|
|
146行目: |
146行目: |
|
|
|
|
|
== つゆや具材の相違点 == |
|
== つゆや具材の相違点 == |
|
同じ「どん兵衛」を名乗っていながらも、東海地区を境にして、[[東日本]]向け([[新潟県]]・[[長野県]]・[[岐阜県]]・[[愛知県]]・[[三重県]]以東)と[[西日本]]向け([[富山県]]・[[石川県]]・[[福井県]]・[[滋賀県]]・[[奈良県]]・[[和歌山県]]以西)と、北海道限定「北のどん兵衛」<ref name="kita">[http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?nid=1714 〈地区限定新発売のご案内〉北海道限定!だしがうまい北のどん兵衛] - 日清食品ニュースリリース 2009年9月18日</ref>では、つゆの内容が異なっている<ref name="giga">[http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070716_cup_touzai/ 東西対決!東西のカップうどん・そばはダシも味も色も違う]{{リンク切れ|date=2018年3月 |bot=InternetArchiveBot }} [[GIGAZINE]] 2007年7月16日掲載</ref><ref>[http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?nid=808 日清食品ニュースリリース(2004年12月22日)]<br />[http://donbei.jp/trivia/qa/a12.html 日清のどん兵衛|うどん・そばトリビア|素朴なQ&A「どん兵衛の東日本、西日本の境界はどこですか?私は愛知県に住んでいます。愛知県は西日本ですか?」] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20090501231236/http://www.donbei.jp/trivia/qa/a12.html |date=2009年5月1日 }}より。<br />[http://donbei.jp/trivia/qa/a22.html 日清のどん兵衛|うどん・そばトリビア|素朴なQ&A「どん兵衛では、西日本と東日本でだしの味が違うそうですが、境界線はどこなのですか?」] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20090501203607/http://www.donbei.jp/trivia/qa/a22.html |date=2009年5月1日 }}。</ref>。 |
|
同じ「どん兵衛」を名乗っていながらも、東海地区を境にして、[[東日本]]向け([[新潟県]]・[[長野県]]・[[岐阜県]]・[[愛知県]]・[[三重県]]以東)と[[西日本]]向け([[富山県]]・[[石川県]]・[[福井県]]・[[滋賀県]]・[[奈良県]]・[[和歌山県]]以西)と、[[北海道]]限定「北のどん兵衛」<ref name="kita">[http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?nid=1714 〈地区限定新発売のご案内〉北海道限定!だしがうまい北のどん兵衛] - 日清食品ニュースリリース 2009年9月18日</ref>では、つゆの内容が異なっている<ref name="giga">[http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070716_cup_touzai/ 東西対決!東西のカップうどん・そばはダシも味も色も違う]{{リンク切れ|date=2018年3月 |bot=InternetArchiveBot }} [[GIGAZINE]] 2007年7月16日掲載</ref><ref>[http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?nid=808 日清食品ニュースリリース(2004年12月22日)]<br />[http://donbei.jp/trivia/qa/a12.html 日清のどん兵衛|うどん・そばトリビア|素朴なQ&A「どん兵衛の東日本、西日本の境界はどこですか?私は愛知県に住んでいます。愛知県は西日本ですか?」] