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* [[社団]]の構成員。[[会社]]の場合は出資者([[株式会社]]においては'''[[株主]]''')。
* [[会社]][[企業]]における'''[[労働者|従業員]]'''︵じゅうぎょういん︶、特に狭義として[[期間の定めのない労働契約|正規雇用者]] == 法的な概念としての社員 ==
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法的な概念としての'''社員'''︵{{Lang-en-short|member}}︶は[[社団]]の構成員のことをいう。社団の種類によって異なる表現が用いられる。例えば、﹁[[株主]]︵{{Lang-en-short|shareholder}}︶﹂︵[[株式会社]]の場合︶、﹁会員﹂、﹁組合員﹂のように呼ぶ。また、[[一般社団法人]]、[[社団法人#公益社団法人|公益社団法人]]、[[持分会社]]︵[[合名会社]]、[[合資会社]]、[[合同会社]]︶、[[相互会社]]、[[特定目的会社]]、[[投資法人]]、士業法人︵[[監査法人]]、[[弁護士法人]]等︶、[[権利能力なき社団]]などの構成員は[[法律]]上の用語としても社員という。 社員の権利は、自益権、共益権、単独社員権、少数社員権に分類できる。社団の種類︵営利、[[非営利団体|非営利]]︶や社員の種類︵[[種類株式]]︶によって付与されない権利もあるが、自益権である[[利益配当請求権|剰余金の配当を受ける権利]]並びに[[残余財産分配請求権|残余財産の分配を受ける権利]]、および共益権である社員[[総会]]や[[株主総会]]における[[株主の議決権|議決権]]のうち少なくとも一つの権利を有する。持分会社の社員の場合は、[[出資]]した口数に応じて、会社に対して法律上の地位としての[[共有#共有持分|持分]]を有する。会社の種類により、出資額を限度として責任を負う[[有限責任]]社員、無限の責任を負う無限責任社員が構成員、またその両方が構成員となる場合がある。 [[国家]]を一種の社団と解するならば、[[国民]]はその社員と解されることになる。
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=== 相互会社における社員 ===
[[生命保険]]会社に多く見られた[[相互会社]]においては、顧客たる[[保険#概要|保険契約]]者が出資者︵社員︶として扱われる。[[株主総会]]に相当する[[総代会]]は、社員︵契約者︶の中から選出される[[総代]]によって執り行われる。 ===NPOの社員===
[[特定非営利活動促進法]](NPO法)における非営利団体の社員は総会での意思決定に参加する権利のある者であり、従業員(職員)とは異なる<ref>https://www.tvac.or.jp/attach/special/newpublic_nintei_30.pdf [https://www.npoweb.jp/ninteishien/#sec03 NPO法人組織力アップ研修テキスト]</ref>
== 通俗的な用語としての社員 ==
{{日本の雇用者}}
通俗的な用法では法律上の意味と関わりなく、[[会社]]の''' 官公庁や士業事務所、財団法人、社団法人等の[[非営利団体]]に雇用される労働者は'''[[職員]]'''(しょくいん)と称されることが多く、労働者の俗称として「社員」と称することは稀である。
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なお、社員と言う語は、勤務先を前置して﹁○○の社員﹂としたり、﹁我が社の社員﹂﹁同じ社員同士﹂﹁よその社員﹂﹁社員食堂﹂﹁社員専用﹂などのように、特定の会社を基準にした限定した範囲を指し示す事が多い。[[職業]]の区分として、[[民間企業]]に勤務している者全般を指す言葉としては、'''[[会社員]]'''と言うことが多い。 この中で、 === 従業員の主な雇用形態 ===
{{Main|労働契約}}
*[[期間の定めのない労働契約|無期雇用]]
**[[常勤|フルタイム]]労働者
**[[非常勤|パートタイム]]労働者
**[[労働者派遣事業|派遣労働者]](常用型派遣)
*[[有期労働契約|有期雇用]]
**
**
**
=== モンスター社員 ===
{{節スタブ}}
'''モンスター社員'''とは、会社などに対して理不尽な要求をしたり、常識外れの態度で周囲を振り回して迷惑をかけ、会社や上司などが対応に苦慮する社員を指す<ref>{{Cite web|和書|url= https://jinjibu.jp/article/detl/bizguide/427/ |title= 増加する“モンスター社員” |website= 日本の人事部 |publisher= 株式会社アイ・キュー |date= 2009-01-05 |accessdate= 2020-02-02 }}</ref>。モンスター社員のうち、主に若者を中心とした日本的な労働価値観に反感を覚える社会人としての自覚やモラルなどの欠ける者は、[[社会保険労務士]]である田北百樹子︵たきた ゆきこ︶は、﹁'''[[シュガー社員]]'''﹂と名づけ、上司の場合は(元・東京慈恵会医科大学精神科教授の[[牛島定信]]と筑波大学社会医学系教授の松崎一葉によって) ﹁'''[[クラッシャー上司]]'''﹂と称されている。 === お局 ===
{{節スタブ}}
'''お局'''とは、会社などの職場を仕切る古参の女性社員を意味し﹁意地悪﹂かつ﹁口うるさい﹂﹁独身のままである﹂相手といったニュアンスを含んだ俗語としても用いられる言葉である<ref>{{Cite web|和書|url= https://select.mamastar.jp/290746 |title= 職場の要注意人物﹁お局様﹂。その5大特徴をママたちが大発表! |website= ママスタセレクト |publisher= 株式会社インタースペース |date= 2019-02-25 |accessdate= 2020-02-02 }}</ref>。元来﹁お局﹂という言葉自体は、[[宮中]]や[[江戸時代]]の[[大奥]]などで﹁局︵つぼね:仕切りで隔てた個室︶を与えられた[[女官]]︵[[女中]]︶﹂として古くから使われているものであるが、[[1989年]]に地上波放送された[[大原麗子]]出演の[[ドラマ]]作品﹃[[春日局 (NHK大河ドラマ)|春日局]]﹄が切っ掛けとなって同年から全国で[[流行語]]的に用いられたのを機に俗語として広まった。現在は年季の入った社員や[[OL]]の中でそういった煩わしい存在を陰で嘲ったり侮蔑する際に使われることが多く、'''お局様'''という丁寧な言い回しも使われるが意味自体に差異はなく、かえって皮肉や嫌みが込められた感が強い。 この﹃お局﹄に関しては﹁会社内での人間関係によるトラブルが後を絶たない﹂といった問題もあり、現時点では全国の会社がその問題に対し[[就業規則|社規]]に基づく対応が間に合わず終いである点が目立ち気味となっている<ref>{{Cite web|和書|url= https://select.mamastar.jp/295011 |title= 子どもが体調不良でパートを早退。嫌味を言ってくるお局さんがいるけど、私が悪いの? |website= ママスタセレクト |publisher= 株式会社インタースペース |date= 2019-03-07 |accessdate= 2020-02-02 }}</ref>。 == 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
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* [[サラリーマン]]
* [[従業員満足]]
{{economy-stub}}
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[[Category:法人法]]
[[Category:雇用]]
[[Category:持分会社]]
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