腰車
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/26/Koshi-guruma.jpg/220px-Koshi-guruma.jpg)
概要
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釣り手で相手の横襟、引き手で相手の袖を掴んだ自然体から、釣り手を相手の首を上腕と前腕で挟み込み抱える様にし、前回りさばきで踏み込み、相手を腰に乗せ、相手と自身の胴が十文字に交差するぐらい腰を深く入れ、そのまま自身の腰を中心に転がす様に投げる[1]。バルセロナオリンピック後、78 kg級に階級を変更した古賀稔彦が盛んに使用していた。相撲やレスリングでいうところの首投げに近い投げである。しかし、柔道では、腰に乗せる。
両手で相手の襟を持って腰車を行うこともある。この場合、相手は故意でなければ畳に頭から突っ込んでもヘッドデフェンス (head defence) の反則にはならない。高松正裕は、釣り手と引き手を逆に使い、引き手で首を抱えて、両手でロックする様に投げていたという。
川石メソッド
編集腰車
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柔道川石メソッドの腰車は回込み払腰のような体さばきの首を抱えない腰車である。右組で右手は首は抱えず相手の横襟のまま、左足を相手の左に踏み込み、その左足を軸に、はずみをつけて体を左回転で急旋回させながら、右足を大きく相手の右に振り出し、腰を入れて腰を軸に前に投げる。投げる直前、自身と相手の両足の4点が畳上にほぼ一直線上に並ぶ[2]。
首投
編集外部リンク
編集出典
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(一)^ 柏崎克彦﹃柔道技の見極めハンドブック﹄ベースボール・マガジン社︵原著2004年8月5日︶。ISBN 978-4583612836。"腰車"。
(二)^ Mikinosuke KAWAISHI. Ma méthode de judo. Jean Gailhat︵仏訳、イラスト︶. フランス: Judo international. pp. 56-57. "KOSHI-GURUMA"
(三)^ Mikinosuke KAWAISHI. Ma méthode de judo. Jean Gailhat︵仏訳、イラスト︶. フランス: Judo international. pp. 52-53. "KUBI-NAGE"
(四)^ 腰車 / Koshi-guruma. YouTube. 日本: 講道館チャンネル. 13 July 2020. 2020年8月1日閲覧。
(五)^ Koshi-Guruma performed by #JudoKids. YouTube. スイス: IJF JUDOチャンネル. 25 July 2020. 2020年8月1日閲覧。