ドリル (工具)

穴をあけるための道具、機械

(drill)[1]
cm11
使

概説

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 (drill bit)  /使

使

材質

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使使

法律による制限

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日本では、ドリルビットは特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律ピッキング防止法)の「指定侵入工具」に該当する場合がある。業務その他正当な理由による場合を除いて、隠して携帯すると処罰の対象となる。

ツイストドリルビット

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各種ツイストドリル

2 /

 (thinning) 


柄の形状

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6 mm8 mm12 mm使



10 mm13 mm






SDSSDS-max
 
SDS-max

SDS Steck, Dreh, Sitzt [2]

溝の長さ

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スタブ (stub)
穴の径に対して3倍以下の深さの、浅い穴に用いられる。
レギュラー (regular)
穴の径に対して5倍以下の深さの穴に用いられ、これが標準的な溝長である。
ロング (long) 、エキストラロング (extra-long)
これらは、穴の径に対して5倍より深い穴に用いられる。こうした非常に長いドリルを使用するには、「ガイド穴」と呼ばれるドリルを被削材に導き入れるための加工を予め施す必要がある。

超硬ドリルビット

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超硬ドリルビット

コアドリルビット

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ツイストドリルビットは穴容積分の被削材をすべて切り粉として排出するが、コアドリルは穴の外周部のみを削り取り、中心部(コア)を円柱形に切り抜くものである。このためツイストドリルビットに比べて大きな穴を短時間で空ける事ができる。建物の壁に配管用の穴を空ける場合に用いられることが多い。被削材とビットの組み合わせによっては水をかけながら切削する必要がある。大きな穴の中心を決める下穴をあらかじめ開けておく必要がある。

 
コアドリルビット。画面左に突き出した丸棒が下穴に沿って進むガイドとなる

半月ドリルビット

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0°

ガンドリルビット

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半月ドリルビットの一種で直線状の溝を持ったものである。

ホールソー

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コアドリルビット同様に穴の外周部のみを削り取るものであるがこちらは薄板用である。中心にはガイドを兼ねた下穴用のドリルビットが設けられている。

 
ホールソー

ステップドリルビット

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ステップドリルビットは多数の円筒切れ刃を段階的に設けることにより円錐形の外形としたものである。主に薄板の穴あけに用いられ、任意の段で送りを止めることにより広い範囲の大きさの穴あけが可能である。その形状から、「ドリルビット」とも俗称される。

 
ステップドリルビット

木工用スペード・ビット

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木工用スペード・ビット

脚注

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  1. ^ Oxford Dictionary. "drill"
  2. ^ Journal of Bosch History 2007

関連項目

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