作用機序

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vasoconstrictor, vasopressor[1]positive inotropic agent[2]αβcardiotonic

用途

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何らかの原因により一過性に血圧が急速に低下して、輸液負荷でも改善が見られない場合に、昇圧剤の投与を開始する。

カテコラミン製剤

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カテコラミンα1受容体刺激作用のある薬剤は血管収縮薬として、カテコラミンβ1刺激作用の強い薬剤は陽性変力薬として作用する。

ドーパミン(DOA)

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尿



尿3µg/kg/min3µg/kg/min310µg/kg/min尿使

ドブタミン(DOB)

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ドブタミンは合成カテコラミンであり、強力なβ1刺激作用をもつ。商品名としてはドブトレックスが有名である。通常は5µg/kg/minから開始し、20µg/kg/minまで増量可能である。心臓の酸素消費量がドパミンほど増加しないこと、不整脈の発生頻度が低いことから、虚血性心疾患で好まれる。

ノルアドレナリン(NA)

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αβ1使0.030.3µg/kg/min5%

6(6mg)548ml2ml/hr50kg0.083µg/kg/min

アドレナリン(Ad)

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αβ1mg35

フェニレフリン塩酸塩

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α1β[]11mg10ml12ml (0.10.2mg) 使0.030.3µg/kg/min50kg55mg5%100ml2ml/hr(0.03µg/kg/min)

エフェドリン

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エフェドリン(商品名もエフェドリン)はα、βの両作用をもつ。全身麻酔などで一過性の低血圧が起こる際に用いる薬物である。

強心剤

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ジギタリス

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Na+/K+-ATPaseNa+Na+/Ca+

PAT with blockSTβ尿





700.125mg


PDEⅢ阻害薬

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inodilator

AMPPDECa+β1β使



0.10.3µg/kg/min110ml5mg5%50ml0.1mg/ml50kg39ml/hr



0.250.75µg/kg/min110ml10mg25%100ml0.2mg/ml50kg3.7511.25ml/hr1ml/hr0.33µg/kg/min

経口強心薬

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経口投与可能なカテコラミンやPDEⅢ阻害薬に相当する薬剤である。閉塞性肥大型心筋症では慎重投与となる。

デノパミン(カルグート)

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β1受容体を刺激し、心収縮力を高める。日量15mg~20mg(1日3回に分けて投与)とする。予後改善効果はないため、慢性心不全コントロール不十分な時に短期的に用いる。

ドカルパミン

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1g3g13 2µg/kg/min尿[3]

ピモベンダン(アカルディ)

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調CCa2+PDE2.5mg5mg12

バソプレッシン

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440U使使

脚注

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(一)^ Definition of VASOPRESSOR (). www.merriam-webster.com. 2023522

(二)^ Inotropic Agents (). The Texas Heart Institute. 2023522

(三)^  75% (2013829). 2023724

参考文献

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外部リンク

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