ソヨンボ文字

アブギダ系の文字

ソヨンボ文字(ソヨンボもじ、モンゴル語: Соёмбо бичиг, soyombo bichig)はモンゴル語を表記するために、1686年に僧侶ボグド・ザナバザル(ジェプツンタンパ1世)が作成したアブギダ系の文字である。チベット語サンスクリット語を表記するのにも用いることができた。

ソヨンボ文字
類型: アブギダ
言語: モンゴル語チベット語サンスクリット語
発明者: ボグド・ザナバザル, 1686
時期: 17~18世紀頃
親の文字体系:

ブラーフミー文字

Unicode範囲:
注意: このページはUnicodeで書かれた国際音声記号 (IPA) を含む場合があります。
テンプレートを表示

19211992使

文字の作成

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438

Svayambhu




使用実態

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音節の組み合わせの例



使姿

文字の形

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2L

L13u ü u ü 

文字一覧

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モンゴル語を表記する場合に用いられるソヨンボ文字。1段目は母音と特殊文字を示し、2段目は音節はじめの子音を、3段目は音節末の子音を示す

aa

20143,000使使使

使

ユニコード

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かつてソヨンボ文字はユニコード6.0においてはサポートされておらず、ソヨンボをエンコードするための準備的な提案がユニコード技術委員会に提出されていた[1]だけであったが、2017年のユニコード10.0への更新でサポートされるようになった[2]

モンゴル文字入力ソフトMenksoft英語版では、代替の入力システムが提供されている[3]

脚注

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参考文献

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  • Соёмбын нууц ба синергетик. Эмхэтгэсэн Б. Болдсайхан, Б. Батсанаа, Ц. Оюунцэцэг. Улаанбаатар 2005. (Secrets and Synergetic of Soyombo. Compiled by B. Boldsaikhan, B. Batsanaa, Ts. Oyuntsetseg. Ulaanbaatar 2005.)

関連項目

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外部リンク

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