月場所(秋場所)は総称して東京場所と呼ばれ、それ以外の場所で開催される三月場所(春場所・大阪場所)・七月場所(名古屋場所)・十一月場所(九州場所)は総称して地方場所と呼ばれる。
三月場所(大阪)<ref>{{Cite web|url=http://www.sumo.or.jp/Kansen/osaka/|title=大阪場所 観戦案内|publisher=日本相撲協会|accessdate=2018-07-25}}</ref>と七月場所(名古屋)<ref>{{Cite web|url=http://www.sumo.or.jp/Kansen/nagoya/|title=名古屋場所 観戦案内|publisher=日本相撲協会|accessdate=2018-07-25}}</ref>の会場では[[命名権|施設命名権]]が売却されており、主催者である日本相撲協会では上記のように施設命名権に基づく名称と正式名称を併記して使用している。施設名の扱いに関してはメディアごとに対応が分かれている。[[大相撲中継|本場所のテレビ・ラジオ中継]]を行う[[日本放送協会|NHK(日本放送協会)]] は本場所の会場名について正式名称のみを使用している。一方、新聞報道などでは報道機関により施設命名権による名称を使用する場合<ref>例として、{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK00296_S8A720C1000000/|title=優勝の御嶽海が2敗目 名古屋場所千秋楽|newspaper=日本経済新聞|date=2018-07-22|accessdate=2018-07-25}}、{{Cite news|url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072200270&g=spo|title=優勝の御嶽海が2敗目 名古屋場所千秋楽|newspaper=時事通信|date=2018-07-22|accessdate=2018-07-25}}</ref>、正式名称を使用する場合<ref>例として、{{Cite news|url=https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20180722-OYT1T50067.html|title=初優勝の御嶽海、豊山に敗れ2敗…豪栄道10勝|newspaper=読売新聞|date=2018-07-22|accessdate=2018-07-25}}。なお、読売新聞は紙面ではウェブサイトと異なり両名称を併記する場合がある。</ref>、両名称を併記する場合<ref>例として、{{Cite news|url=https://www.sankei.com/sports/news/180722/spo1807220020-n1.html|title=【大相撲名古屋場所】優勝の御嶽海は13勝2敗 来場所、大関へ挑戦|newspaper=産経新聞|date=2018-07-22|accessdate=2018-07-25}}</ref>に分かれている。
 
<ref>{{Cite web||url=httphttps://www.sumo.or.jp/KansenWatching/osakaisolate/|title= |publisher=|accessdate=2018-07-25}}</ref><ref>{{Cite web||url=httphttps://www.sumo.or.jp/KansenWatching/nagoyaisolate/|title= |publisher=|accessdate=2018-07-25}}</ref>[[|]]使[[|]][[|NHK]] 使<ref>NHK[[B (NHK)|B]]</ref>使<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK00296_S8A720C1000000/|title=2 |newspaper=|date=2018-07-22|accessdate=2018-07-25}}{{Cite news|url=https://web.archive.org/web/20180725214339/https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072200270&g=spo|title=2 |newspaper=|date=2018-07-22|accessdate=2018-07-25}}</ref>使<ref>{{Cite news|url=https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20180722-OYT1T50067.html|title=210|newspaper=|date=2018-07-22|accessdate=2018-07-25}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/sports/news/180722/spo1807220020-n1.html|title=132 |newspaper=|date=2018-07-22|accessdate=2018-07-25}}</ref>[[]]
 
七月場所については[[愛知県体育館]]の老朽化に伴い、2025年からは[[愛知国際アリーナ]]に会場を移転する予定<ref>{{Cite web|和書|title=◎25年本場所日程を発表=大相撲 |url=https://sp.m.jiji.com/article/show/2955469 |website=時事通信ニュース |access-date=2023-08-30 |language=ja}}</ref>。
 
<gallery widths="200" style="font-size:90%;">
76 ⟶ 80行目:
[[]][[]]2[[]]西
 
11909421101909426101113[[#]]151815[[]]115[[]]1[[1989]][[]]23591153761
 
[[1970]]13[[]][[12]]<ref>{{citeCite web||url=httphttps://www.sumo.or.jp/Kansen/year_schedule |title= |publisher= |accessdate=2017-03-03}}</ref>
 
