摂食・嚥下

食物を口から胃まで運ぶ過程
摂食から転送)


ヒト口腔部の断面図

ヒトの嚥下運動

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     11.5      [1]

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[3][3]  [3]

嚥下運動の相と期

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(bolus)()()() (phase)  () ()  ()  (stage) [4][5] [5] 

[4]

摂食嚥下モデル

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[6] Logemann()19883 (three stage model) 334 Palmer1992() [6]    Leopold 55[6] 5



姿



()(=)



1



2 1















3

摂食嚥下機能の獲得過程

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経口摂取準備期(哺乳期(1-2か月)、離乳準備期(3-4か月))

乳児は、胎生期に発達する原始反射(探索反射、吸啜反射、咬反射)によって乳汁を摂取する。 乳児の喉頭の位置は成人に比べて高く、喉頭蓋の先端は軟口蓋まで伸びている。(生後6か月から3歳にかけて喉頭が下降する)液体が喉頭蓋の脇を通って食道に入るため、誤嚥しにくい。そのため、乳児は呼吸をしながら嚥下することができる。 生後4か月~7か月頃になると、哺乳反射(原始反射)が次第に消失し随意運動になる。

嚥下機能獲得期(離乳初期(5-6か月))

嚥下時に下唇内転、舌尖の固定、舌の蠕動様運動での食塊移送、舌の前後運動に下顎が連動

補食機能獲得期(離乳初期(5-6か月) )

顎・口唇の随意的閉鎖、上唇での擦り取り

押しつぶし機能獲得期 (離乳中期(7-8か月))

口角の水平方向への伸縮(左右対称)、舌の上下運動(舌尖の口蓋皺襞への押し付け)

すりつぶし機能獲得期(離乳後期(9-11か月))

口角の引き(左右非対称)、頬と口唇の協調運動、顎の偏位、舌の左右運動

脚注

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出典

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参照文献

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  • 清水充子(編著)『改訂摂食・嚥下障害』建帛社、2014年。 
  • 才藤栄一・植田耕一郎監修『摂食嚥下リハビリテーション』(第3版)医歯薬出版、2016年。 

関連項目

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外部リンク

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