公判

刑事裁判手続のうち公の法廷で行われるもの






概要

編集

822862862314

調

431315

2004162816

28122882294295

当事者の出頭

編集

22783

2783

2862842852862390409390

283287退288

28913

28923

公判準備手続

編集

公判期日における審理を準備するために、公判準備という手続が設けられている。

第1回公判期日前の準備手続を、事前準備という。

公判期日の手続

編集

冒頭手続

編集



(一)
196

(二)
2911

(三)
2912

(四)
2912

証拠調べ

編集

冒頭手続が終了した後に、証拠調べが開始される(第292条)。


調296

調1212

1902

1調調

調305120321

調3061

調304123043

弁論・結審

編集

調2931

2932

判決

編集
  • 冒頭手続
    • 人定質問(刑事訴訟規則196条)
    • 検察官の起訴状朗読(刑事訴訟法291条1項)
    • 被告人への権利の告知(同法291条2項、同規則197条)
    • 被告人・弁護人への陳述の機会付与(同法291条2項、291条の2、319条3項)
  • 証拠調べ(同法292条)
    • 検察官の冒頭陳述(同法296条)
    • 被告人および弁護人の冒頭陳述(同規則198条)
    • 証拠調べの請求(同法298条1項)
    • 証拠調べの範囲、順序、方法の決定(同法297条1項)
    • 職権による証拠調べ(同法298条2項)
    • 証拠調べの方式
      • 証人等の取調べ(同法304条、同規則199条の2〜199条の13)
      • 証拠書類の取調べ(同法305条)
      • 証拠物の取調べ(同法306条)
      • 証拠物中書面の意義が証拠となるものの取調べ(同法307条)
    • 被告人の任意の供述(同法311条)
    • 証拠調べに関する異議の申立て(同法309条)
    • 証拠の排除決定(同規則205条の6第2項・207条)
    • 証拠の証明力を争う機会の付与(同法308条)
  • 弁論 検察官の論告・求刑および被告人の意見の陳述、弁護人の弁論(同法293条、なお同規則211条)
  • 判決(同法342条、同規則220条、220条の2、221条)

簡易公判手続

編集

第307条の2等を参照。

公判調書

編集

485244調

上告審における公判

編集

調411408319

[1][2][3][4]194924196035[5]

199241999111029[6]1129[7]

脚注

編集
  1. ^ 長嶺超輝 2007, p. 116.
  2. ^ 北日本新聞』1998年2月24日朝刊第一社会面29頁「連続女性誘拐殺人 M被告の最高裁口頭弁論 6月26日に変更」(北日本新聞社) - 富山・長野連続女性誘拐殺人事件の関連記事。
  3. ^ 『北日本新聞』1997年10月31日朝刊一面1頁「富山・長野連続誘拐殺人 上告審弁論は来年3月 夏にも判決の見込み」(北日本新聞社) - 富山・長野連続女性誘拐殺人事件の関連記事。
  4. ^ 長嶺超輝 2007, p. 117.
  5. ^ 野村二郎 2004, p. 28.
  6. ^ 産経新聞』1999年10月30日東京朝刊第二社会面「死刑適用 新たな基準示すか 国立の主婦強盗殺人上告審、結審」(産経新聞東京本社 記者:井口文彦)
  7. ^ 『産経新聞』1999年11月29日東京夕刊総合一面「国立主婦殺人 検察の「死刑要求」棄却 O被告の無期確定 最高裁判決」(産経新聞東京本社)

参考文献

編集
  • 野村二郎『日本の裁判史を読む事典』自由国民社、2004年11月。ISBN 978-4426221126 
  • 長嶺超輝『サイコーですか?最高裁!』光文社、2007年12月。ISBN 978-4334975319 

関連項目

編集