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20090501231236/http://www.donbei.jp/trivia/qa/a12.html |date=2009年5月1日 }}より。<br />[http://donbei.jp/trivia/qa/a22.html 日清のどん兵衛|うどん・そばトリビア|素朴なQ&A「どん兵衛では、西日本と東日本でだしの味が違うそうですが、境界線はどこなのですか?」] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20090501203607/http://www.donbei.jp/trivia/qa/a22.html |date=2009年5月1日 }}。</ref>。 |
|
* 東日本向け商品(カップ側面に"'''E'''"と表示)は、[[カツオ|かつお]][[出汁|だし]]をベースにした濃口[[醤油]]仕立てのスープ |
|
* 東日本向け商品(カップ側面に"'''E'''"と表示)は、[[カツオ|かつお]][[出汁|だし]]をベースにした濃口[[醤油]]仕立てのスープ |
|
* 西日本向け商品(カップ側面に"'''W'''"と表示)は、[[コンブ|昆布]]だしをベースにした薄口醤油仕立てのスープ<ref name="giga"/> |
|
* 西日本向け商品(カップ側面に"'''W'''"と表示)は、[[コンブ|昆布]]だしをベースにした薄口醤油仕立てのスープ<ref name="giga"/> |
154行目: |
154行目: |
|
* 西日本はあっさり薄口仕上げ(つゆやその粉末の色自体も明らかに異なっている)<ref name="giga"/> |
|
* 西日本はあっさり薄口仕上げ(つゆやその粉末の色自体も明らかに異なっている)<ref name="giga"/> |
|
* 北海道は甘口仕上げ |
|
* 北海道は甘口仕上げ |
|
となっている。この傾向は競合製品である[[東洋水産]]の「[[マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき]]」でも存在する<ref name="giga"/><ref>[http://www.maruchan.co.jp/aka-midori/index.html マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき > 地域別ラインナップ]より</ref>。 |
|
となっている。この傾向は競合商品である[[東洋水産]]の「[[マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき]]」でも存在する<ref name="giga"/><ref>[http://www.maruchan.co.jp/aka-midori/index.html マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき > 地域別ラインナップ]より</ref>。 |
|
|
|
|
|
特筆すべき状況として、距離的に[[名古屋市|名古屋]]と[[大阪]]の中間に位置している[[滋賀県]]と三重県の店では両方販売している場合がある<ref>[http://donbei.jp/trivia/qa/a04.html 日清のどん兵衛|うどん・そばトリビア|素朴なQ&A「僕は三重県に住んでいるのですが三重県は東日本か西日本のどちらですか?」] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20071201182142/http://donbei.jp/trivia/qa/a04.html |date=2007年12月1日 }}。</ref>。例えば[[三重県]]伊賀地方では、店などの配送の拠点が[[東海地方|東海]]・[[関東地方|関東]]系資本か[[近畿地方|関西]]系資本かによって、名古屋配送と大阪配送に分かれていることが多いため、基本的に東海・関東系資本の店などでは[[東日本]]のものが、関西系資本の店などでは[[西日本]]のものが購入できる。 |
|
