モッコウバラ
中国原産のバラ。
モッコウバラ︵木香茨、木香薔薇、学名‥Rosa banksiae︶は、中国原産のバラ。種小名は植物学者ジョゼフ・バンクスの夫人にちなむ︵命名はロバート・ブラウンであり、ウィリアム・エイトンの著書中で発表された[2]︶。
モッコウバラ | ||||||||||||||||||||||||
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モッコウバラ(八重咲き) | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Rosa banksiae R.Br. (1811)[1] | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
banksia rose |
形態
編集性質
編集利用
編集
庭園などで、アーチやフェンスなどに用いる。生育が早く、大量に花をつけるため、大きなモッコウバラの開花時は圧巻である。バラの短所である棘がなく、病気、害虫にも強くバラとして理想的な性質を持っているが、一方、一期咲であること、黄花の八重咲に芳香がないこと、白と黄色しか花色がない事などの短所もある。そのために植える場所の選定や、芳香性のあるバラと組み合わせるなどの工夫が必要である。独立行政法人理化学研究所と株式会社マクランサが共同し、サイクロトロンを使ったイオンビーム育種法による品種改良がすすめられているが、赤やピンクの四季咲きのモッコウバラが登場すると利用の範囲も大幅に広がる。行灯仕立てで出回る。
文化財
編集品種
編集- 黄モッコウバラ
- 一重:Rosa banksiae f. lutescens Voss(ロサ・バンクシア・ルテスケンス)
- 八重:Rosa banksiae f. lutea Rehder(ロサ・バンクシア・ルテア)
- 白モッコウバラ
- 一重:Rosa banksiae var. normalis(ロサ・バンクシア・ノルマリス)→ ローズヒップ
- 八重:Rosa banksiae f. alboplena Rehder = Rosa banksiae Aiton 'Alba'(ロサ・バンクシア・アルバ)
脚注
編集- ^ 米倉浩司・梶田忠(2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)(2006年12月22日) Archived 2012年6月15日, at the Wayback Machine.
- ^ Tropicos®
- ^ a b c “萬三の白モッコウバラ祭”. 半田市. 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b c “萬三の白モッコウバラと小栗家”. 半田市観光協会. 2023年9月7日閲覧。