秋田県のワイン
概要
秋田県のワインは、天鷺ワイン、大森ワイン、十和田ワインなどがある。
両関酒造会社は、梅を蜂蜜に漬け込み、ワイン酵母で発酵させた梅みつワインを販売している。
2005年には、北東北3県の山ぶどう系品種を原料に、秋田県の桜の花から抽出した﹁サクラ酵母﹂を使用し醸造した﹁さくらワイン﹂が発売されている。この﹁さくらワイン﹂は、フランス・リヨンで行われた﹁インターナショナル・カゼウス・アワード2009﹂で日本チームが2位を獲得した際に、北海道十勝地方の﹁さくらチーズ﹂との組み合わせで使用されている。
近年、秋田県ではワイン用の山ぶどう系品種の栽培が広がり、鹿角市にも醸造所が新設された。
種類
秋田県ではプラムやぶどう等の果実原料を用いてワインが作られている。十和田ワインと大森ワインは葡萄で、天鷺ワインはプラムが原料である。3社とも原料は県内で栽培している。十和田ワインと天鷺ワインは県内に醸造所をもつ。大森ワインはメルシャンに委託して製造・販売している。近年、鹿角市に新設された﹁このはなワイナリー﹂では秋田県内の山ぶどう系品種を原料にワインを製造・販売している。
参考資料
秋田の酒大百科:http://www.osake.or.jp/