(IJF) IJFKWA/P26

相撲での河津掛け

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1975711[1]

20123516142013

2014329103

2022115西3

2119941132219961

196070

[2]

柔道での河津掛

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柔道での河津掛は投技の横捨身技に分類されるが、試合では講道館ルール、IJFルール共に禁止技である。1955年5月に禁止された。理由は速く強く掛けると掛けられた方は膝を負傷することが多いためである。1982年10月の講道館柔道技名称投技発表時、1995年のIJF技名称発表時、ともに禁止技にもかかわらず技名称に含まれていた。

試合で見られる例としては大内刈内股など相手の股下に脚を差し入れる技を掛けた時に脚が絡んでしまい、そのまま後に倒れ込むケースである。

河津掛は即座に反則負けとなる重大な反則であるので、これらの技を掛ける時には脚が絡んで河津掛の形にならないよう注意しなければならない。

柔道の正式な技名は送り仮名を送らないことになっているので、正式名は「河津掛」。

試合での実例
ミクローシュ・ウングバリハンガリー) (02:57 反則/河津掛) フセイン・ラヒンル(アゼルバイジャン)× IJFサイト映像[3]
一度はラヒンルの投げによる一本勝ちが宣せられたが河津掛による反則負けに変更された。

サンボ、レスリングでの河津掛け

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プロレスでの河津掛け

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プロレスでは相撲出身の力道山ルー・テーズバックドロップを河津掛で防いだ。後にジャイアント馬場によって河津掛を掛けながら相手もろとも後ろに倒れ込む河津落とし(かわづおとし)と呼ばれる技が編み出され、日本人レスラー以外にも使用者がいる。

名称の由来

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参考文献

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和良コウイチ『ロシアとサンボ -国家権力に魅入られた格闘技秘史』(2010年6月、晋遊舎) ISBN 978-4863911345

脚注

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  1. ^ Mutsuarashi vs. Kaiketsu : Nagoya 1975 (陸奥嵐 対 魁傑) Youtube
  2. ^ 日本相撲連盟 審判規程補足
  3. ^ Grand Slam Baku 2015 / Round 3 -73 kg Hungary UNGVARI,Miklos VS Azerbaijan RAHIMLI,Huseyn (YouTube). スイス ローザンヌ: 国際柔道連盟. 2019年9月23日閲覧
  4. ^ 10年ぶり珍手「かわず掛け」ジャイアント馬場さん得意技決めた豊昇龍「流れでいきました」”. 日刊スポーツ (2022年11月17日). 2023年9月8日閲覧。
  5. ^ 宮武外骨編『日本擬人名辞典』附録4頁(成光館、1930)

関連項目

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外部リンク

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