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{{Infobox Organization
|name=米州機構<br /><small>{{Lang-en-short|Organization of American States}}<br />{{Lang-es-short|Organización de los Estados Americanos}}<br />{{Lang-pt-short|Organização dos Estados Americanos}}<br />{{Lang-fr-short|Organisation des États Américains}}</small>
|image = Flag of the Organization of American States.svg
|caption= 米州機構の旗
|map=Organization of American States (orthographic projection).svg
|msize = 250px
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'''米州機構'''︵べいしゅうきこう、{{Lang-en-short|Organization of American States}}、略称:OAS︶は、[[1948年]]に調印されたボゴタ憲章︵米州機構憲章︶に基づいて、[[1951年]]に発足した[[国際機関]]である。本部は[[アメリカ合衆国]]の[[ワシントンD.C.]]。 [[アメリカ州|南北アメリカ]]の国々の平和と安全保障・紛争の平和解決や加盟諸国の相互躍進を謳う。ただし、[[1970年代]]以降は最重要の問題を扱う場ではなくなった。
== 設立の経緯やその後の経過 ==
[[1890年]]に発足した
* [[1948年]] - コロンビア
* [[1951年]] - ボゴタ憲章に基づいて
* [[1960年]]8月 - [[ラファエル・トルヒーヨ]]政権下の[[ドミニカ]]が除名され、経済制裁を科される。同年7月にOASで採択された[[米州相互援助条約]]の初適用。
* [[1962年]] - [[キューバ危機]]を期に[[キューバ]]が除名される。
* [[1965年]] - [[ドミニカ内戦]]で[[平和維持活動]]として * [[2001年]]6月 - 第31回総会が[[コスタリカ]]で開催され、加盟国を[[民主主義]](≒[[資本主義]])国に限定すべしという提案がアメリカより為されたが、採択されなかった。
* [[2002年]]4月 - ベネズエラ政変で[[ウゴ・チャベス]]政権の正当性を認めた。
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* [[2010年]]
** 3月 - 事務総長選挙が行われ、ホセ・ミゲル・インスルサが満場一致で再選<ref>[http://en.mercopress.com/2010/03/24/insulza-voted-by-acclamation-for-a-second-oas-five-year-term Insulza voted by acclamation for a second OAS five year term] MercoPress、2010年3月24日</ref>。
** 11月13日 - ニカラグアとコスタリカの間で国境紛争が激化していることに関して、紛争地帯から軍隊を撤退するよう求める決議を採択。国境紛争は、 |url=http://ameblo.jp/guevaristajapones/entry-10706791113.html
|title=米州機構、ニカラグア・コスタリカ紛争で決議(11月13日)
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** 1月7日 - インスルサ事務総長は、前年末ベネズエラ国会<ref>旧国会は9割の与党勢力、2010年9月選挙で2011年1月5日開会の新国会は野党勢力が4割を占める。</ref>で成立した大統領授権法<ref>憲法に基づくもので、国会を通さずに法律を制定する権限を大統領に付与する法、18ヶ月間の期限付き法</ref>をOASの民主主義憲法に違反すると批判した。同事務総長は旧国会が新国会の権限を18ヶ月間制限し、民主主義国家では考えられないことと批判。ベネズエラのチャベス政権は内政干渉として反発している。 **マヌエル・セラヤ大統領の帰国に伴いホンジュラスが復帰。
**12月2日 - ベネズエラの呼びかけで[[ラテンアメリカ]]諸国により、北アメリカ(アメリカ
* [[2013年]]
**7月9日 - 緊急会合で、ボリビア大統領専用機がヨーロッパ各国︵フランス、ポルトガル、イタリア、スペイン︶から着陸拒否を受けた問題を巡り、この4ヶ国を非難しボリビアへの連帯を全会一致で決議<ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-11/2013071107_01_1.html 米州機構 欧州4カ国を非難 大統領機拒否事件 ボリビア連帯決議] [[しんぶん赤旗]]2013年7月11日 {{seealso|エドワード・スノーデン|PRISM (監視プログラム)}}</ref>。 67 ⟶ 65行目:
== 機構 ==
[[File:OAS Observer.png|thumb|320px|{{legend|#008000|加盟国}}{{legend|#00ff00|オブザーバー}}]]▼
最高意思決定機関として総会︵General [[米州人権条約]](ただし、[[アメリカ合衆国]]と[[カナダ]]は批准していない)を基にした、[[米州人権委員会]]と[[米州人権裁判所]]を有する。近年は、[[米州首脳会議]]が定例化している。
現在の事務総長は、2015年に就任したウルグアイのルイス・アルマグロ(Luis
== 参加加盟国 ==
加盟国は、南北アメリカとカリブ海の全[[独立国]]35カ国で、日本を含む59カ国と * [[北米]]▼
* [[中米]]▼
* [[カリブ海]]諸国▼
* [[南米]]▼
* {{CAN}}
* {{USA}}
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* {{MEX}}
* {{SLV}}
* {{GTM}}
* {{CRI}}
* {{NIC}}
* {{PAN}}
* {{BLZ}}
* {{HND}}<ref>上記クーデターにより2011年まで資格停止。</ref>
{{Colend}}
{{Colbegin|4}}
* {{ATG}}
* {{CUB}}<ref>追放後も加盟枠は形式的には保持されている。</ref>
* {{GRD}}
* {{JAM}}
* {{KNA}}
* {{VCT}}
* {{LCA}}
* {{DOM}}
* {{DMA}}
* {{TTO}}
* {{HTI}}
* {{BHS}}
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=== オブザーバー ===
▲[[File:OAS Observer.png|thumb|320px|{{legend|#008000|加盟国}}{{legend|#00ff00|オブザーバー}}]]
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== 脚註 ==
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