「逢沢一郎」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Evelyn-rose (会話 | 投稿記録) |
分割に伴うリンク修正（御津町） タグ: 2017年版ソースエディター |
||
| (24人の利用者による、間の45版が非表示) | |||
4行目:
| 人名 = 逢沢 一郎
| 各国語表記 = あいさわ いちろう
| 画像 =
| 画像
| 画像説明 = 逢沢一郎（2023年1月、[[内閣総理大臣官邸]]）
| 国略称 = {{JPN}}
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1954|6|10}}
| 出生地 = {{JPN}} [[岡山県]][[御津郡]][[御津町 (岡山県)|御津町]]<br>（現・[[岡山市]][[北区 (岡山市)|北区]]）
| 没年月日 = <!-- {{死亡年月日と没年齢|XXXX|XX|XX|YYYY|YY|YY}} -->
| 死没地 =
| 出身校 = [[慶應義塾大学]][[工学部]]（現・[[慶應義塾大学大学院理工学研究科・理工学部|理工学部]]）
| 前職 =
| 現職 =
| 所属政党 = [[自由民主党_(日本)|自由民主党]]（[[有隣会#谷垣派|谷垣派]]→[[宏池会
| 称号・勲章 = 工学士
| 配偶者 =
23 ⟶ 24行目:
| サイトタイトル = 逢沢一郎ウェブサイト
| 国旗 = JPN
| 職名 =
| 就任日 = [[2013年]][[10月15日]]▼
▲| 選挙区5 = （[[岡山県第1区_(中選挙区)|旧岡山1区]]→）<br />[[岡山県第1区|岡山1区]]
▲| 当選回数5 = 12回
▲| 退任日5 = 現職
|その他職歴1 = [[ファイル:Liberal Democratic Party (Japan) Emblem.jpg|20px]] 第51代 [[自由民主党国会対策委員会#国会対策委員長|自由民主党国会対策委員長]]<br /> '''（総裁: [[谷垣禎一]]）''' '' ''
|就任日6 = [[2010年]][[9月9日]]
59 ⟶ 42行目:
[[松下政経塾]]出身者では初の[[国会議員]]であり、また初めて[[政務次官]]に就任した人物である<ref name="bunshun">[http://shukan.bunshun.jp/articles/-/502 当選七回で大臣の経験なし 逢沢一郎「入閣」は一族の悲願] [[週刊文春]]</ref>。
[[祖父母|祖父]]の[[逢沢寛]]、[[父]]の[[逢沢英雄]]も衆議院議員を務めた<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.zakzak.co.jp/tsui-sat/tsuiseki/contents/2003_10-03/031018_02.html|title=激突！総選挙 ～﹁あの人﹂は勝てるのか︵6︶～|publisher=[[夕刊フジ]]|date=2003-10-03|accessdate=2016-01-18}}</ref>。 == 来歴 ==
[[ファイル:Ichiro_Aisawa_and_Narendra_Modi_cropped_Narendra_Modi_and_Members_of_the_Parliament_20140627.jpg|サムネイル|200px|インドの[[ナレンドラ・モディ|モディ]]首相と会談する逢沢（左）
[[ファイル:Ichiro Aisawa and Adidas soccer ball 20120414.png|200px|サムネイル|2012年]]
{{出典の明記|date=2015年10月|section=1}}
[[岡山県]][[御津郡]][[御津町 (岡山県)|御津町]]︵現[[岡山市]][[北区 (岡山市)|北区]]︶生まれ。[[岡山大学教育学部附属中学校]]、[[慶應義塾志木高等学校]]、[[慶應義塾大学]][[工学部]]︵現・[[慶應義塾大学大学院理工学研究科・理工学部|理工学部]]︶管理工学科を卒業。 [[1980年]]、[[松下幸之助]]が設立した[[松下政経塾]]に入塾︵第1期生︶。[[1985年]]卒塾<ref>{{Cite web|和書|url= [[1986年]]、[[第38回衆議院議員総選挙]]に[[自由民主党_(日本)|自由民主党]]公認で[[岡山県第1区_(中選挙区)|旧岡山1区]]から出馬し、初当選。以後、11期連続当選 [[1992年]]、[[宮澤内閣_(改造)|宮澤改造内閣]]で[[経済産業省|通商産業]][[政務次官]]に任命され、松下政経塾出身者の中で初めて政務次官に就任した<ref name="bunshun"/>{{リンク切れ|date=2015年12月}}。 [[小選挙区比例代表並立制]]導入後初めて実施された[[1996年]]の[[第41回衆議院議員総選挙]]では[[岡山県第1区|岡山1区]]から自民党公認︵[[新党さきがけ]]推薦︶で立候補し、[[新進党]]現職の元[[郵政大臣]]・[[日笠勝之]]を破り4選。[[1997年]]、[[衆議院]][[外務委員会|外務委員長]]に就任<ref name="jiminokayama">{{Cite web|和書|url=https://www.jimin-okayama.jp/only/kokai/koku/1/|title=逢沢一郎プロフィール|publisher=自由民主党岡山県支部連合会|date=|accessdate=2016-01-18}}</ref>。 [[2003年]]、[[第1次小泉内閣_(第2次改造)|第1次小泉再改造内閣]]で[[外務副大臣]]に任命され、[[第3次小泉内閣]]まで務める。