{{See|本場所の一覧}}
89 ⟶ 93行目:
[[]][[]][[]]5[[]][[]][[]]40[[|]]14:203
 
15:50[[]][[]][[]][[]]159[[]]1[[|]]2131213141413141314202311調17:00
 
幕内取組終了後に[[弓取式]]が行われ打出となり、1日の興行はすべて終了となる。時刻はこの時点で[[大相撲中継]]終了の18:00になるように調節されている。千秋楽は弓取式後に[[幕内最高優勝]]の表彰式(11月場所は[[年間最多勝]]表彰も、場所によっては先立って優勝決定戦)が行われるため、全日程が30分ほど繰り上がる。
 
== 電光掲示板について ==
大相撲の本場所における電光掲示板は、上下2段に四股名が入る欄があり、その上下に赤いランプがある。奇数日には上段に東方力士、下段に西方力士が、偶数日には逆に上段に西方力士、下段に東方力士が書かれる。電光掲示板には十両と幕内(中入後)(以前は幕下上位五番も)の取組が書かれ、最も左側には十両以上の休場力士の四股名が表示される。また近年では右側に決まり手も表示されるようになった。
 
本場所の進行に伴う電光掲示板の表示の変化としては、十両最初の一番から赤いランプの点灯が始まり、これから取組を行う両力士の赤いランプが同時に点灯する。勝負が決まると、行司が勝ち名乗りの声を上げると共に、この取組の勝者の赤いランプが点灯したまま残り、敗者の赤いランプが消灯し、次の取組を行う両力士の赤いランプが同時に点灯する。十両最後の一番の終了時は敗者の赤いランプが消灯するだけとなり、ここから幕内土俵入り・横綱土俵入り・中入りを挟んで、幕内最初の取組を行う両力士が土俵に上がるときにその両力士の赤いランプが同時に点灯する。そして結びの一番の終了時も、敗者の赤いランプが消灯するだけとなる。
 
電光掲示板の四股名等の文字を書くのは[[行司]]の仕事であり、手書きで書かれる。また電光掲示板を操作するのは[[世話人]]の仕事である。
[[]]1[[]]18:00調[[]]30
 
== かつて使われていた会場 ==
103 ⟶ 114行目:
 
== 場所ごとの逸話など ==
=== 1月場所(初場所) ===
* 1[[1953]]41[[]][[ ()|]][[|]]
* この場所で[[大関]]や[[横綱]]への昇進を果たした力士は多く、「祝儀場所」の異名もある。
129 ⟶ 140行目:
: 1414344[[|]][[|]]8515114
* [[1981年]]千秋楽 横綱[[北の湖敏満|北の湖]] - 関脇[[千代の富士貢|千代の富士]](優勝決定戦)
: 141[[]]
* [[2015年]]13日目 横綱[[白鵬翔|白鵬]] - 大関[[稀勢の里寛|稀勢の里]]
: [[|]]333315
 
=== 3月場所(春場所) ===
* 呼称については1月場所も参照。
** 地元大阪を中心にほかの地方場所と同じく「大阪場所」の名称を使用することもあり、中継を行うメディアにおいては[[AbemaTV]]が「大阪場所」を主に名称に使っている。
156 ⟶ 167行目:
: 45連勝中だった大鵬を新鋭戸田が破り大金星を挙げるが、実際は戸田の右足が先に土俵を割っていた。この一番は「世紀の大誤審」と呼ばれ、のちに勝負判定にビデオを導入するきっかけとなった。
* [[1975年]]千秋楽 横綱北の湖 - 大関貴ノ花(優勝決定戦)
: 4
* [[1978年]]7日目 大関[[旭國斗雄|旭國]] - 前頭4枚目[[魁傑将晃|魁傑]]
: 10111820[[ (2)|]]
* 2017年千秋楽 横綱稀勢の里 - 大関照ノ富士
: 稀勢の里が新横綱として迎えたこの場所。13日目に日馬富士戦に敗れて初黒星を喫した際に肩を負傷し、傷めながらも本割と優勝決定戦で照ノ富士に連勝し、逆転で連覇を果たした。
 
