荒沢寺
山形県鶴岡市にある寺院で羽黒山修験本宗の本山
![]() 荒沢寺山門 | |
所在地 | 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向232 |
位置 | 北緯38度42分53.2秒 東経139度57分27.8秒 / 北緯38.714778度 東経139.957722度座標: 北緯38度42分53.2秒 東経139度57分27.8秒 / 北緯38.714778度 東経139.957722度 |
山号 | 羽黒山 |
宗旨 | 羽黒山修験本宗 |
本尊 | 大日如来・阿弥陀如来・観音菩薩 |
公式サイト | https://hagurosan-shozenin.or.jp/ |
法人番号 | 4390005004870 |
歴史
編集文化財
編集重要文化財(国指定)
編集- 正善院黄金堂(観音堂)
羽黒山修験本宗
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羽黒派修験は、真言宗当山派、天台宗本山派の2派に収斂していった修験道2派のいずれにも属さず、古くからの修験道と、土着の月山の祖霊信仰が結びついた独自の修験である。
その中で、荒沢寺の修験道は、地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天人、声聞、縁覚、菩薩、仏の、世界を形成している十界を体験する﹁十界行﹂を厳密に行うことが、出羽三山神社と比した特徴である。十界行とは、行者が死に、死の世界で、山内の各行場での修行を通じて十界の苦しみを体験し、現世へと転生する行である。出羽三山神社の行は仏式ではなく神式であり、行を通じて死後の追体験を行うのは同じだが、その内容は古来からの修験と比べて簡略化されたものである。
参考文献
編集- 鶴岡市文化財一覧 鶴岡市
- 山形の宝検索navi 山形県教育庁