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西HBBBb
写真1:篠笛を歌口(手前の孔)から撮影。奥の孔が指孔。天地巻き・拭き漆(左)、黒塗り(中)、素竹(右)

概要

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姿

調

他の管楽器との比較

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2
 
2

2CD7調G調Bb調C調CD

西姿



C調C(28-29cm)C(60cm)11

D26.5cmD54cm

歴史

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27

98


用途

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祭礼音楽

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()

()

民謡

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民謡民舞の伴奏には一般に三味線が用いられるが、さらに華やかにするために篠笛・尺八胡弓打楽器等を加えて演奏されることも多い。歌いやすさを優先し、三味線・篠笛・尺八は、歌い手の声域に合わせて基準音を変えることが一般に行われる。三味線・胡弓の場合は弦の張力を調節すれば良いが、篠笛・尺八の場合は楽器自体では調節できないので、長さの異なる笛(竹)を数種類用意しておき、持ち替える。

舞台音楽

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()4調調

()(BGM)

44()()

お座敷・宴席

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現代

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材料と製法

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調調

2

種類

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調



67



調/調調C調B調Bb調調F調F使調調
 
3

3調(G)調(Ab)調(A)調(Bb)調(B)調(C)調(Db)調(D)

調

便調調西調西便
 
4

4調調3

調//

音域

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2







調

調調
○本調子 筒音 呂音 甲音 大甲
三本調子(G) E4 G4-F#5 G5-F#6 G6-D7
四本調子(G#=Ab) F4 Ab4-G5 Ab5-G6 Ab6-Eb7
五本調子(A) F#4 A4-G#5 A5-G#6 A6-E7
六本調子(A#=Bb) G4 Bb4-A5 Bb5-A6 Bb6-F7
七本調子(B) G#4 B4-A#5 B5-A#6 B6-F#7
八本調子(C) A4 C5-B5 C6-B6 C7-G7
九本調子(C#=Db) Bb4 Db5-C6 Db5-C6 Db7-Ab7
十本調子(D) B4 D5-C#6 D6-C#7 D7-A7

「筒音」は基本音とは見なされず、製作者によって異なるので改めて注意されたい。なお、「大甲」音域で上記より高い音への拡張も試みられている。

奏法

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使調西

西

楽譜

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西西調



 

 

1

使

C調調

脚注

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  1. ^ 本項目の「音域」参照

参考文献

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  • 三木稔『日本楽器法』音楽之友社、1996年。ISBN 4-276-10695-8 

外部リンク

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