ゴータマ・ブッダの菩提樹

ゴータマ・ブッダの菩提樹(ゴータマ・ブッダのぼだいじゅ)は、仏教開祖であるゴータマ・ブッダがその木の根元に座って悟りを得た菩提樹Ficus religiosaインドボタイジュ[1]とその挿し木による子孫である。

ブッダガヤの大菩提寺菩提樹

名称

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菩提樹の名前は、パーリ語及びサンスクリット語の“budh”という語根に由来し、覚醒する、転じて知り尽くすまたは完全に理解するという意味をもつ。 動詞語根であるbudhが、仏教関連では名詞形の“ボーディー”(bodhi)として、ブッダの悟りを示す。そのため、下に座って悟りを得たとされる木がボーディーの木(Bodhi vriksha)と知られるようになった。 日本語での菩提樹は中国でボーディーの音写となる菩提(ぼだい)、またボーディーの木が菩提樹(ぼだいじゅ)となり、日本語で取り入れられた。

英語のBodhi treeも同様の語源だが、シンハラ語形のbōを経由したbo-treeという形もしばしば用いられる。

概説

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5



Shiva's treeBuddha's tree



(一)

(二)

(三)

(四)

(五)

56318802007[2]

脚注

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出典

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  1. ^ 岩波 仏教辞典 2002, p. 923-924.
  2. ^ 朝日新聞2007年7月24日夕刊「ブッダの菩提樹 寺が切り売り? インドで疑惑 住職は否定」

参考文献

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  • 中村元ほか(編)『岩波 仏教辞典』(第二版)岩波書店、2002年10月。 

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯24度41分45.29秒 東経84度59分29.29秒 / 北緯24.6959139度 東経84.9914694度 / 24.6959139; 84.9914694