タンポポの茎をリコーダー代わりにする。茎を5cm程度に切り、片方を指で軽くつぶす[1]。潰した方を口にくわえ、吹くことにより音が出る。音程は、息の強さ、頬のふくらませ方で変えることにより簡単な曲が演奏できる。
笹の葉を口に当て、そこから漏れる際に発生する振動で音を出す。音程は息の強さ、頬のふくらませ方で変える。
樫や椎、椿の葉の縁を巻き、唇にあてて吹く。
葦の葉から芯を引き抜き、芯をさらにむいて巻いたものを吹く(アシのアブ笛)[1]。
麦の葉の先端の芯の葉を巻いて吹く。葦笛などより吹き方が容易で、音色も良い。﹁滑稽雑談﹂﹁年波草﹂など、俳諧の書物にも、麦笛への言及があり、俳諧の季題となっていた。