90 ⟶ 74行目:
[[2011年]]9月に国対委員長を退任し、[[特別補佐#自由民主党総裁特別補佐|自民党総裁特別補佐]]に就任<ref name="jiminokayama"/>。
[[2012年]]9月に[[谷垣禎一]]の自民党総裁退任に伴い、自民党総裁特別補佐を退任。同年10月に[[宏池会]]を脱退し<ref>[[日本経済新聞]] 2015年3月29日朝刊 政界面関連︵5面︶</ref>、谷垣による勉強会﹁[[ [[2013年]][[10月15日]]、2度目の衆議院議院運営委員長に就任。
100 ⟶ 84行目:
[[2017年]]、[[第48回衆議院議員総選挙]]で11選。
[[2021年]]、[[第49回衆議院議員総選挙]]で12選<ref name="nhk-kaihyo">{{ [[2024年]]3月、自由民主党党紀委員長に就任<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/article/20240319-K7LTJ65YPJNZ7FNVUT2QHBRPQY/|title=自民、党紀委員長に逢沢一郎氏 不記載の衛藤晟一氏は議員処分見据え交代|newspaper=産経新聞|date=2024-03-19|accessdate=2024-03-19}}</ref>。 == 政策・主張 ==
=== 憲法 ===
* [[日本国憲法|憲法]][[憲法改正論議|改正]]について、2021年のアンケートで﹁賛成﹂と回答<ref name="asahi-todai2021">{{ * [[日本国憲法第9条|憲法9条]]への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「賛成」と回答<ref name="NHK2021"/>。
110 ⟶ 96行目:
* 改正すべき項目として「自衛隊の保持を明記する」「環境権に関する条項を新設する」「家族の尊重や家族間の相互扶助に関する条項を新設する」「各都道府県から必ず1人は参議院議員を選出するよう明記する」「財政の健全性に関する条項を新設する」「緊急事態に関する条項を新設する」と主張<ref name="asahi-todai2021"/>。
* 憲法を改正し[[国家緊急権|緊急事態条項]]を設けることについて、2021年の毎日新聞社のアンケートで﹁賛成﹂と回答<ref name="mainichi2021">{{ === 外交・安全保障 ===
118 ⟶ 104行目:
* [[普天間基地移設問題|普天間基地]]の[[辺野古]]移設について、2021年のアンケートで「賛成」と回答<ref name="asahi-todai2021"/>。
* [[徴用工訴訟問題|徴用工訴訟]]などの歴史問題をめぐる[[日韓関係|日韓の関係悪化]]についてどう考えるかとの問いに対し、2021年の毎日新聞社のアンケートで「政府の今の外交方針でよい」と回答<ref name="mainichi2021"/>。
=== ジェンダー ===
128 ⟶ 116行目:
* 「[[LGBT]]など[[性的少数者]]をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「賛成」と回答<ref name="asahi-todai2021"/>。
* [[クオータ制]]の導入について、2021年のアンケートで﹁どちらかといえば反対﹂と回答<ref name="NHK2021">{{ === その他 ===
135 ⟶ 123行目:
* 新型コロナウイルス対策として、消費税率の一時的な引き下げは「必要でない」と回答<ref name="NHK2021"/>。
* [[森友学園問題|森友学園への国有地売却を == 人物 ==
=== 統一教会との関係 ===
