チャールズ・ウォードの奇怪な事件

チャールズ・ウォードの奇怪な事件』(チャールズ・ウォードのきかいなじけん、原題:The Case of Charles Dexter Ward )はハワード・フィリップス・ラヴクラフト1928年に著わしたホラー小説

チャールズ・ウォードの奇怪な事件
The Case of Charles Dexter Ward
訳題 「チャールズ・デクスター・ウォード事件」など
作者 ハワード・フィリップス・ラヴクラフト
アメリカ合衆国
言語 英語
ジャンル ホラークトゥルフ神話
初出情報
初出ウィアード・テイルズ』1941年5・7月号
ウィキポータル 文学 ポータル 書物
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概要

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プロビデンスのハルゼー邸。本作で言及されている

稿1927192848,000稿稿稿19371941

[1]

[2][3]

18011401925

登場人物

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20世紀の人物

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Charles Dexter Ward - 2616調

Marinus Bicknell Willett - 

 - 

 - 

O - H

H - 

118 - 

18世紀の人物

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Joseph Curwen - 517貿

 - 

 - 

 - 

 - 

あらすじ

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192826

516調18貿







OH3OH


日本における出版

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小説

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 III 1970

021976
202 ISBN 978-4488523022

 --



6 
04IV1985




101997ISBN 978-4878921292

コミック

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チャールズ・ウォードの奇怪な事件
画:原田雅史

メディア化

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怪談呪いの霊魂

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『怪談呪いの霊魂』(原題:The Haunted Palace)のタイトルで映画化された。"The Haunted Palace"はポーの有名な詩の題名だが、内容はポーとほとんど関係なくラブクラフトの小説を元にしている。ただし舞台がアーカム村とされたり、主人公ウォードが妻帯者で、妻も探検行に参加したりする等原作とはかなりの相違点がある(主人公の妻が活躍するというのは、極めて非ラブクラフト的である)。

ヘルハザード・禁断の黙示録

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『ヘルハザード・禁断の黙示録』(原題:The Resurrected)のタイトルで、再度映画化されている。設定は現代に置き換えられているが、『怪談呪いの霊魂』に比べると、こちらの方がより原作に忠実である。

  • キャスト
    • クリス・サランドン
    • ジョン・テリー
    • ジェーン・シベット
  • スタッフ
    • 監督:ダン・オバノン
    • 1991年公開、アメリカ作品(本国での劇場公開は無し、日本公開は1992年)

邪炎の妖神

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穂高亜由夢による上記映画『怪談呪いの霊魂』のコミカライズ。角川書店発行。

脚注

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【凡例】

  • 全集:創元推理文庫『ラヴクラフト全集』、全7巻+別巻上下
  • クト:青心社文庫『暗黒神話大系クトゥルー』、全13巻
  • 真ク:国書刊行会『真ク・リトル・リトル神話大系』、全10巻
  • 新ク:国書刊行会『新編真ク・リトル・リトル神話大系』、全7巻
  • 定本:国書刊行会『定本ラヴクラフト全集』、全10巻
  • 新潮:新潮文庫『クトゥルー神話傑作選』、2022年既刊3巻
  • 新訳:星海社FICTIONS『新訳クトゥルー神話コレクション』、2020年既刊5巻
  • 事典四:東雅夫『クトゥルー神話事典』(第四版、2013年、学研)

注釈

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出典

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  1. ^ リン・カーター『クトゥルー神話全書』東京創元社、5章
  2. ^ 事典四「クトゥルー神話の歴史●クトゥルー神話の誕生」、14ページ。
  3. ^ 新紀元社『クトゥルフ神話ガイドブック』30ページ。

関連項目

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外部リンク

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