特筆すべき状況として、距離的に[[名古屋市|名古屋]]と[[大阪]]の中間に位置している[[滋賀県]]と三重県の店では両方販売している場合がある<ref>[http://donbei.jp/trivia/qa/a04.html 日清のどん兵衛|うどん・そばトリビア|素朴なQ&A「僕は三重県に住んでいるのですが三重県は東日本か西日本のどちらですか?」] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20071201182142/http://donbei.jp/trivia/qa/a04.html |date=2007年12月1日 }}。</ref>。例えば[[三重県]]伊賀地方では、店などの配送の拠点が[[東海地方|東海]]・[[関東地方|関東]]系資本か[[近畿地方|関西]]系資本かによって、名古屋配送と大阪配送に分かれていることが多いため、基本的に東海・関東系資本の店などでは[[東日本]]のものが、関西系資本の店などでは[[西日本]]のものが購入できる。 |
|
|
|
|
|
その一例を挙げると、[[愛知県]]資本の[[サークルKサンクス|サークルK]]が[[東日本]]向け商品、[[大阪府]]発祥の[[ローソン]]が[[西日本]]向け商品である。ただし、東日本・西日本双方のものが購入できる店も数はかなり少ないが存在しているほか、西日本の店で誤って東日本向けが入荷して売られた例もあった。 |
|
その一例を挙げると、[[コンビニエンスストア]]でも、[[愛知県]]資本の[[サークルKサンクス|サークルK]]が[[東日本]]向け商品、[[大阪府]]発祥の[[ローソン]]が[[西日本]]向け商品である。ただし、東日本・西日本双方のものが購入できる店も数は、かなり少ないが存在しているほか、西日本の店で誤って東日本向けが入荷して売られた例もあった。 |
|
|
|
|
|
また、地域のそば・うどん店のつゆが関東風である[[島根県]]でも、どん兵衛に関しては西日本向けのものしか売られていない。さらに、[[世界]]に輸出されるものは、基本的に西日本向け商品となっている。
|
|
また、地域のそば・うどん店のつゆが関東風である[[島根県]]でも、どん兵衛に関しては西日本向け商品しか売られていない。さらに、[[世界]]に輸出されるものは、基本的に西日本向け商品となっている。
|
|
|
|
|
|
なお、例えば関東にいながら西日本向けの商品やその逆も、日清食品の公式オンラインストアで注文すれば、個人で買うことが可能である。また、年度により「食べくらべ企画」として、上蓋に「東」「西」と目立つ表示をして、期間限定で全国発売したこともある。 |
|
なお、例えば東日本にいながら西日本向けの商品やその逆も、日清食品の公式[[オンラインストア]]で注文すれば、個人で買うことが可能である。また、年度により﹁食べくらべ企画﹂として、上蓋に﹁東﹂﹁西﹂と目立つ表示をして、期間限定で全国発売したこともある。
|
|
|
|
|
|
== CMキャラクター == |
|
== CMキャラクター == |
どん兵衛︵どんべえ︶は、日清食品グループが製造・販売している和風即席カップ麺・和風即席袋麺・和風チルド麺・和風冷凍麺・和風即席加工米飯の各シリーズの名称で、親会社である日清食品ホールディングスの登録商標︵商標登録番号は第4593511号他︶。正式な商品名は﹁日清のどん兵衛﹂︵にっしんのどんべえ︶。
1976年︵昭和51年︶8月、当時大ヒットしていた東洋水産の世界初のカップうどん﹁マルちゃんのカップうどんきつね﹂︵赤いきつねの前身︶に特許申請がなかったことから、これに対抗する製品としてきつねうどんの製造・販売を開始。以後、天ぷらそば、カレーうどんなどのシリーズを発売している。
ネーミング
﹁どん兵衛﹂の名前の由来は、﹁うどん﹂の﹁どん﹂と関西弁の﹁どん臭い﹂という言葉の﹁どん﹂からで、﹁スマートさからはほど遠いが、ほのぼのとしたあたたかさ、また筋を曲げない頑固さや正直さを表現したネーミング﹂とされている。この名前に社内で反対意見も有ったが、安藤宏基が決断した[1]。
なお、関西弁でいう﹁どん臭い﹂は、本来はこのように逆説的に肯定的に捉えられる言葉ではなく、どちらかといえば、人を軽く罵る時に言う言葉である。
主なシリーズ
現在
2017年︵平成29年︶現在
袋麺﹁どん兵衛﹂シリーズ
●うどん
●新 生うどん食感。︵東︶/︵西︶ - ノンフライ麺。つゆの味付けに関して、東日本向け︵東︶は濃口醤油と鰹のうまみを生かした関東風のつゆが、西日本向け︵西︶は薄口醤油と昆布のうまみを生かした関西風のつゆがそれぞれ採用されている。
●極みだし 関西風だしうどん - ノンフライ麺。塩分を30%減らし、少人数世帯向けに3食パックとした。2017年8月7日発売[2]。
●そば
●新 生そば食感。 - ノンフライ麺。つゆの味付けは鰹のうまみと、濃口醤油の持つ深いコクを基本とした関東風のつゆが採用されている。ちなみにこの商品は汁そばに調理して楽しむ他、ざるそばに調理して楽しむことができる。
