ジョージ朝倉
日本の漫画家
略歴
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1995年、﹃別冊フレンド﹄︵講談社︶に掲載の﹁PUNKY CAKE JUNK︵パンキー・ケーキ・ジャンキー︶﹂でデビュー。ペンネームは、﹃科学忍者隊ガッチャマン﹄のコンドルのジョーの本名︵ジョージ浅倉︶に由来する[1]。エッセイマンガなどの自画像も変身前のジョーそっくりに描かれる。
デビュー後、﹃別冊フレンド﹄︵講談社︶などに作品を掲載。年に3、4本程しか漫画を書いていなかったため、貧乏で借金もあったが[2]、﹃恋文日和﹄の映画化が決まり、単行本が3巻まで発売されたことで、借金を完済したという[3]。2003年から、ヤング女性向け漫画誌や青年誌にも活躍の場を広げる。
2005年、﹃恋文日和﹄で第29回講談社漫画賞少女部門を受賞。2007年、出産のため、連載活動を休止。2009年、﹃別冊フレンド﹄2月号に﹃溺れるナイフ﹄番外編を掲載し、復帰。
2015年よりビッグコミックスピリッツにて、クラシックバレエを題材にした﹃ダンス・ダンス・ダンスール﹄を連載。同作は、2022年よりアニメ化された。
作品リスト
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●カラオケ・バカ一代︵1995年、別冊フレンド、講談社︶ - 単行本全1巻︵講談社、祥伝社︶。講談社版は全く売れずに即絶版となった[4]。
●水蜜桃の夜︵2001年、別冊フレンド増刊別フレ2001︶ - 単行本全1巻
●ハッピーエンド︵2002年、講談社︶ - 単行本全1巻・新装版全1巻。描き下ろし作品。
●バラが咲いた ジョージ朝倉初期傑作選︵1995年 - 1996年、講談社︶ - 単行本全1巻。以下、収録作品詳細︵収録順︶。
●バラが咲いた︵別フレDXジュリエット1996年7月号︶
●星空で目がくらむ︵別フレDXジュリエット1996年1月号︶
●星の名前︵別フレDXジュリエット1996年3月号︶
●PUNKY CAKE JUNK︵別フレDXジュリエット1995年5月号︶※デビュー作
●青色的少年︵別冊フレンド1996年8月号︶
●恋文日和︵1999年 - 2004年、別冊フレンド、別フレDX︶ - 単行本全3巻・愛蔵版全2巻。ラブレターをめぐるオムニバス集。2004年に映画化。2014年にテレビドラマ化。
●ハートを打ちのめせ!︵2001年 - 2003年 、Zipper comic、FEEL YOUNG増刊salada、FEEL YOUNG、祥伝社︶ - 単行本全2巻
●少年少女ロマンス︵2002年-2003年、別冊フレンド︶ - 単行本全3巻、新装版全2巻。
●ほんとうに本気の恋︵﹃別冊フレンド﹄作家によるオムニバス。﹃恋文日和 ヒミツの交換日記﹄を収録︶
●平凡ポンチ︵2003年 - 2006年 、月刊IKKI、小学館︶ - 単行本全4巻。2008年に映画化。
●シルバラ︵月刊IKKI2006年8月号、平凡ポンチ第4巻に収録︶
●ピース オブ ケイク︵2003年 - 2008年、FEEL YOUNG︶ - 単行本全5巻。2015年映画化。
●溺れるナイフ︵2004年 - 2013年、別冊フレンド︶ - 単行本全17巻。2016年に映画化。
●ビ バップ ア チェリーパイ︵月刊フラワーズ2006年10月号。FEEL YOUNG別冊付録のRARE TRACKSに再録︶
●テケテケ★ランデヴー︵2009年 - 2014年、Zipper︶ - 単行本全4巻
●夫婦サファリ︵2012年 - 、FEEL YOUNG︶ - 単行本既刊2巻
●ダンス・ダンス・ダンスール︵2015年 - 、ビッグコミックスピリッツ[5]︶ - 単行本既刊28巻
イラスト
編集- ダブルダウン勘繰郎(作:西尾維新) - 表紙絵
脚注
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(一)^ “﹃Web現代﹄編集部訪問&ロングインタビュー”. 講談社e-manga通信. 2004年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月14日閲覧。
(二)^ ﹃恋文日和﹄1巻あとがき
(三)^ ﹃恋文日和﹄3巻あとがき
(四)^ ジョージ朝倉 (2002), カラオケ・バカ一代, 祥伝社, p. 4, ISBN 4-396-76264-X
(五)^ “ジョージ朝倉がバレエに魅せられた少年描く新連載、スピにて始動”. コミックナタリー (2015年9月14日). 2015年9月14日閲覧。
外部リンク
編集- JAZZE7 - 公式サイト
- ジョージ朝倉 (@GeorgeAsakura_i) - X(旧Twitter)
- ジョージ朝倉 (@george39asakura) - X(旧Twitter)