* 2018年7月1日、[[世界平和統一家庭連合]]︵旧統一教会︶が、[[韓鶴子]]総裁を主賓に迎えて﹁日本宣教60周年 2018神日本家庭連合 希望前進決意2万人大会﹂を[[さいたまスーパーアリーナ]]で開催。同大会に祝電を送った<ref>{{cite news |author= |url=http://dailycult.blogspot.com/2018/07/26.html | title=統一教会の﹁さいたまスーパーアリーナ2万人集会﹂に自民党国会議員ら6人が来賓出席 | newspaper=やや日刊カルト新聞 | date=2018-7-1 | accessdate=2022-7-16 }}</ref>。 * 2018年7月22日、統一教会の関連団体が﹁復興記念・2018孝情文化ピースフェスティバル in OKAYAMA﹂を岡山市のジップアリーナ岡山で開催。同イベントに来賓の代表として祝辞を述べた<ref>{{ * 2018年10月25日、統一教会の関連政治団体﹁[[国際勝共連合]]﹂が創立50周年記念大会を[[ザ・キャピトルホテル 東急]]で開催。同大会に出席<ref>{{ * 2018年12月11日、統一教会系の﹁[[世界日報 (日本)|世界日報]]﹂に逢沢のインタビューが掲載された<ref>{{ * 2020年8月22日、統一教会の関連団体は﹁岡山平和大使議員フォーラム﹂をANAクラウンプラザホテル岡山で開催。日本統一教会会長の[[徳野英治]]が出席した同フォーラムに出席した<ref>{{Cite web|和書|url=https://ameblo.jp/oda-haruto/entry-12619951940.html |title=﹁岡山平和大使議員フォーラム﹂(その1) |publisher=小田春人オフィシャルブログ |date=2020-08-23 |accessdate=2022-11-7 |archivedate=2022-7-26 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20220726021233/https://ameblo.jp/oda-haruto/entry-12619951940.html }}</ref>。
* 2021年6月11日、統一教会の関連団体﹁[[天宙平和連合]]﹂が創設した[[世界平和国会議員連合]]の日本の議員連盟﹁日本・世界平和議員連合懇談会﹂の総会が衆議院第一議員会館で開催。逢沢を含む20人の国会議員が出席した<ref name="tbs-news-dig20220726"/>。同議連は前年に設立された団体で、初代会長は[[大野功統]]だった<ref name="ntv20220725">{{ * 2022年6月13日、﹁日本・世界平和議員連合懇談会﹂は総会を開催。逢沢は副会長に就任した。顧問である国際勝共連合会長の梶栗が講演をし、講演の際、統一教会の関連団体﹁[[平和政策研究所]]︵IPP︶﹂が発行する﹁政策情報レポート﹂が配られた。総会資料のアンケート用紙には、梶栗が会長を務める統一教会の友好団体﹁[[世界平和連合]]﹂<ref>{{cite web |url=http://www.fwp-japan.org/chairman/ | title=会長挨拶 | publisher=世界平和連合 |date= | accessdate=2022-8-2 }}</ref>に関する記述があり、﹁[[第26回参議院議員通常選挙|次期参議院選挙]]の地方区で、世界平和連合の応援を希望する議員がおられればお書き下さい﹂と書かれてあった<ref name="aera20220729">{{ * 2022年7月から8月にかけて、[[共同通信社]]は、全国会議員712人を対象に、統一教会との関わりを尋ねるアンケートを実施。8月31日に各議員の回答の全文を公表した。[[岸田文雄]]首相は8月8日の自民党臨時役員会で、統一教会をめぐり﹁政治家の責任で関係をそれぞれ点検し、適正に見直してもらいたい﹂と述べ、党所属国会議員全員に通達するよう指示<ref>{{ {{see also|世界平和統一家庭連合と政界との関係}}
=== その他 ===
* [[松下政経塾]]の第1期生。政経塾出身の |url=https://web.archive.org/web/20110904071230/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110903/stt11090322370004-n1.htm
|title=政界の頂点に立った「松下政経塾政権」 前原氏もパシリ扱い
|work=MSN産経ニュース
156 ⟶ 147行目:
|accessdate=2011-12-04
}}</ref><ref>{{Cite news
|url=https://web.archive.org/web/20120417134508/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110904/stt11090421410001-n2.htm
|title=自民党も党役員人事 9月下旬に先送り 大島副総裁の進退が焦点 逢沢国対委員長の処遇も
|work=MSN産経ニュース
163 ⟶ 154行目:
|accessdate=2011-12-04
}}</ref>。