=== 5月場所(夏場所) ===
* [[1946年]]の夏場所は[[太平洋戦争|戦争]]によって被災した国技館の修理が工事の遅延によって完了しなかったため、戦後初の開催中止となった(番付は発表されなかった)。
* [[2001]][[|]][[]][[]]22[[|]]!!!![[]][[2003]]退[[2018]]退
* 2011[[]]NHK[[]][[TV]][[]]
* [[2012]][[|]]16[[]]7[[|]]4[[|]][[]][[ ()|]]
* [[]][[2019]][[|]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[|]]<ref>{{Cite web||url=https://web.archive.org/web/20190526142645/https://www.jiji.com/jc/article?k=2019052600260&g=pol|title=|accessdate=201962|publisher=2019526}}</ref><ref>{{Cite web||url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/05/27/kiji/20190526s00005000538000c.html|title= |accessdate=201962|publisher=2019527}}</ref>
* 20202<ref name="release20200504">{{Cite press release||url=httphttps://www.sumo.or.jp/IrohaKyokaiInformation/detail?id=364|title=|publisher=|date=2020-05-04|accessdate=2020-05-04}}</ref>1946212011233<ref name="sankei20200504">{{Cite news|url=https://www.sankei.com/article/20200504-YJFPIWN6DFJ3DHM7FGDRIC5OMU/|title=7 |newspaper=|date=2020-05-04|accessdate=2020-05-04}}</ref>
 
; 名勝負
173 ⟶ 186行目:
* [[1938年]]千秋楽 横綱双葉山 - 横綱玉錦
: ここまで65連勝中の双葉山に対し玉錦が執念を見せ水入りの熱戦となるが、最後は双葉山が寄り倒した。玉錦はこの年の12月に急逝し、これが現役最後の一番となった。
* [[19411940年]]千秋楽11日目 横綱双葉山 - [[五ツ嶋名良男|五ツ嶋]] - 関脇[[照國萬藏|照國]]
: この日とったりで敗れ4敗目を喫した双葉山は取組後に「信念の歯車が狂った」と発言し引退を示唆、その後引退は撤回したものの翌日より休場した。一方前場所に続き双葉山を破った五ツ嶋はこの場所、優勝した安藝ノ海に次ぐ13勝を挙げ、場所後に安藝ノ海と共に大関に昇進したのだが…
* [[1941年]]千秋楽 大関五ツ嶋 - 関脇[[照國萬藏|照國]]
: 921057752
* [[1942年]]14日目 横綱双葉山 - 大関照國
185 ⟶ 200行目:
* [[1975年]]8日目 小結[[麒麟児和春|麒麟児]] - 前頭筆頭[[富士櫻栄守|富士櫻]]
: 天覧相撲に組まれたこの一番で、両者は27秒に渡り計54発の突っ張り合いを展開した。
* [[1986年]]8日目 大関[[北尾光司|北尾]] - 関脇[[小錦八十吉 (6代)|小錦]]
: 取り直しの一番で当時約150キロの北尾が全体重を預けて小錦を鯖折りで下す。小錦は自らの230キロの体重も加わって右膝を痛め、その後の力士人生に大きく影を落とす重傷となった。
* [[1988年]]初日 前頭7枚目[[霧島一博|霧島]] - 前頭8枚目[[水戸泉政人|水戸泉]]
: いずれもうっちゃりで3度も取り直しとなり、最後は水戸泉がまたもうっちゃりを狙う霧島を寄り倒し、4回目で決着が付いた。
* [[1991年]]初日 前頭筆頭貴花田 - 横綱千代の富士
: [[1980]][[ ()|]]2退
* 2001年千秋楽 横綱貴乃花 - 横綱武蔵丸(優勝決定戦)
: 上述のとおり、強行出場して22回目の優勝をもぎ取った一番。本割では武蔵丸にあっけなく敗れたものの、決定戦では最後の力を振り絞って右四つからの上手投げで武蔵丸を投げ飛ばした。
 
