ブラヴィッシーモ!
概要
編集
このショーは、東京ディズニーシーのグランドオープン日︵2001年︵平成13年︶9月4日︶から2004年︵平成16年︶4月22日まで行われた﹃ディズニーシー・シンフォニー﹄の後を受けて始まったものである。﹃ディズニーシー・シンフォニー﹄は、ミッキーマウスが主役でミッキーマウスを中心にショーが展開していったが、﹃ブラヴィッシーモ!﹄ではミッキーマウスは序盤の数分のみ、狂言回し的な出演で、その後は、ディズニーキャラクターは一切出てこない。︵終盤に、ミッキーマウスが台詞のみで登場する。︶
また、音楽も﹃ディズニーシー・シンフォニー﹄ではディズニーミュージックを多数使用していたが、﹃ブラヴィッシーモ!﹄ではディズニーミュージックを一切使用しておらず、オリジナルの﹁Swept Away﹂という楽曲がメインテーマになっている。
最初は、ミッキーマウスを乗せたバージ船が登場する。ミッキーマウスがストーリーを解説したあと、水の精﹁ベリッシー﹂が姿を現す。そして次に火の精﹁プロメテオ﹂が登場︵この時はプロメテウス火山が噴火する︶。メディテレーニアンハーバーの水面が炎に包まれる。その後2人は出会いクライマックスを迎える。
このショーは、一度音楽が変更されており、ベリッシーとプロメテオおよびエンディング時の楽曲が一部削除された。そのため、変更される前と比べ若干公演時間が短くなっている︵楽曲自体のリニューアルではない︶。
グランドオープン前となる7月15日にプレミアパーティーが開催された。リドアイルの特設ステージでは火の精と水の精によるダンスが行われ、設置された鐘を鳴らし﹃ブラヴィッシーモ!﹄の始まりを告げた[1]。
なお、2011年︵平成23年︶4月23日︵東日本大震災の影響により同年4月28日に延期︶に﹁ファンタズミック!﹂の導入が決定したことから、ブラヴィッシーモ!は2010年︵平成22年︶11月13日をもって公演を終了した。
ブラヴィッシーモ!〜スペチアーレ〜
編集名称
編集ストーリー
編集水の精「ベリッシー」と火の精「プロメテオ」は別の世界に住んでおり、お互いに顔を合わせることが無かった。しかし、ある日のこと…
音楽
編集開催前
編集ブラヴィッシーモ!開催15分前から開催5分前に流れていたBGMは、以下の通り。
開催後
編集ブラヴィッシーモ!開催後には、男女デュエットによる歌が流れ、プロメテオの電飾が瞬いている。この時に流れるデュエット曲のタイトルは「Swept Away」。
メディア
編集- 「東京ディズニーシー ブラヴィッシーモ!」 2004年(平成16年)9月1日発売
- ショーの本編が収録されたCD。音楽が短縮される前に発売されたものであるため、現在のものとは一部異なる部分がある。なおショー終了後の「Swept Away」は収録されていない。音楽担当はハリウッドの映画音楽の巨匠ハンス・ジマーのプロダクション出身のギャビン・グリーナウェイ。
- 「東京ディズニーシー ディス・イズ・東京ディズニーシー!」 2004年(平成16年)9月1日発売
- このDISC2のトラック7に収録されている。収録されているものは上のCDのものと同じ。
- 「東京ディズニーシー ブラヴィッシーモ!コンプリート」2007年(平成19年)2月21日発売
- 「ブラヴィッシーモ!」の本編の楽曲以外にもショー終了後の「Swept Away」のデュエットも収録したコンプリート盤。「Swept Away」はCD化は初となる。「Swept Away」は英詞版のほかに、「ブラヴィッシーモ!〜スペチアーレ〜」で使用されている日本語歌詞版も収録。また、開催5分前からのBGMも収録されている。
公演情報
編集公演情報[2]
- 公演回数:1日1回
- 公演時間:約15分
- 公演場所:メディテレーニアンハーバー全域
- 出演キャラクター:ミッキーマウス
- ベリッシー:高さ約11m
- プロメテオ:高さ約14m、幅約32m
- パイロの数:約850発
- 投資額:約30億円
その他
編集ディズニーリゾートライン
編集記念パスネットを販売。東京ディズニーランドの『ブレイジング・リズム』とセット[3]。
- 販売数:限定1万セット
"エンジョイ!"東京ディズニーシー・オータムパスポート
編集『ブラヴィッシーモ!』のスタートを記念し、どちらかのパークに来園した人限定で特別価格でチケットを購入できるキャンペーン[3]。
- 販売期間:2004年7月17日~8月31日
- 対象期間:2004年9月15日~10月31日
- 対象パーク:東京ディズニーシー
- 料金:大人4,300円、中人3,800円、小人3,200円