* 自民党内の[[国務大臣|閣僚]]未経験者では、当選回数は最多の12回を数える<ref name="bunshun"/>。特に、2022年現在、小選挙区制に移行してから一貫して小選挙区で当選し続けている現職の衆議院議員としては唯一である。内閣発足や改造時に毎回の様に名前は挙がるが、未だに閣僚経験はない。父・祖父共に大臣経験はなく、大臣就任は﹁逢沢家の悲願﹂とも言われている<ref>{{Cite web|和書|url=https://archive.is/9SlM2#selection-411.0-411.27|title=当選七回で大臣の経験なし 逢沢一郎﹁入閣﹂は一族の悲願|publisher=[[週刊文春]]WEB|date=2008-07-03|accessdate=2016-01-18}}</ref>。 * [[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]後、自民党が長年にわたり使用してきた[[国会議事堂|国会]]正面側の国会議員控室を明け渡すよう民主党に要求されたが、自民党が正面側控室を継続して使用したい考えを示した︵後に明け渡している︶<ref>[http://www.asahi.com/ * [[2010年]][[11月29日]]、[[参議院]][[本会議]]場における[[上皇明仁|天皇]]・[[上皇后美智子|皇后]]が出席した議会開設120年記念式典で[[最高裁判所長官]]の[[竹
*日中国会議員書画展へ書画を提供している<ref>[http://www.syogaten.com/list/54.html]NPO法人[[日中国会議員書画展実行委員会]]</ref>。
== 政治資金問題 ==
* 逢沢が代表を務める同党支部が、2007年までの8年間に、当時の岡山市長や市幹部らが役員を務める同市[[出資]]の[[第三セクター]]から、7回にわたり計84万円の[[政治献金]]を受けていた<ref name="asahi20090606" />。資金・人材の両面で自治体と深く結びついた三セクから特定の政党支部への献金は問題がある、との識者の指摘を[[朝日新聞]]が報道している<ref name="asahi20090606">﹁岡山市 第三セクターが献金﹂朝日新聞、2009年6月6日</ref>。 * [[日本共産党]]の機関紙[[しんぶん赤旗]]に、[[消費者金融]]業界の政治団体「[[全国貸金業政治連盟]]」（全政連）からパーティー券の購入等により資金提供を受けていると報じられた<ref>[
== 選挙
{|class = "wikitable" style="text-align:center; font-size:small; margin:auto"
|-
207 ⟶ 198行目:
* [[自民党たばこ議員連盟]]<ref>{{Cite news |url = http://zenkyou.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/07/2021%E5%B9%B47%E6%9C%88%E5%8F%B7_7%E9%9D%A2.pdf |title = 2021年7月号_7面 |newspaper = 全国たばこ新聞 |publisher = [[全国たばこ販売協同組合連合会]] |date = 2021-06-25 |accessdate = 2021-07-11 }}</ref>
* [[世界平和国会議員連合]]
* [[時代に適した風営法を求める議員連盟]]
* [[北京オリンピックを支援する議員の会]]（副幹事長）
* [[みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会]]（副会長）
* [[日本会議国会議員懇談会]]
* [[神道政治連盟国会議員懇談会]]
216 ⟶ 207行目:
* [[ボーイスカウト振興国会議員連盟]](会長)
* [[日本の印章制度・文化を守る議員連盟]]（顧問）<ref>『現代印章 2019年4月号』（ゲンダイ出版）</ref>
* 自由民主党オートバイ議員連盟（会長）
* 自由民主党バス議員連盟（会長）
* [[実践倫理宏正会]]
* [[崇教真光]]
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
== 関連項目 ==
* [[大臣病]]
* [[世襲政治家一覧]]
* [[自由民主党国会議員一覧]]
290 ⟶ 287行目:
| after = [[岸田文雄]]
}}
{{
{{職種|官職|
{{衆議院国家基本政策委員長}}
310 ⟶ 307行目:
[[Category:令和時代の衆議院議員]]
[[Category:世襲政治家]]
[[Category:逢沢家]]
[[Category:オートバイ|人]]
[[Category:松下政経塾の塾生]]
315 ⟶ 313行目:
[[Category:神道政治連盟国会議員懇談会の人物]]
[[Category:日本の印章制度・文化を守る議員連盟の人物]]
[[Category:日本のスカウト運動]]
[[category:工学士取得者]]
[[category:慶應義塾大学出身の人物]]
| |||