米州機構
1951年12月に発足した国際機関
名称
設立の経緯やその後の経過
●1890年に発足したアメリカ国際共和国連合(International Union of American Republics)と、1910年に発足した汎米連合(Pan American Union)が前身。
●1951年、コロンビアで1948年に調印されたボゴダ憲章︵米州機構憲章︶に基づいて発足。当初は、米国主導の反共同盟の色合いが濃く、米国による中南米支配の道具と言われた。
●2001年6月、第31回総会がコスタリカで開催され、米国は加盟国を民主主義国に限定しようとする提案がなされたが、採択されなかった。
●2002年4月、ベネズエラ政変でチェベス政権の正当性を認めた。
●2003年4月、OASがベネズエラの国民和解の仲介をした。
機構
- 年次総会
- 米州加盟国特別首脳会議(サミット)定例化
- 本部はワシントンD.C.。 事務総長は前チリ内務大臣ホセ・ミゲル・インスルサ・サリナス Jose Miguel Insulza Salinas(2005年12月現在)
参加加盟国
加盟国は南北アメリカとカリブ海の全独立国で、日本を含む44カ国とヨーロッパ連合が常任オブザーバーの資格をもつ。