M7自走砲は、第二次世界大戦時にアメリカ合衆国で開発された自走砲。愛称はプリースト(Priest)。

M7 プリースト

イスラエル砲兵隊博物館に展示されているM7自走砲

性能諸元
全長 6.02m
全幅 2.88m
全高 2.95m
重量 22.9t
懸架方式 垂直渦巻きスプリング・ボギー式(VVSS)
速度 38.6km/h
行動距離 193km
主砲 105mm榴弾砲M2(69発)
副武装 12.7mm重機関銃M2×1(300発)
エンジン コンチネンタル R975 C1
4ストローク星型9気筒空冷ガソリン
400馬力
乗員 7名
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開発

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M7の戦闘室内部左側 中央奥が操縦席

M375mmM3A175mmM3105mmT32194212.7mmM2
 
M7 

T324M719422,02819443使M3M4A3M7B1105mm3565M7B2

実戦

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19429908194210M7

19446M7M3M4使M7M4

バリエーション

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M7

M3105mmM2353,314

M7B1

使M3M4A3M7826
 
M7B2

M7B2

M7B1165127

 
M7

M7

使M7M4M7B1M3使M7

M4A3M3/M4/M4A1使M4/M4A1M4使



派生型

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セクストン 25ポンド自走砲
 
セクストン自走砲
105mm榴弾砲が正式装備ではないイギリス軍が、弾薬補給アメリカ軍に頼っているという状況を解決するため、ラム巡航戦車およびグリズリー巡航戦車の車体にQF 25ポンド砲を搭載した自走榴弾砲カナダモントリオール・ロコモティブで製造された。セクストンに更新された部隊は主にヨーロッパ反攻で運用され、プリーストを継続使用する部隊はイタリア戦線に多かった。

カンガルー 装甲兵員輸送車
 
カンガルー装甲兵員輸送車
セクストンの配備によって余剰となったM7の砲部分を取り外し、装甲兵員輸送車としたもの。

登場作品

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映画

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コマンドー
アリアス元大統領が、クーデターに備えて隠匿していた兵器の1つとして登場する。

テレビドラマ

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M2

2

小説

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『大日本帝国欧州電撃作戦』
連合国軍の一員として参戦した日本軍に配備されたM7が、水平射撃でドイツ軍駆逐戦車を仕留める。

漫画

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こちら葛飾区亀有公園前派出所
102巻2話「ゴーゴーツイスターの巻」のラストに登場。大原部長が「BUCHO」とマーキングされたM7自走砲で派出所を破壊する。

ゲーム

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World of Tanks

M7 PriestSexton ISexton II

1942





PRIEST使使

関連項目

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