=== 7月場所(名古屋場所) ===
[[画像:Oozumo_nagoya01.jpg|thumb|200px|right|平成21年大相撲名古屋場所開催中の模様。画面右上に中日新聞社社旗が見える。午前中の撮影につき観客はまばらである。(撮影日2009.07.14) 14)]]
* 本場所となったのは[[1958年]]で、6場所の中では一番後である。
* [[]][[]]1974
198 ⟶ 217行目:
** 場所中、毎日必ず1本は中日新聞社が懸賞を出す。懸賞を出した取組は当日の[[中日新聞]](北陸中日新聞・日刊県民福井・東京新聞を含む)のスポーツ欄及び[[中日スポーツ]]([[東京中日スポーツ]]を含む)の大相撲欄で「本日の好取組」として展開予想が掲載される。
** [[1987]][[]]
** 関係会社の[[中部日本放送]]→CBCテレビで直前に「'''大相撲名古屋場所前夜祭'''」を開催してい。但し、九州場所前夜祭(後述)と違い、自局の施設であるCBCホールで行ってい
** 関係会社でもある[[中日ドラゴンズ]]は球団創設80周年にあたる[[2016年]]にプロ野球チームとしては初となる懸賞を提供した。「80」に因み中入り後の8番目の取組に懸賞が掛けられている。
* 調調<ref name="amai">20178 p41</ref>
208 ⟶ 227行目:
* 2010年は[[大相撲野球賭博問題]]の為[[日本放送協会|NHK]]の生中継が中止となり(ダイジェスト版のみ放送)、協会が外部からの表彰を辞退した為表彰式は優勝旗と賞状のみとなった。
* 2020{{R|release20200504}}{{R|sankei20200504}}2[[719]][[82]]196572500<ref>[https://www.chunichi.co.jp/article/91216 7 ] - 2020719500501</ref>使
* [[2021年]]は[[2020年東京オリンピック|五輪]]開催に伴い第1日曜日([[7月4日]])が初日となった。
* [[2022]]342161<ref>[https://web.archive.org/web/20220801015514/https://nordot.app/926615722008739840  ] - 2022818221026</ref>
* 2025年からは会場を[[愛知国際アリーナ|IGアリーナ]]に移す予定。
 
; 名勝負
229 ⟶ 249行目:
: 9
 
=== 9月場所(秋場所) ===
* 長期に及ぶ[[相撲|夏巡業]]の後の本場所であるため、ここで大きく「化ける」力士も多い。
* 同様に夏巡業を経て再起を目指す、連続休場明けの横綱がよく登場する。
* 10[[1949]]615[[|]]7[[]][[|]][[|]][[]]退
* [[1955]]10305308調<ref group=>[[]][[]]</ref>120151<ref name="">[https://web.archive.org/web/20120321120327/http://sumo.goo.ne.jp/ozumo_joho_kyoku/yomu/001/013.html 1]  - goo </ref>
** 11[[|]][[ ()|]]171522[[#|]][[]]815<ref name=""/>
* [[2000年]]は[[シドニーオリンピック]]開催に伴い第1日曜日([[9月3日]])が初日となった。
* [[俳句]]では'''相撲'''は[[秋]]の季語。
 
