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[[File:Ryujin Bridge zenkei.JPG|thumb|frame|280px|竜神大吊橋]]
[[ファイル:View from Ryujin bridge and Ryujin Dam.jpg|thumb|竜神ダムと竜神峡]]
[[ファイル:Ryujin bridge stairway in Ryujin-kyo valley.jpg|thumb|竜神大吊橋北岸側には100m下の湖面まで続く階段が設けられている。]]
 
''''''[[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]]
 
== 概要 ==
常陸太田市内に位置する渓谷の下流部には竜神川をせき止めて作られた[[竜神ダム]]があり、[[人造湖|ダム湖]]の上には歩行者専用の[[吊橋]]である'''竜神大吊橋'''が架けられている。
 
ダム湖上流の渓谷には古い滝つぼが変化して生じた'''亀ヶ淵'''に代表される、無数の瀬や淵があり<ref>{{Cite web|和書|url=http://kanko.city.hitachiota.ibaraki.jp/index.cfm/27,704,103,html |title= 観光情報 竜神峡 |publisher=常陸太田市観光サイト |accessdate=2009-05-16 |url-status=dead|url-status-date=2020-09-19 }}</ref>、流域には竜が棲んでいたという伝説なども伝わる<ref>{{Cite web|和書|url=http://ibarakiguide.jp/syousai.php?dai=1&tyu=1&id=982 |title=★亀ヶ淵★~竜伝説が残る竜神川~ |work=観光いばらき |publisher=社団法人茨城県観光物産協会 |accessdate=2009-05-16 |url-status=dead|url-status-date=2020-09-19 }}</ref>。竜神大吊橋付近から亀ケ淵までは約4kmの[[自転車歩行者専用道路]]が設けられている。
ダム湖上流の渓谷には古い滝つぼが変化して生じた'''亀ヶ淵'''に代表される、無数の瀬や淵があり<ref>{{Cite web
|url=http://kanko.city.hitachiota.ibaraki.jp/index.cfm/27,704,103,html
|title= 観光情報 竜神峡
|publisher=常陸太田市観光サイト
|accessdate=2009-05-16
}}</ref>、流域には竜が棲んでいたという伝説なども伝わる<ref>{{Cite web
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|title=★亀ヶ淵★~竜伝説が残る竜神川~
|work=観光いばらき
|publisher=社団法人茨城県観光物産協会
|accessdate=2009-05-16
}}</ref>。竜神大吊橋付近から亀ケ淵までは約4kmの[[自転車歩行者専用道路]]が設けられている。
 
== 竜神大吊橋 ==
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|都市 = [[茨城県]][[常陸太田市]]
|水域 = [[竜神ダム]]
| 緯度度 =36 |緯度分 =41 |緯度秒 = 1
| 経度度 =140|経度分 =27 |経度秒 = 57
|着工 = 1988年<ref name="交通1994">{{Cite news |title=歩行者用で最長吊り橋 =茨城県竜神ダムに完成= |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1994-04-26 |page=3 }}</ref>
|開通 = 1994年4月28日{{R|交通1994}}
|長さ = 375m
|最大支間長 =
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|建設 =
}}
 
'''竜神大吊橋'''(りゅうじんおおつりばし)は、竜神峡に架かる観光用の歩行者専用有料橋である。
 
当時の[[水府村]](現・[[常陸太田市]])が[[ふるさと創生事業]]の交付金を費用の一部に、約33億円<ref name="hst20050216">{{cite news |url =http://www.tv-asahi.co.jp/hst/contents/sp_2006/special/050216.html |title =極上の税金リゾート第2弾 茨城県編 |work = [[報道ステーション]] |publisher = [[テレビ朝日]] |date = 2005-02-16 |accessdate = 2009-05-05 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20140117231029/http://www.tv-asahi.co.jp/hst/contents/sp_2006/special/050216.html |archivedate=2014-01-17 }}</ref>の費用を投じて建造し、[[1994年]]4月28日に開通{{R|交通1994}}<ref name="ibarakinews20211205">{{cite news |title=竜神大吊橋、渡橋800万人 28年目で達成 茨城・常陸太田|author= |agency=|publisher=『茨城新聞』|date=2021-12-5 |url=https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16386078111210|accessdate=2021-12-5}}</ref>。橋の建設には政治家の[[梶山静六]]が尽力したとされる<ref name="hst20050216" />。トラスト補剛型式を採用し<ref name="guide">{{Cite web|和書|year=2007 |url=http://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/guide.html |title=竜神大吊橋ガイド |work=茨城県常陸太田市「竜神大吊橋」公式サイト |publisher=株式会社水府振興公社 |accessdate=2009-05-16 }}</ref>、全長は375mで、歩行者専用の吊橋としては[[2006年]]に[[大分県]]の[[九重"夢"大吊橋]]が完成するまでは日本一の長さであった。[[2007年]]以降も本州最長規模の橋であるとされていた<ref name="guide" />が、2015年12月、[[静岡県]][[三島市]]に主径間長が400mの[[箱根西麓・三島大吊橋]]([[三島スカイウォーク]])が完成したため、長さが本州一ではなくなったが、2016年8月現在、公式サイト上ではまだ「歩行者専用の橋としては本州一の長さ」という表記となっている。
当時の[[水府村]](現・常陸太田市)が[[ふるさと創生事業]]の交付金を費用の一部に、約33億円<ref name="hst20050216">{{cite news
 
