: paper


種類

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学術論文

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ジャーナル
(英: Journal)
代表的な形式。査読を経て学術雑誌に掲載される。学術雑誌(英: academic journal)に掲載される論文という意味である。
レター
(英: Letter)
比較的短い形式の論文。一般に査読を経て学術雑誌に掲載される。速報性が問われる。
レビュー
(英: Review)
ある分野の研究結果をまとめた形式の論文。
プロシーディング
(英: Proceedings paper)
学術会議・学術大会(英: academic conference)で発表される論文。査読の有無は会議による。査読があった場合でもジャーナルほど厳密なものではないため、業績としては一段低く見られることが多いが、その分野と学術雑誌・学術会議の質による。査読のないプロシーディングは業績に含まれないか、かなり低く評価される。学術雑誌を参照。



Selected ProceedingsSelected ProceedingsInternational Comparative Literature Association: ICLA: Eduardo F. Coutinho, ed.Beyond Binarisms: Discontinuities and Displacements (Studies in Comparative Literature) (Rio de Janeiro: Aeroplano, 2009)[1]

[2]
アブストラクト(英: Abstract) ジャーナルなどの予稿。論文の一種と見なされることがある。

学位請求論文

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: defence
卒業論文 学部卒業のため(学士の学位を取得するため)の論文。学士論文と呼ぶこともある。学部によっては課されない。
修士論文 大学院修士の学位を取得するための論文。
修士論文(専門職) 専門職大学院においても修士論文を課すところがある。なお、専門職大学院は学位取得の要件として、修士論文を必須条件としないため、論文提出の有無は各大学院の判断による。論文の必要がない大学院は修士論文に相当する科目(特定課題研究)を学生に履修させることで、単位認定を行う。
博士論文 大学院博士の学位を取得するための、または、非在学者が博士認定を求めるために大学院に提出する論文。著作が“博士を認定して然るべき内容”と判断される例[3]もある。

小論文

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沿

論文試験

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大学の定期試験や各種国家試験などにおいて、文章によって専門知識の理解度、運用力を測る試験をいう。論述試験ということもある。

体裁

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IMRAD

(一)

(二)

(三)

(四)

(五)調

(六)

(七)

(八)

(九)














査読制度

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稿

稿稿[4][5]稿


検索手法

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[6]

Web of ScienceSciverse Scopus[7]調

Google Scholar

CiNii使


論文作成法

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論文執筆の基本

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調調

研究史の整理

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[8][9][10]

執筆段階

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論文の執筆手法は様々である。しかし、模範的な手法があるとすれば以下のような例があげられる。

テーマの選択
   ↓
論文提出までのスケジュール
   ↓
文献資料の収集
   ↓
先行研究
   ↓
独自の主張を検討
   ↓
論文の骨組みと素案づくり
   ↓
執筆、全体の見直し・調整など

脚注

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参考文献(参照文献)

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論文執筆にあたって、参照した文献は論文の最後に一覧として明記されている必要がある。引用した場合は脚注の覧にページ数まで記すが、参考文献の場合は必ずしも要求されない。脚注に引用・参照した文献をすべて明記することで、参考文献の一覧を設けない場合もあるが、脚注に執筆に用いた文献が明記されている場合でも、参考文献リストがついていた方が親切である。

執筆手段

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旧来は原稿用紙にて自筆(手書き)で書かれたが、昨今は専らパソコンの文書作成ソフトで作成されることが一般的である。2015年5月から2016年2月にかけてユトレヒト大学図書館が実施したアンケート調査では、論文を執筆する際に利用されるツールとして以下の結果が得られた[11]

Microsoft Word 18,571

Google ドキュメント 6,636

LaTeX 3,753

Scrivener英語版 554

Overleaf英語版 395

Authorea英語版 186

Scalar 85

その他 178

理系ではフリーソフトLaTeXが、文科系ではMicrosoft Wordが広く支持されている[誰?]。文科系の一部では、デフォルト設定での組版の綺麗さ(例:Wordはルビを振ると行間が不揃いになる)から、ジャストシステム一太郎を支持する者もいる[誰?]

出典

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(一)^ "Foreword" by Eduardo F. Coutinho, ed.Beyond Binarisms: Discontinuities and Displacements (Studies in Comparative Literature), p. ix: "The texts included in this book were originally presented at the XVIIIth Congress of the International Comparative Literature Association (the ICLA/AILC) held at the Federal University of Rio de Janeiro from July 29 to August 4, 2007.54

(二)^ The Random House Dictionary of the English Language: "proceedings: records of the doings of a fraternal, academic, etc., society." : proceedings: [][]

(三)^ 

(四)^ 稿. . 2013928

(五)^ 稿稿. . 2013928

(六)^ Sciverse Scopus PDF

(七)^ SciVerse Scopus , 

(八)^ Howard 2012, pp. 199220.

(九)^  2019, pp. 3179.

(十)^  2019, pp. 167182.

(11)^ WriteInnovations in Scholarly Communication. Universiteit Utrecht. 2021516

参考文献

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Becker, Howard2012430199-220ISBN 9784766419375 NCID BB08994076 

, 3 201992031-79ISBN 9784422800417 NCID BB28929146 

, 102019920167-182ISBN 9784422800417 NCID BB28929146 

関連項目

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外部リンク

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