フィアット・ブラーボ
ブラーボ(Bravo)は、イタリアの自動車メーカー、フィアットが製造・販売していたハッチバック型乗用車である。
本項では初代モデルの派生車種であるブラーバ (Brava)についても解説する。
初代(1995年 - 2001年)
編集フィアット・ブラーボ/ブラーバ(初代) | |
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ブラーボ HGT | |
ブラーバ | |
概要 | |
販売期間 | 1995年 - 2001年 |
ボディ | |
ボディタイプ |
3ドアハッチバック(ブラーボ) 5ドアハッチバック(ブラーバ) |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 前輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
1,242cc 直4 DOHC 1,370cc 直4 SOHC 1,580cc 直4 DOHC 1,747cc 直4 DOHC 1,998cc 直5 DOHC 1,910cc 直4 SOHC ディーゼルターボ |
変速機 |
4速AT 5速MT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,540mm |
全長 |
4,025mm(ブラーボ) 4,190mm(ブラーバ) |
全幅 | 1,755mm |
全高 | 1,414mm |
車両重量 | 1,010 - 1,190kg |
その他 | |
同車台 |
フィアット・マレア フィアット・ムルティプラ |
系譜 | |
先代 | フィアット・ティーポ |
後継 | フィアット・スティーロ |
1995年にティーポの後継としてデビュー。3ドアが﹁ブラーボ﹂、5ドアが﹁ブラーバ﹂をそれぞれ名乗る。車名はイタリア語由来の感嘆詞である﹁ブラヴォー﹂に由来し、﹁ブラーボ﹂は男性形、﹁ブラーバ﹂は女性形である。
エクステリアは曲線を多用したイタリア車らしい個性的なデザインが特徴。ブラーボとブラーバではボディ形状の差異だけでなく、Bピラー以降のデザインが大きく異なる。エンジンは1.4L、1.6L、1.8Lのガソリンエンジン、1.9Lのディーゼルエンジンを搭載。ブラーボにのみ2.0L 直列5気筒20バルブエンジンを搭載するスポーツモデル﹁HGT﹂も設定された。トランスミッションは5速MTを基本とし、1.6Lエンジン車のみ4速ATも選択できた。
1998年にマイナーチェンジ。1.4Lエンジンが廃止され、代替としてプントと同型の1.2Lエンジンが導入された。ディーゼルエンジンにはコモンレール式の燃料噴射装置を採用し、性能を高めた。また、﹁HGT﹂は可変バルブ機構の採用で最高出力が155psに上昇した。
本車とシャシを共用する車種として、セダン/ワゴンのマレアと、トールワゴンのムルティプラが存在する。
2001年に生産終了。後継は同年デビューのスティーロ。
日本での販売
編集2代目(2007年 - 2014年)
編集フィアット・ブラーボ(2代目) | |
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フロント | |
リア | |
概要 | |
販売期間 | 1995年 - 2014年 |
ボディ | |
ボディタイプ | 5ドアハッチバック |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 前輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
1,368cc 直4 1,747cc 直4 1,598cc 直4 ディーゼルターボ 1,910cc 直4 ディーゼルターボ 1,956cc 直4 ディーゼルターボ |
変速機 |
6速AT(デュアロジック) 5速/6速MT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,600mm |
全長 | 4,336mm |
全幅 | 1,792mm |
全高 | 1,498mm |
車両重量 | 1,205 - 1,360kg |
系譜 | |
先代 | フィアット・スティーロ |
後継 | フィアット・ティーポ |
スティーロの後継として2007年に登場。ボディは5ドアのみとなり、車名も「ブラーボ」に一本化される。エクステリアデザインはグランデプントのイメージを継承したもので、2006年に導入されたフィアットの赤地の新エンブレムを初めて装着した車種でもあった。
脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- “ボクらのヤングタイマー列伝 ブラーボ/ブラーバに見る本国フィアット道!? FIAT BRAVO/BRAVA”. THE MOTOR BROTHERS. (2020年12月9日) .