修徳中学校・高等学校
東京都葛飾区にある私立中学校・高等学校
修徳中学校・高等学校︵しゅうとくちゅうがっこう・こうとうがっこう︶は、東京都葛飾区青戸八丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。高等学校において、中学校から入学した内部進学の生徒と高等学校から入学した外部進学の生徒との間では、第1学年から混合してクラスを編成する併設型中高一貫校[1]。設置者は学校法人修徳学園。
修徳中学校・高等学校 | |
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過去の名称 | 修徳学園中学校・修徳高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人修徳学園 |
校訓 |
質実剛健 勤勉努力 謙虚貞順 |
設立年月日 | 1904年(明治37年) |
創立者 | 中川 与志(なかがわ よし) |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型(外部混合有) |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース |
特別進学コース 進学コース |
学期 | 3学期制 |
学校コード |
C113312200023 中学校) D113312200021 (高等学校) | (
高校コード | 13605A |
所在地 | 〒125-8507 |
東京都葛飾区青戸八丁目10番1号 | |
外部リンク | 公式サイト |
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概要
編集
天理教の東本大教会︵墨田区本所一丁目に所在︶を創立した中川よしが、布教の一環として教会内の住み込み人や信者の子弟のために始めた夜間学校を起源に持っている。ただし、学校公式サイトなどでは宗教をバックボーンにしていることは明言されていない。現在の中・高の前身の1つである修徳商業学校は、太平洋戦争末期、商業学校のほとんどが工業学校への転換を余儀なくされた中で、商業教育を継続することができたという稀有な歴史を有する[2][3][4]。
なお、代々の理事長は東本大教会から派遣されている[3]。
校則が厳しいことで知られている。バイクの運転免許取得・運転を理由とする退学処分︵修徳高校バイク退学事件︶や、パーマをかけたことによる退学処分︵修徳高校パーマ退学事件︶で処分の是非を巡り裁判で争われたことがある。後者の修徳高校パーマ退学訴訟は著名な判例として現在でも引用されることが多い[5]。
設置形態
編集- 中学校
- 高等学校
- 全日制課程
- 普通科
- 特進選抜コース(男女共学)
- 文理進学コース(男女共学)
- 普通科
- 全日制課程
沿革
編集
[2][3][4]
●1904年︵明治37年︶5月 - 東本夜学部創立。天理教東本大教会信者に限定せず、一般からも生徒を募り、当初は授業料・教材を無償としていた。
●1913年︵大正2年︶2月13日 - 修徳夜学校︵2年制︶として認可される。
●1925年︵大正14年︶ - 4年制に改編。
●1930年︵昭和5年︶3月12日 - 修徳実業学校となる。
●1931年︵昭和6年︶3月23日 - 新しく設置された財団法人六踏学園に移管され、修徳商業学校︵甲種実業学校︶に改まる。
●1938年︵昭和13年︶ - 修徳高等女学校を設置。
●1940年︵昭和15年︶ - 法人名を修徳学園に改称。
●1947年︵昭和22年︶ - 学制改革により、新制修徳学園中学校設置。
●1948年︵昭和23年︶ - 学制改革により、新制修徳高等学校設置。
●1949年︵昭和24年︶ - 教会のある本所の町から、現在地に移転。
●2011年︵平成23年︶4月 - 修徳学園中学校を修徳中学校に改称。
施設
編集交通
編集著名な関係者
編集出身者
編集野球
編集サッカー
編集- 北澤豪
- 神野卓哉
- 高木義成 - (FC岐阜)
- 小椋祥平 - (ヴァンフォーレ甲府)
- 眞行寺和彦 - (ブラウブリッツ秋田)
- 木谷公亮
- 伊賀貴一 - (Honda FC)
- 佐藤拓也
- 山本正男
- 田草川貴
- 島貫純
- 雪江悠人
- 大森博
- ブワニカ啓太
- 杉崎健 - サッカーアナリスト
その他スポーツ
編集- タイガー戸口(別名キム・ドク) - プロレスラー
- 小林健太(別名KENTAもしくはヒデオ・イタミ) - プロレスラー
- 伊藤有司 - ラグビー選手
- 飯合肇 - プロゴルファー
- 椎名千里 - 元フィギュアスケート選手
- 岩本英嗣 - 元フィギュアスケート選手
- 竹内洋輔 - 元フィギュアスケート選手
- 岩尾敬太 - 柔道家
- 小川雄勢 - 柔道家
- 増山香補 - 柔道家
- 石橋千里 - 柔道家
- 渡名喜風南 - 柔道家
- 川田歩実 - 柔道家
- 宮木果乃 - 柔道家
- 八幡賢司 - 陸上競技
その他
編集教職員
編集- 北田佳世 - 元柔道選手。元教員。