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{{出典の明記|date=2015年8月
{{基礎情報 会社
| 社名 = 株式会社筑摩書房
| 英文社名 = Chikumashobo Ltd.
| ロゴ =
| 画像 = [[File:Chikuma Shobo Head Office.JPG|250px]]
| 画像説明 = 筑摩書房本社
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| 設立 = [[1940年]]([[昭和]]15年)[[6月18日]]
| 業種 = 情報・通信業
| 統一金融機関コード =
| SWIFTコード =
| 事業内容 = 雑誌・書籍の出版・販売
| 代表者 = 喜入冬子<ref name="company">[http://www.chikumashobo.co.jp/company/ 筑摩書房 会社概要]</ref>
| 資本金 = 7350万円
| 売上高 =
| 営業利益 =
| 経常利益 =
| 純利益 =
| 純資産 =
| 総資産 =
| 従業員数 =
| 決算期 =
| 主要株主 =
| 主要子会社 =
| 関係する人物 =
| 外部リンク =
| 特記事項 =
}}
'''株式会社筑摩書房'''(ちくましょぼう)は、[[日本]]の[[出版社]]。筑摩書房のマーク(空を截る鷹)のデザインは[[青山二郎]]作。
[[文学者]]を中心に個人全集は、増補改訂し繰り返し刊行するので、﹁全集の筑摩﹂と称され == 沿革 ==
* [[1940年]] - [[6月18日]]、[[東京大学|東京帝国大学]]出身の[[古田晁]]が創業。名称は、古田の故郷である[[長野県]][[東筑摩郡]][[筑摩地村]]︵現・[[塩尻市]]︶にちなむ。 * [[1942年]] - [[臼井吉見]]、[[中村光夫]]、[[唐木順三]]を顧問として'''株式会社筑摩書房'''設立。
* [[1946年]] - 月刊誌『[[展望 (雑誌)|展望]]』を創刊。
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* [[1962年]] - 『定本[[柳田國男]]集』を刊行開始、1971年完結。
* [[1963年]] - ﹁筑摩叢書﹂を刊行開始︵約360点。1992年まで︶。﹃[[現代日本思想大系]]﹄を刊行開始。 * [[1964年]] - 『[[井伏鱒二]]全集』を刊行。『[[世界古典文学全集]]』を刊行開始<ref group="注釈">1964年に『1 [[ホメーロス]]』を発刊以来、数度新版を刊行、丸40年を経た2004年5月に、54冊目の『17 老子・荘子』刊行により完結</ref>
* [[1965年]] - 『[[明治文学全集]]』を刊行開始、1988年完結。
* [[1966年]] - 古田が社長を退任、[[竹之内静雄]]が社長となる。
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* [[1985年]] - [[ちくま文庫]]創刊。
* [[1986年]] - [[ちくま少年図書館]]全100巻刊行により、第33回[[産経児童出版文化賞]]大賞を受賞。
* [[1988年]]、[[一般社団法人]][[出版梓会]]の第4回出版文化賞を受賞。
* [[1988年]] - 「ちくま文学の森」刊行
* [[1991年]] - 債務返済が完了し、関根が社長に就任。2月、創立50周年記念出版『筑摩書房図書総目録 1940-1990』を出版。
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* [[2010年]] - 10月、[[筑摩選書]]創刊。
* [[2011年]] - 熊沢敏之が社長に就任。3月、創立70周年記念出版として、筑摩選書版で和田芳恵﹃筑摩書房の三十年﹄が復刊し、あわせて[[永江朗]]﹃筑摩書房 それからの四十年 1970-2010﹄が刊行。 * [[2015年]] - 山野浩一が社長に就任。
* [[2018年]] - 喜入冬子が社長に就任。
* [[2021年]]、[[一般社団法人]][[出版梓会]]の第37回出版文化賞を受賞。
== 倒産・再建について ==
