ボクシングジム

ボクシング専門のトレーニングジム

ボクシングジム(boxing gym)とは、ボクシング専門のトレーニングジム

概略

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ニューヨークにあるグリーソンズ・ジムの内部



JBCYuKO




内容

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通常はプロあるいはアマチュアのボクサーを育成するために設置されるが、近年は健康志向の高まりを受け、フィットネス目的のコースを開講しているジムも増加しつつある。ジムで練習をするには入会金(無料キャンペーンを実施するジムもあり)及び月会費(JPBA加盟ジムにおける一般男性は12,000円前後が相場。その他はジム及びコースによって変わる)を払って会員になる必要がある。ただし、非会員向けに体験レッスンを開いているジムも存在する。

プロ

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トレーナーライセンス保持者が所属し、プロテスト合格を目指す練習生とボクサーライセンス給付を受けた選手がそのトレーナー指導の下で練習を積んでいる。日本の場合、ジムごとにマネージャーライセンス保持者もおり、選手活動のサポートに当たっている。2008年にJBCが女子ボクシングを解禁してからは女性会員を受け付けるジムも増加しており、中にはプロコースを女性に限定しているジムも存在する。

アマチュア

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オリンピック選手を始めとするアマチュア選手の育成を目的とする。なお、日本の主要大会では、プロ側への配慮もあってかジムではなく企業あるいは学校が所属扱いとなる。中には学校の部活動が練習拠点として活用するケースもある。こちらも2002年にJABFが女子を解禁したのに伴い、同様に女性会員を受け付けるジムが増加している。

フィットネス

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健康維持を目指す者を対象とする。シャドーボクシングやミット打ち、サンドバッグ打ちなどボクシングの動作を利用した運動で、ダイエットや体力強化などを図る。プロジムがコースを開講している場合、所属選手が練習の合間にインストラクターとして直接指導に当たることもある。ウィン三迫ボクシングジムの「ボクササイズ」や協栄ボクシングジムの「シェイプボクシング」などジムごとで名称がつく場合も有る。また、選手育成を行わないフィットネスボクシング専門ジムも増えつつある。

幼年

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ボクシング界では「幼年」は中学生以下を指す。「ボクシング=危険」のイメージが強く中学生以下には敬遠されがちだったが、21世紀に入りトップ選手育成の観点から安全性を重視しながら幼年より競技に触れさせるべく開講するジムも増加している。

シニア

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中高年の健康増進を目的として開講されているが、最近では「ザ・おやじファイト」を始めとするシニア向けスパーリング大会が行われていることもあり、それを目標としてジムに入会する者もいる。

諸問題

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日本においてはプロライセンスを得るためのプロテストを受けるには日本プロボクシング協会(JPBA)所属のジムに所属しなければならず、アマチュアで競技活動を行うには日本ボクシング連盟(JABF)に加盟する企業・高校・大学又はジムに所属しなければならない。

プロ

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アマチュア

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JABF2008

脚注

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  1. ^ 名義貸しに罰則 西日本ボクシング協会 共同通信 2004年1月31日
  2. ^ 「井岡ジム」「井岡弘樹ジム」併存へ ボクシング・メタボリック 2013年5月27日

外部リンク

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