ああ爆弾
| ああ爆弾 | |
|---|---|
| 監督 | 岡本喜八 |
| 脚本 | 岡本喜八 |
| 製作 | 田中友幸 |
| 出演者 |
伊藤雄之助 越路吹雪 砂塚秀夫 |
| 音楽 | 佐藤勝 |
| 撮影 | 宇野晋作 |
| 編集 | 黒岩義民 |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 |
 1964年4月18日 |
| 上映時間 | 95分 |
| 製作国 |
日本 |
| 言語 | 日本語 |
﹃ああ爆弾﹄︵ああばくだん︶は、東宝が1964年に製作した日本映画。監督は岡本喜八。ジャズからロック、浪曲に狂言、果ては題目までを駆使した和製ミュージカル映画である。併映は勅使河原プロ作品﹃砂の女﹄︵監督‥勅使河原宏︶。原案はアメリカ合衆国のミステリー作家コーネル・ウールリッチの短編小説﹁万年筆﹂ (Fountain Pen) である[1]。
なお本作上映時には、大映でもミュージカル映画﹃アスファルト・ガール﹄が上映を開始したため、期せずしてミュージカル映画の対決となった。
あらすじ
 | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
大名組六代目組長・大名大作は、大作から子分の盃を受けたいとついてきた爆弾作りの名人・太郎を連れて刑務所を出所した。しかし久々に大名組事務所や自宅に戻ってみると、そこは市議会議員選挙に出馬している新興ヤクザ・矢東彌三郎に乗っ取られていた。悔しい大作は、太郎に万年筆に爆弾を仕掛けさせて矢東の命を狙うが、万年筆爆弾は矢東の手を離れ次から次へと人手に渡り…。
キャスト
- 伊藤雄之助：大名大作
- 越路吹雪：大名梅子
- 砂塚秀夫：田ノ上太郎
- 中谷一郎：矢東彌三郎
- 沢村いき雄：椎野武三
- 北あけみ：若い二号カスミ
- 二瓶正也：社員竜見
- 天本英世：子分テツ
- 重山規子：元大名の二号ミナコ
- 有島一郎：銀行支店長
- 桜井浩子：銀行秘書
スタッフ
- 製作：田中友幸
- 監督・脚本：岡本喜八
- 原作：コーネル・ウールリッチ「万年筆」（"Dead Man Blues" に収録、日本語訳は短編集『ぎろちん』（C・ウールリッチ名義 日本オリジナル集成）に収録）
- 音楽：佐藤勝
- 撮影：宇野晋作
- 録音：伴利也
- 編集：黒岩義民
- 監督助手：山本迪夫
- 狂言指導：和田喜太郎
脚注
- ^ “ああ爆弾 : 作品情報”. 映画.com. 2024年5月21日閲覧。
参考文献
 |
- 中野昭慶、染谷勝樹『特技監督 中野昭慶』ワイズ出版、2007年。ISBN 978-4898302149。
