シイラ漬漁業(シイラづけぎょぎょう)とは漬漁業の一種であり、海面の浮遊物に集まるシイラの習性を利用し、シイラ漬(漬木)という漁具を海面に設置してシイラなどをおびき寄せ、まき網(旋網漁業)あるいは釣漁業によってこれを捕獲する漁業である。

概要

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鹿

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シイラ漬の構造

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6m8m2m2g

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シイラ漬の設置

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一つの漁場において、沿岸から数kmないし数十kmの場所から沖に向けて数十個のシイラ漬を1kmから1.5kmに一つの間隔で設置する。巻き網で漁獲する場合にはシイラ漬に集まっているシイラなどの漁獲物をシイラ漬から引き離す必要があるので、まき餌などをして漁網に取り込むことになる。