内鮮一体

日本統治下の朝鮮におけるスローガン

内鮮一体(ないせんいったい、朝鮮語: 내선일체內鮮一體)は、大日本帝国1936年昭和11年)から1945年(昭和20年)にかけての朝鮮統治のスローガンで、朝鮮を差別待遇せずに内地日本本土)と一体化しようというものである。

内鮮一体
「協力一致 世界の優者」(内地と朝鮮を、運動会の二人三脚に喩えたポスター)
各種表記
ハングル 내선일체
漢字 內鮮一體
発音 ネソンイルチェ
日本語読み: ないせんいったい
ローマ字 nae seon il che
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概要

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国策としての主提唱者は第8代朝鮮総督であった南次郎で、「半島人ヲシテ忠良ナル皇国臣民タラシメル」ことを目的とした同化政策皇民化政策)の一つで、朝鮮統治五大政綱[注釈 1]の基調をなす概念。また内鮮一体は鮮満一如[注釈 2]と対とされた。

歴史

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19209[1]19316

1936118姿

[2]193813[3]

193914194015[3]使[4]

193914[4]

[5]

鄭僑源の主張

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[6]退便[7]

脚注

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注釈

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(一)^ 

(二)^ 

(三)^ 

(四)^ 194419

出典

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(一)^ 200911420221119

(二)^  (20179). 100      . . 201848

(三)^  2015, pp. 192198

(四)^  : 92008325 

(五)^   1941https://books.google.co.jp/books?id=0MPy31fHd_cC&pg=frontcover 

(六)^ (). . 20221119

(七)^  1939, pp. 3334

参考文献

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  滿 : 1945https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1079885/77 国立国会図書館デジタルコレクション 

,  1939https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460588/6 国立国会図書館デジタルコレクション 

, 2015 

293193910 

関連項目

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外部リンク

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  • 今井勇「「内鮮一体」論の展開と徴兵制の導入(<特集>民俗学からみた民族と国家)」『比較民俗研究』第9巻、筑波大学比較民俗研究会、2002年11月30日、112-121頁、ISSN 0915-7468