: harmony, [1][2]

機能和声

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[3]1720西[4][5]調[6]

調性

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調 "Tonality" 

調V7 I7 I6 調G7 C7 
C Major Key G7 C△7
解決のようす ファ


音度記号 V7 I△7

G7 C7 3 "Resolve" 

調
C Minor Key G7 Cm7
解決のようす ファ

♭ミ
音度記号 V7 I-7

G7 Cm7 3

33調

G7C757

V7 III6I7ImIm6Im7Im7調[1]

和音の機能

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V7 II7Im7調 dominant I7 I-7  tonic 


C Major Key C△7 F△7 G7 C△7
音度記号 I△7 IV△7 V7 I△7

I7IV7 IV7V7 V7I7 IV7  subdominant 

調IVIVm7  subdominant minor  vi調 

4

和音

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 triad  tetrad 76



 seventh chord

 sixth chord

Root3rd5th7thRoot3rd5th6th

ダイアトニック・コード

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ダイアトニック・コード diatonic chord とは、長音階または短音階の構成音からなるコードである。

同じ機能を持つコードは互いに交換可能であり(代理和音 substitute chord またはサブコード sub chord であるという)、代理和音はT'のように「'」をつけて表記する。

以下に、ダイアトニック・コードとその機能を示す。

長調のダイアトニック・コード
コード I△7
I6
IIm7
IIm6
IIIm7 IV△7
IV6
V7 VIm7 VIIm7(♭5)
機能 T S' T'(D') S D T' D'(?)
短調のダイアトニック・コード
1. 自然短音階 natural minor scale 上のダイアトニック・コード
コード Im7 IIm7(♭5) III△7
III6
IVm7
IVm6
Vm7 VI△7
VI6
VII7
機能 T SM' T' SM D SM'(T') SM'(D')
2. 和声的短音階 harmonic minor scale 上のダイアトニック・コード
コード Im△7 IIm7(♭5) III△7+5 IVm7
IVm6
V7 VI△7
VI6
VIIdim7
機能 T SM' × SM D SM'(T') D'
3. 旋律的短音階 melodic minor scale 上のダイアトニック・コード
コード Im△7
Im6
IIm7
IIm6
III△7+5 IV7 V7 VIm7(♭5) VIIm7(♭5)
機能 T S' × S(?) D T'(?) D'


T:  tonic
S:  subdominant
SM:  subdominant minor
D:  dominant
×: 使

ノン・ダイアトニックな代理和音

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ノン・ダイアトニック・コード non diatonic chord とはダイアトニック・コード以外のコードであり、その中にはダイアトニック・コードと同じ機能を持つものがある。これをノン・ダイアトニックな代理和音という。

同じ機能を持つコード同士は、ダイアトニック・コードであるかノン・ダイアトニック・コードであるかにかかわらず、互いに交換可能な代理和音である。

以下にノン・ダイアトニックな代理和音を示す。

長調におけるノン・ダイアトニックな代理和音
コード 機能 備考
I7 T I△7の第7音がブルー・ノートに転じたもの。
#IVm7(♭5) T I△7またはI6Lydianスケールを適用してフレーズを作ることがある。このときのLydianスケールの第4音(#iv)をルートにした和音。
II7 D V7と同じトライトーンを持つ、減5度上の調からの借用和音。V7トライトーン・サブスティテューション(裏コード)。
IV7 S IV△7の第7音がブルー・ノートに転じたもの。ドイツの六度と同度の構成音をもつ。
VII7 S IV7と同じトライトーンを持つ和音。IV7 のトライトーン・サブスティテューション(裏コード)。
#IVm7(♭5) S IV△7のルートが半音上げられた和音。
II△7 SM 短調のIIm7(♭5)のルートが半音下がった形。ナポリの六度II第一転回形)のiiをルートとして表記し、第7音を付加した和音。
VI7 SM 同主調の短調のダイアトニック・コードであるVI△7の第7音がブルー・ノートに転じた和音。
VII7 SM 同主調の短調のダイアトニック・コードからの借用和音。

※ トニックの#IVm7(♭5)とサブドミナントの#IVm7(♭5)とは前後の流れで判断できる。

短調におけるノン・ダイアトニックな代理和音
コード 機能 備考
II7 D V7と同じトライトーンを持つ、減5度上の調からの借用和音。V7トライトーン・サブスティテューション(裏コード)。
VII7 S IV7と同じトライトーンを持つ和音。IV7 のトライトーン・サブスティテューション(裏コード)。
II△7 SM IIm7(♭5)のルートが半音下がった形。ナポリの六度IIの第1転回形)のiiをルートとして表記し、第7音を付加した和音。
VI7 SM VI△7の第7音がブルー・ノートに転じた和音。

カデンツ(終止形)の法則

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(一)TDSSM

(二)DT

(三)STDSM

(四)SMTD



調


  • T - D - T
  • T - S - T
    変形として
    • T - SM - T
    • T - S - SM - T
  • T - S - D - T
    変形として
    • T - SM - D - T
    • T - S - SM - D - T

ボイシングおよびボイス・リーディング

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 voicing voice leading part writing  sectional writing






ハーモニック・バックグラウンド

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モーダル・ハーモニー

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モーダル・ハーモニー modal harmony とは、モード(教会旋法)を調として捉えて、和声を構成する技法。これは古楽復興が起こった20世紀前半から創められた。

脚注

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注釈

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(一)^ 調I-7 使調II-7III-7VI-7 調II-7VI-7 使V-7  I-7 調

(二)^ 

出典

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(一)^ . goo. NTT. 2016112

(二)^ . .  . 2016112

(三)^ 2 - 

(四)^ . .  . 20161120

(五)^ functional harmony. .  . 20161120

(六)^ 調. .  . 20161120

参考文献

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JAZZ THEORY WORKSHOP - JAZZ  調19804ISBN 978-4-9901941-1-6 

JAZZ THEORY WORKSHOP - JAZZ  調19804ISBN 978-4-9901941-2-3 

Gordon Delamont 1 219881301965ISBN 4-7549-1324-8 

関連項目

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