244 ⟶ 264行目:
* [[1963年]]千秋楽 横綱大鵬 - 横綱柏戸
: この年の夏場所に史上初の6連覇を達成した大鵬と、初場所から怪我や病気で4場所連続休場の柏戸が共に14戦全勝で、1960年春場所の栃若以来となる全勝同士で対戦し、寄り切りで勝った柏戸が2年8ヶ月ぶりとなる涙の復活優勝を果たした。
* [[1970年]]6日目 十両9枚目[[豊山広光|長浜]] - 十両6枚目輪島<ref>{{Cite news |title=【伝説の8番】昭和の名勝負、輪島と長浜(後の豊山)…1970年秋場所から≪その1≫ |newspaper=スポーツ報知 |date=2023-09-07 |url=https://hochi.news/articles/20230906-OHT1T51006.html |access-date=2023-09-07}}</ref>
: 学生相撲時代からのライバル同士の初対戦に、十両では異例となる懸賞金が付いた。寄り切りで勝った輪島はこの場所十両優勝。
* [[1972年]]千秋楽 関脇貴ノ花 - 関脇輪島
256 ⟶ 276行目:
* [[1983年]]千秋楽 横綱千代の富士 - 横綱[[隆の里俊英|隆の里]]
: 史上4度目となる全勝同士での楽日決戦は隆の里が吊り出しで勝利し、隆の里は双葉山以来となる新横綱での全勝優勝を達成した。
* [[1984年]]千秋楽11日目 前頭6枚目[[小錦八十吉 (6代)|小錦]] - 大関[[琴風豪規|琴風]]横綱隆の里
* 1984年12日目 大関[[若嶋津六夫|若嶋津]] - 前頭6枚目小錦
: 入幕2場所目で上位力士をなぎたおし優勝を争っていた「小錦旋風」を、三役陣最後の砦として琴風が止めた一番。結果、[[蔵前国技館]]最後の優勝は平幕の前頭12枚目[[多賀竜昇司|多賀竜]]となった。
* 1984年13日目 前頭6枚目小錦 - 関脇[[大乃国康|大乃国]]
* 1984年14日目 横綱千代の富士 - 前頭6枚目小錦
* 1984年千秋楽 前頭6枚目小錦 - 大関[[琴風豪規|琴風]]
: 入幕2場所目ながら得意の「プッシュ」で10日目まで8勝2敗と好調の小錦に対し、編成部は11日目に横綱隆の里と当てるが、右差しから押し出しで破り対横綱初対戦で初金星。翌12日目にはこの場所に綱取りをかける1敗の若嶋津と対戦。小錦は突っ張りをかわされ両差しに組まれるが、若嶋津が不用意に投げを打ったところを体を預けて寄り切り、この時点で前頭12枚目[[多賀竜昇司|多賀竜]]がただ1人1敗でトップ。13日目は当時日本人最重量の大乃国と対戦し、右四つがっぷりから青房下に寄って出る大乃国を上手投げで逆転し2敗を死守。14日目、多賀竜が若嶋津を熱戦の末破り1敗を守ると、小錦も千代の富士を突っ張り数発で突き出し、この時点で優勝争いは多賀竜と小錦の平幕2人に絞られる。そして千秋楽、横綱大関を次々と撃破した「小錦旋風」に対する上位陣最後の砦として登場した琴風は小錦を左四つに組み止めるも攻めきれず2分を超える大相撲となるが、小錦が出るところを琴風が左からの掬い投げで破り、[[蔵前国技館]]最後の優勝は多賀竜に決まった。
 
=== 11月場所(九州場所) ===
* 西1930[[1955]]2[[1957]]<ref name="journalgen39">201712p39</ref>4[[1961]]327<ref name="journalgen39"/>
* [[福岡スポーツセンター]]で開催されていた1973年までは同名の運営会社([[西鉄グループ]])との共催だったが、1974年から日本相撲協会単独主催の自主興行となり、同時に[[福岡市九電記念体育館|九電記念体育館]]に移った。
270 ⟶ 294行目:
* [[週刊少年ジャンプ]](集英社)が2014年九州場所の懸賞として掲出され、話題となった。
* 九州場所が開催される「福岡国際センター」は、地方3本場所の中でもチケットが売れ残る状態が長く続いていたが、2017年(平成29年)の場所で久しぶりに前売りが完売。
* 集客が悪い状態が長年続いており、「不入の場所」とよく言われており満員御礼の連続記録が途切れるのも九州場所が多い。主な原因として九州には[[相撲茶屋]]が無く、チケット手配は「大相撲売店」と呼ばれる商店とプレイガイド委託による販売が主でありそれに伴う大手の顧客、贔屓筋が無いのも要因である。時期的にも一年の締めくくりであるがゆえにこの一年の相撲人気、または優勝争いの行方が売上に直接影響する場所でもある。<ref>[httphttps://number.bunshun.jp/articles/-/291893 不入りが続く九州場所。その打開策はあるのか?~販売力改善と、土俵内の充実を~] - 2015年1月14日閲覧。</ref>
* 2020使
<!--* 近年<!--2014年以降-->は[[福岡マラソン]]<!--国際マラソンとは違う方-->の開催日を同場所の初日にするなど、福岡市内全体で(相撲・マラソン両方の)盛り上げに躍起である。-->
; 名勝負
* [[1945年]]千秋楽 前頭10枚目[[千代の山雅信|千代ノ山]] - 前頭17枚目[[大ノ海久光|大ノ海]]