[[2007年]]︵[[平成]]19年︶[[3月]]、出版関係者が集った﹃本の会﹄主催の講演会︵東京・文京区本郷︶にて、社長の菊池明郎︵倒産時は入社7年目の営業マン︶が、﹃筑摩書房はどのようにして復活したのか、倒産30年の軌跡﹄で詳細な経緯を語った。 * ﹁損をしてもいいから、良い本を出そう﹂が創業精神であったため、経営がピンチになるたびに、創業者の[[古田晁]]が自らの財産である故郷の山林を売って、赤字を補填してきた。 * 倒産時まで、社長が[[労働組合]]を恐れ、ボーナスを大盤振舞いし、[[放漫経営]]をしていた。
* 再建のために、『マーケティング重視への転換。実売率を高めていく』の方針をたてた。
* まず書店からの[[売上スリップ]]でデータを取り、分析、解析。やがて、[[販売時点情報管理|POS]]データの活用も行った。後に解析のためのシステムの開発も十分に行い、同業他社に比べ、早くから社内[[Local Area Network|LAN]]を導入し、全員がパソコンを持った。埼玉にある倉庫にも無線[[Local Area Network|LAN]]を使い、返品、入庫のデータを飛ばすなどした。 96 ⟶ 98行目:
* 臼田捷治編 『書影の森-筑摩書房の装幀 1940-2014』みずのわ出版、2015年
*:装幀に関わった多くの装丁者、編集者、社内デザイナー達の足跡を紹介
* 臼井吉見編『そのひと ある出版者の肖像』径書房、1980年、創業時の回想ほか▼
;創業者古田の周辺
*
* [[野原一夫]] 『含羞の人 回想の古田晁』文藝春秋、1982年
* [[塩沢実信|塩澤実信]]『
**
* 柏原成光 『友 臼井吉見と古田晃と-出版に情熱を燃やした日々』紅書房、2013年
*:筑摩書房創立に深い関わりを持つ二人の友情を、青年期から古田の死後まで辿ったドキュメント。
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[[神田神保町]]の隣の[[神田小川町]]に小さな建物の本社があったが、そこを1988年に売却し、蔵前に移転した。もとは貸しビルだったが買い取り本社にした。
*評論家の[[川本三郎]]は、そのエッセイの中で筑摩書房の編集者たちが[[神田神保町|神保町古書店街]]という偉大な[[図書館]]から離れてしまったために、資料収集・検証作業などが不便となり、色々と苦労させられた旨が述べられている
かつて受注業務や出荷・改装を行うサービスセンターを[[さいたま市]][[北区 (さいたま市)|北区]][[櫛引町 (さいたま市)|櫛引町]]に置いていたが、2018年8月10日に閉鎖し、在庫管理業務は昭和図書︵[[小学館]]グループの物流会社︶に委託する体制に移行した。サービスセンター稼働時は刊行書籍の[[奥付]]に﹁在庫の問い合わせなどはそちら︵サービスセンター︶に連絡して下さい﹂とのただし書きがあった。閉鎖後は受注業務は本社営業部が直接受け持つ体制になった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.bunkanews.jp/article/118491/ |title=筑摩書房、物流業務を昭和図書に委託へ |publisher=文化通信社 |date=2018-07-23 |accessdate=2023-05-10}}</ref>。
== 主な書籍シリーズ ==
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* [[現代日本思想大系]]
* [[叢書]]
* [[塩尻市立図書館]] - 古田の出身地で同社の刊行物の9割以上が所蔵されている
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注釈"}}
=== 出典 ===
{{Reflist
== 外部リンク ==
* {{Official|http://www.chikumashobo.co.jp/}}{{Ja icon}}
* {{YouTube|channel = UC8_OOk08kKs0IL16KA6kPZw|筑摩書房}}
* {{Mediaarts-db}}
{{DEFAULTSORT:ちくましよほう}}
[[Category:筑摩書房|*]]
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[[Category:1940年設立の企業]]
[[Category:経営再建した企業]]
[[Category:蔵前|歴]]
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{{Normdaten}}
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