「無効試合」の版間の差分
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== 無効試合となった主な試合と選手 ==
ボクシング・格闘技以外の無効試合も含める。
*[[2024年]][[4月20日]]、ニューヨークのバークレイズ・センターで行われた[[デヴィン・ヘイニー]]対[[ライアン・ガルシア]]によるWBC世界スーパーライト級タイトルマッチは、ガルシアが番狂わせとなる12回2-0(112-112、114-110、115-109)の判定勝ちを収めた(なお、前日計量でガルシアはスーパーライト級の規定体重を3.2ポンド(約1.4kg)の体重超過となる143.2ポンドで計量失格となり王座獲得の資格を剥奪されたため、試合結果を受けヘイニーは当初保持していた王座は空位となるはずだったが、WBC会長のマウリシオ・スライマンはヘイニーが王座を引き続き保持すると発表した)。しかし2024年5月1日、VADA(ボランティア・アンチ・ドーピング協会)が前日計量後と試合直後に2回実施した薬物検査で、ガルシアから採取された尿のAサンプルから2回ともパフォーマンス向上薬の一種であるオスタリンの陽性反応が検出され、22日後の同年5月23日にもAサンプルに続きBサンプルからも同様にオスタリンの陽性反応が検出されたと報道された。そして2024年6月20日、ガルシアの勝利を取り消して無効試合に変更とし、併せてガルシアに対して1年間の試合出場停止と契約書に記載されたファイトマネー1,200,000ドル(PPVボーナスを除く)の全額没収、10,000ドルの制裁金といった処分を科した。
*[[2023年]][[6月24日]]、[[RIZIN.43]]において[[木村ミノル|木村"フィリップ"ミノル]]がロクク・ダリとキックボクシングルールで対戦、木村が1回KO勝ちを収めたが、[[世界アンチ・ドーピング機構|WADA]]基準のドーピング検査で陽性となり筋肉増強剤の使用が判明、木村が半年前から筋肉増強剤を使用していたことを2023年9月2日に行われたRIZINの記者会見で表明、同日付で無効試合に変更した上で木村は罰金処分と半年間の出場停止処分を受けた。また後日、木村が出場した2022年12月28日の巌流島と2023年3月5日のKNOCK OUTの2試合についても無効試合に変更された。 * [[AFCチャンピオンズリーグ2020]]にて、新型コロナウイルス感染症の影響で数クラブが大会への参加を辞退したため、一部の試合が無効試合として扱われた。
* [[2016年]][[3月5日]]、[[グロズヌイ]]の[[アフマド・アレーナ]]で行われたWBA世界ヘビー級タイトルマッチは挑戦者の[[ルーカス・ブラウン]]が王者の[[ルスラン・チャガエフ]]に10回2分2秒TKO勝ちを収めオーストラリア初のヘビー級王者となった。しかし試合後にVADAが実施した薬物検査でクレンブテロールに対する陽性反応が出た。さらに5月12日にブラウンの予備検体でもクレンブテロールの陽性反応が検出されたことで、WBAはブラウンからWBA世界ヘビー級王座を剥奪し6か月間の出場停止処分を科した<ref>[http://www.wbanews.com/boxing-news/lucas-browne-stripped-and-suspended-for-six-months#.VzVMiSOCgm8 Lucas Browne Stripped and Suspended for Six Months] WBA公式サイト 2016年5月12日</ref>。さらに5月21日、WBA会長が﹁WBAのドーピング規定に則り同年3月5日に行われたルスラン・チャガエフ対ルーカス・ブラウン戦の試合結果は無効試合とします。敗者となっていたチャガエフは試合前の地位であるWBA世界ヘビー級王者に復帰することとなります。﹂と述べ、チャガエフ対ブラウン戦の試合結果はブラウンの10回2分2秒TKO勝ちから無効試合に変更となり、2016年6月8日に発表された2016年5月度ランキングでWBA世界ヘビー級王座はチャガエフに正式に返還されたことが確認された<ref>[http://www.worldboxingnews.net/2016/05/21/news/chagaev-to-defend-belt-against-oquendo-browne-result-a-no-contest Chagaev to defend WBA belt vs Oquendo, Browne loss a no contest] World Boxing News 2016年5月21日</ref>。 24 ⟶ 26行目:
* [[2014年]][[1月3日]]、[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界スーパーフェザー級タイトルマッチは、挑戦者[[ランセス・バルテレミー]]が王者[[アルヘニス・メンデス]]を2回KOで破ったが、フィニッシュブローがラウンド終了後にヒットしたため、メンデス側が猛抗議。[[ビデオ判定]]の結果、ミネソタ州アスレチックコミッションは1月30日に﹁バルテレミーのパンチは2ラウンド終了ゴング後﹂と発表し、無効試合に改めた<ref>[http://boxingnews.jp/news/10636/ IBF・S・フェザー級戦は無効試合に、メンデス王者残留] Boxing News 2014年2月1日</ref>。 * [[2013年]][[5月17日]]、[[モスクワ州]][[クラスノゴルスク|クラスノゴルスク市]]で行われたWBA世界クルーザー級王座統一戦は[[休養王座|休養王者]]の[[ギレルモ・ジョーンズ]]が正規王者の[[デニス・レベデフ]]に11回2分4秒KO勝ちを収め王座統一に成功し正規復帰を果たしたのだが、試合後にジョーンズから禁止薬物のフロセミドに対する陽性反応を示したため同年[[10月18日]]にジョーンズから王座を剥奪しレベデフに王座を差し戻す判断がなされた。[[2015年]][[6月11日]]に公式記録がジョーンズの勝利から無効試合に変更となった<ref>[http://www.boxingscene.com/lebedevs-loss-jones-finally-reversed-says-hryunov--92182 Lebedev's Loss To Jones Finally Reversed, Says Hryunov] Boxing Scene.com 2015年6月11日</ref>。 * [[2010年]][[6月20日]]、[[SRC13]]の[[大澤茂樹]]VS[[戸井田カツヤ]]戦において、戸井田の蹴りが大澤の股間に当たりローブローとなり、戸井田の反則負けとなっていたが、戸井田が不服として提訴した。協議の結果、股間に当たっていたかどうかの判断が難しいため無効試合となった。 * 2010年[[6月5日]]、[[ハワイ州]]ブレーズデル・アリーナで行われた[[X-1 WORLD EVENTS]]の[[石井慧]]VS[[マイルス・ティナナス]]戦で石井は1回反則負けを喫したが、石井がダウンを奪っており、その後はレフェリーの動きや判断を考慮した上で無効試合となった。
* [[2009年]][[7月9日]]、[[オーストラリア]]・[[シドニー]]で行われたWBOアジア太平洋[[フェザー級]]暫定王座決定戦の[[山口賢一]]VS[[ビリー・ディブ]]戦で山口は1回TKO負けを喫したが、ディブの2度のダウンのうち1度目をスリップと判断され、逆に山口がスリップ気味にダウンしたところを加撃されたのに反則を取らずレフリーストップとなった。このため山口陣営は試合直後に猛抗議し、[[8月4日]]にビデオ判定の結果、無効試合となった。 |