|url = http://www.tv-asahi.co.jp/hst/contents/sp_2006/special/050216.html
ダム湖の湖面からの高さは約100mあり、橋の上からは[[阿武隈高地]]や[[八溝山地]]の山並みを見渡せる展望が広がる<ref>{{Cite web|和書|url=http://ibarakiguide.jp/syousai.php?dai=1&tyu=1&id=991 |title=★竜神大吊橋★~竜伝説が残る竜神峡の日本最大規模の歩行用吊橋~ |work=観光いばらき |publisher=社団法人茨城県観光物産協会 |accessdate=2009-05-16 |url-status=dead|url-status-date=2020-09-19 }}</ref>。橋を渡った対岸には[[カリヨン]]施設が設けられている<ref name="guide" />。
|title = 極上の税金リゾート第2弾 茨城県編
 
|work = [[報道ステーション]]
この大吊橋には交通用の通路としての機能がなく、大吊橋を渡った先の北岸側にはダム湖の湖面に下りるための階段と出口専用ゲートが設けられているものの、大吊橋のすぐ下流には[[茨城県道33号常陸太田大子線]]が走っているため、ダム湖の対岸に渡るために高低差100mの階段を上り下りしてこの大吊橋を利用する必要はない。また料金所は南岸側にしかなく、ダム湖の北側から入場して渡橋することはできない。
|publisher = [[テレビ朝日]]
 
|date = 2005-02-16
渡橋者は架橋初年度には90万人だったが、10年目以降は25万人前後で推移した<ref name="ibarakinews20211205" />。さらに東日本大震災のあった2011年度の渡橋者は約12万6000人にまで減少した<ref name="ibarakinews20211205" />。
|accessdate = 2009-05-05
 
}}</ref>の費用を投じて建造し、[[1994年]]4月に完成。橋の建設には政治家の[[梶山静六]]が尽力したとされる<ref name="hst20050216" />。トラスト補剛型式を採用し<ref name="guide">{{Cite web
2014年3月から[[バンジージャンプ]]体験がスタート<ref name="ibarakinews20211205" />。日本最大級の高さからのバンジージャンプを売りにしており、テレビの[[バラエティ番組]]でも何度か使用されている。
|year=2007
|url=http://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/guide.html
|title=竜神大吊橋ガイド
|work=茨城県常陸太田市「竜神大吊橋」公式サイト
|publisher=株式会社水府振興公社
|accessdate=2009-05-16
}}</ref>、全長は375mで、歩行者専用の吊り橋としては[[2006年]]に[[大分県]]の[[九重"夢"大吊橋]]が完成するまでは日本一の長さであった。[[2007年]]以降も本州最長規模の橋であるとされている<ref name="guide" />。ダム湖の湖面からの高さは約100mあり、橋の上からは[[阿武隈高地]]や[[八溝山地]]の山並みを見渡せる展望が広がる<ref>{{Cite web
|url=http://ibarakiguide.jp/syousai.php?dai=1&tyu=1&id=991
|title=★竜神大吊橋★~竜伝説が残る竜神峡の日本最大規模の歩行用吊橋~
|work=観光いばらき
|publisher=社団法人茨城県観光物産協会
|accessdate=2009-05-16
}}</ref>。橋を渡った対岸には[[カリヨン]]施設が設けられている<ref name="guide" />。
 
バンジージャンプ体験がスタートしたことで集客は若干戻ったが、コロナ禍で2020年度の渡橋者は約14万人となった<ref name="ibarakinews20211205" />。
[[33]]100m
 
竜神峡は[[紅葉]]の名所として知られており、紅葉シーズンなどには橋の上からの展望を求める多くの利用者で賑わう。その一方で非常に高額の建設費を要したにもかかわらず、年間を通じての利用者数が想定に及ばなかったことや、交通用の通路としてはまったく無用であることなどから、地元民から税金の浪費であるとの批判が続出し、しばしばメディアなどによる糾弾の対象となることもある<ref name="hst20050216" />
 
== 竜神峡の画像 ==
<gallery>
Ryujin Bridge-1.jpg|竜神大吊橋のシンボル「竜神カリヨン」(2009年11月20日撮影)
ファイル:Ryujin-kyo valley Kamega-fuchi.jpg|ダム湖上流4km先の渓谷にある亀ヶ淵。
ファイル:Ryujin-kyo valley Ryujin DamKamega-fuchi.jpg|竜神大吊橋から竜神ダムを見下ろす湖上流4km先の渓谷にある亀ヶ淵
ファイル:Ryujin-kyo Damvalley ReservoirRyujin Dam.jpg|竜神大吊橋から竜神ダムが形成を見下ろる竜神湖
Ryujin Dam Reservoir.jpg|竜神ダムが形成する竜神湖。
</gallery>
 
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== 外部リンク ==
* [http://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/index.html 竜神大吊橋] - 公式サイト]
* [httphttps://www.pref.ibarakiibarakiguide.jp/discoverdb-kanko/nature/north/17ryujin_bridge.html 発見!!竜神大吊橋] - 観光いばらき(茨城県ホームページ内観光物産協会]
*[http://www.kanko-hitachiota.com/page/page000092.html 竜神大吊橋] - 常陸太田市観光物産協会
* [http://www.ibaraki-geopark.com/%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88/%E5%B8%B8%E9%99%B8%E5%A4%AA%E7%94%B0/ 常陸太田 - 茨城県北ジオパーク]
 
{{DEFAULTSORT:りゆうしんきよう}}
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[[Category:茨城県の地形]]
[[Category:茨城県の自然景勝地]]
[[Category:常陸太田市の地理]]
[[Category:大子町の地理]]
[[Category:常陸大宮市の地理]]
[[Category:久慈川水系]]
[[Category:茨城百景]]