綿
繊維が絡まりあって塊の状態になっているものの総称
綿の種類
編集天然繊維
編集植物
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綿花
●木綿︵英語: cotton︶ - ワタの﹁わた﹂。布団の詰め物などに用いられる。
●木棉︵きわた、 英語: tree cotton︶ - キワタの種子から取る﹁わた﹂。
●パンヤ︵カポック、 英語: kapok︶ - カポックの果実から取る﹁わた﹂。吸油性にすぐれる。
●麻綿 - 麻繊維による﹁わた﹂。吸放熱性が良く、さらっとした肌触りが特徴。夏用布団に用いられる事が多い。
動物繊維
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●真綿︵英語: floss silk︶ - 絹繊維による﹁わた﹂。光沢があり、保温性・通気性・吸放湿性が良く軽い。高級詰め物に多く見られる。
●羊毛綿 - 羊毛繊維による﹁わた﹂。表面は鱗が重なり合ったような形状をしており、クリンプと呼ばれる独特の縮れを有する。ヨーロッパでは古くから用いられ、弾力性・保湿性・吸放熱性に優れている。
鉱物繊維
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●石綿 ︵英語 asbestos︶ - 天然の鉱物が繊維状に変形したもの。耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などに優れる反面、その繊維が肺疾患を惹き起こすことが分かり社会問題にもなっている。
●岩綿 ︵英語 rock wool︶ - ロックウール。人工的に玄武岩や安山岩、鉱滓などを高温で溶融し、遠心力や圧縮空気でそれを細いノズルから噴出させて急冷し繊維状にしたもの。石綿より径が大きく。断熱材・吸音材などの他、園芸用土にも使われる。
●スチールウール - 鉄の繊維による﹁わた﹂。非常に酸化しやすく、酸素中で激しく燃焼する。
合成繊維
編集出典
編集- ^ 信州大学繊維学部『はじめて学ぶ繊維』日刊工業新聞社、2011年、9頁。