カロル・シマノフスキ

ポーランドの作曲家 (1882-1937)


: Karol Maciej Szymanowski [ˈkarɔl ˈmat͡ɕɛj ʂɨmaˈnɔfskʲi], 1882103[1]106[2] - 1937329[1][2]4222
カロル・シマノフスキ
Karol Maciej Szymanowski
1935年撮影
基本情報
生誕 1882年10月3日[1]または10月6日[2]
ロシア帝国ティモショフカ英語版[注釈 1][1][2]
死没 (1937-03-29) 1937年3月29日(54歳没)
スイスの旗 スイスローザンヌ[1][2]
職業 作曲家
シマノフスキのザコパネの別荘 Villa-ATMA。典型的なザコパネ様式と呼ばれる木造建築である。
シマノフスキの棺

生涯

学習期


1819[1]

34410

1901[2]51904

創作第一期



創作第二期


19141916313

創作第三期


19171939

191819211922

1927193051932193241937329

使14802004

タトラ地方の民謡

 
演奏するグラル人たち

(Górale)

姿19調姿20 op.505調

主な作品

 
ワルシャワ、新世界通り(ul. Nowy Świat)47番
1924年から5年間シマノフスキが住んだ家
この家は19世紀半ばに英国文学のポーランド人作家ジョゼフ・コンラッドも住んでいた

交響曲


1 調 op.15 1906



2 調 op.19 1910

11911

3 op.27 1914-16

213

4  op.60 1932

3

管弦楽曲

演奏会用序曲 op.12 (1905年)
シマノフスキ、初期の成功作である。ここでもリヒャルト・シュトラウスの影響は明らかだが、和声オーケストレーションの才能は目を見張るべきものがある。
バレエ音楽「ハルナシェ」op.55 (1923-31年)
愛国者の農夫を主人公にした3幕のバレエ-パントマイムへの付随音楽で作曲者とイェズィ・ミェチスワフ・ルィタルド(Jerzy Mieczyslaw Rytard)の台本による。テノール独唱と混声合唱がオーケストラに加わる。タトラ地方の民俗音楽が盛り込まれた第3期に属する作品。

協奏曲


1 op.35 1916

1917211225

2 op.61 1932-33

góral3

室内楽曲


 調 op.9 1904

1

3 op.30 1915

23
(一)

(二)

(三)

1 調 op.37 1917

22 (In modo d'una canzone)19221調調

2 op.56 1927

33

ピアノ曲


1 調 op.8 1903-04

191010041

2 op.21 1911

21122

3 op.36 1917

4 調

4 op.4 1900-02

. 調 / . 調 / . 調 / . 調3 調" 9 "

 op.34 1915-16 1.   2.   3. 

21914

520 op.50 1924-25

3415222056

2 op.62 1933-34




オペラ

ロゲル王 (ロジェ王) op.46 (1918-24年)
初代シチリア王ルッジェーロ2世をモデルとする3幕のオペラ。1990年代に入り再評価が進んだ作品。中世シチリア王国を舞台にキリスト教徒と異教徒との確執を描き、官能性と民俗性が高いレベルで融合した傑作。

宗教曲

スターバト・マーテル op.53 (1924-26年)
テキストは通常のラテン語によらず、ポーランド語訳を用いている。伝統的な形式美の中に作曲者の個性をほどよく加味し、魅力的な作品に仕上げている。

声楽曲

ハーフィズの恋愛歌曲集 第1集 op.24、第2集 op.26 (1911年、1914年)
アラビアの詩に基づきハンス・ベートゲが創作したパラフレーズに付曲した作品。第1集はピアノ伴奏で6曲からなり、第2集はオーケストラ伴奏で8曲からなる。ただし、うち3曲は伴奏部分を編曲した同一のもの。いずれも創作第2期に属する作品である。

脚注

注釈

  1. ^ a b ポーランド語Tymoszówka (ティモシュフカ)、ロシア語Тимошовка (ティモショフカ)、ウクライナ語Тимошівка (ティモシウカ)。
  2. ^ Marek Zawirski. ワルシャワ音楽研究所教授[1]

出典

参考文献

関連項目

外部リンク