リクスダーゲン

スウェーデン議会
スウェーデン議会から転送)

リクスダーゲン(riksdagen[注釈 1])は、スウェーデン立法府一院制議会である。

 スウェーデンの議会
リクスダーゲン

Sveriges riksdag[注釈 1]
紋章もしくはロゴ
種類
種類

一院制

役職

議長

アンドレアス・ノーレン穏健党)、
2018年9月24日より現職

構成
定数349
リクスダーゲンの政党別議席数

院内勢力

  穏健党 (68)
  左翼党 (24)
  中央党 (24)
  緑の党 (18)
  自由党 (16)
選挙

選挙制度

比例代表制

前回選挙

2022年9月11日
議事堂
リクスダーゲンの本会議場
 スウェーデンストックホルム
議場
ウェブサイト
www.riksdagen.se

構成する議員(riksdagsledamöter)は349人で、比例代表制による選挙で選出されており、4年の任期を務める。国会議事堂(riksdagshuset)は首都ストックホルムストックホルム宮殿の近くに位置している。

名称

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 (riksdag)  (Reichstag) r[1]

組織

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  • 議長 - アンドレアス・ノーレン(2018年9月24日 - )
  • 議院 - 一院制、議員定数349
  • 選挙 - 任期4年、比例代表制を基本とする投票で実施。通常は選挙年の9月の第3日曜日に実施される。解散はあるが、解散後に選挙された議員の任期は解散前の議員の残余期間となる。

憲法

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197441212

政府

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1751



175

退1

政治

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スウェーデンでは政党の影響力が強く、リクスダーゲンの議員は院内での採決でそれぞれが所属する政党を支持することが一般的となっている。ほとんどの場合において、政府はリクスダーゲンの多数の支持を得ることが見込め、議事を動かすことができる。

近年は単独の政党が半数以上を得るということがなく、各党は政策が似通った党と協力して行動し、また連立政権を樹立している。通常は左派(社会民主主義)と右派(保守主義自由主義)といった2つのブロックが形成される。自由主義・右派系連合として中央党、自由党、キリスト教民主党、穏健党が2006年から連立を組んで政権を担っている。それ以前の3期は社会民主労働党を中心とした連合が政権を担当していた。

選挙

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議会ビル外観

349418 4%  12% 

選挙区と調整議席

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スウェーデンの選挙制度は比例代表制を基礎としている。一院制のリクスダーゲン全349議席中、310議席は有権者数に応じて各選挙区に配分される。残りの39議席は各党の全国規模での得票率と選挙区で配分された議席数との誤差の是正に当てられる。また議席の配分を受けるには全国での得票率が 4% 以上でなければならない。ただし単一の選挙区での得票率が 12% 以上である場合には、その選挙区で議席の配分を受けることができる[2]

最近の選挙結果

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政党 2002 2006 2010 2014 2018 2022
S 社会民主労働党 144 130 112 113 100 107
SD スウェーデン民主党 0 0 20 49 62 73
M 穏健党 55 97 107 84 70 68
V 左翼党 30 22 19 21 28 24
C 中央党 22 29 23 22 31 24
KD キリスト教民主党 33 24 19 16 22 19
MP 緑の党 17 19 25 25 16 18
L 自由党 48 28 24 19 20 16
349 349 349 349 349 349

沿革

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143515274Ständestaat 18651917

1866622155 (Första kammaren) 233 (Andra kammaren) 

197035019731751751976349

脚注

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注釈

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  1. ^ a b riksdagen は共性名詞である riksdag の語形が変化し、定形となったものである。

出典

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  1. ^ フィンランド議会公式サイト スウェーデン語版
  2. ^ SOU 2008:125 En reformerad grundlag” (スウェーデン語). Regeringskansliet. 2010年9月19日閲覧。

外部リンク

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  • Sveriges Riksdag (スウェーデン語)(ページ上部 In English または Other languagesより言語切替可/日本語非対応)