●極みだし 鴨だしそば - ノンフライ麺。塩分を30%減らし、少人数世帯向けに3食パックとした。2017年8月7日発売[3]。
うどん﹁どん兵衛﹂シリーズ
●きつねうどん[* 1][* 2][* 3]
●レギュラー版は2008年︵平成20年︶11月25日発売のリニューアル版より麺1本あたりの長さが従来の2倍の長さになり、若干太めのサイズになった︵当社比︶特殊製法による﹁べっぴんうどん﹂に変更。その他の﹁どん兵衛﹂のレギュラー版、および特盛版カップうどんシリーズも順次﹁べっぴんうどん﹂に変更されたのち、レギュラー版に限り後述する﹁北のどん兵衛﹂を除き2009年︵平成21年︶9月28日発売のリニューアル版の﹁うどん どん兵衛﹂シリーズより麺のコシや太さを更に改良させた﹁フトロング製法﹂︵現在特許申請準備中︶を用いた﹁ぶっとうどん﹂に順次変更された。更に、2010年︵平成22年︶10月18日発売分から、“ニッポンのうどん”をキャッチコピーに麺のコシ・太さ・つるみを﹃日清ラ王﹄︵2010年︵平成22年︶9月 〜 ︶から導入された﹁三層太ストレート製法﹂︵麺の厚みが2ミリ超え。今までフライ麺で実現出来なかった“生麺のような食感”に仕上げるのに成功した︶に改良された。また、2011年︵平成23年︶11月1日より﹃どん兵衛﹄シリーズ発売35周年記念の一環として﹁どん兵衛 きつねうどん﹂の東西食べ比べ企画を期間限定で全国展開した[4]。2012年︵平成24年︶7月2日からも期間限定での全国展開がなされている[5]。
●かき揚げ天ぷらうどん
●2015年10月19日に、どん兵衛史上最厚の鬼かき揚げとしてリニューアルされた。
●とん汁うどん︵現在は﹁ぶっとうどん﹂を採用︶
●特盛ちゃんぽんうどん︵2011年︵平成23年︶5月23日発売。発売当初から﹁ぶっとうどん﹂を採用︶
●こくカレーうどん︵東日本限定︶
●だしカレーうどん︵西日本限定︶
●2003年︵平成15年︶より、東日本ではスパイス感を利かせた﹁こくカレー﹂として、西日本ではだしを利かせた﹁だしカレー﹂として販売している。2012年︵平成24年︶7月2日から期間限定での全国展開がなされている[5]
●肉うどん
●元は西日本限定の商品であったが、2006年︵平成18年︶に﹁きつねうどん﹂と同じく東西のスープを分けて北海道を除く全国で販売。しかし東日本では西日本のように定着せず、2008年︵平成20年︶5月のリニューアルにより西日本のスープに統一された[6]。具の肉は東西とも牛肉である。
●博多ごぼう天うどん︵九州地方限定︶
●いも煮うどん︵東北地方限定︶
ファイル:Nissin Donbei imoni-udon.JPGいも煮うどん︵渋谷駅ナカ店︶
自販機の縦型容器
●担担うどん
●年明けうどん︵昆布だしのつゆ。具にとろろ昆布、蒲鉾、梅干しが入ってるのが特徴的。フタ裏におみくじ付き︶
●どん兵衛液体つゆ仕上げきつねうどん
●﹁どん兵衛 きつねうどん﹂の液体スープ版。粉末スープとは違うコクと味わいが特徴。東日本限定。主にコンビニエンスストアを中心に販売している。
●ノンフライどん兵衛 きざみ揚げうどん
●﹁カップヌードル﹂同様の縦型カップを使用している。ノンフライ製法による生麺に近い食感と低カロリーが特徴。
●どん兵衛35周年記念限定豚︵トン︶とんこつちゃんぽんうどん
●2012年2月6日に発売された数量限定商品。
●どん兵衛39周年記念特別限定品 最厚ふっくら130%おあげきつねうどん
●2015年7月13日に発売された数量限定商品。スープの味は関西風のみ。
●鴨だしうどん︵2015年11月16日発売。鴨だしにラー油仕立て。︶
そば﹁どん兵衛﹂シリーズ
●天ぷらそば[* 1][* 2][* 3]
●1976年11月発売開始。当初はそばと一緒に湯を入れて調理する天ぷらだったが、﹁ごんぶと﹂が発売された1993年から調理後に乗せて食べる﹁後乗せサクサク天ぷら﹂に変更。
●特盛版は2007年︵平成19年︶9月25日発売のリニューアル版より麺の形状が同社の﹁チキンラーメン﹂﹁チキンラーメンどんぶり﹂︵一部を除く︶と同様の﹁たまごポケット﹂麺に変更︵ただし2014年のリニューアルより廃止︶。これにより、調理する前に麺の上に生卵をのせ、熱湯を注いで調理する事が可能になったものの、2008年︵平成20年︶12月15日発売の特盛リニューアル版において後述するレギュラーリニューアル版と同様、﹁ぴんそば﹂に変更された。
●レギュラー版は2008年︵平成20年︶9月29日発売のリニューアル版よりこれまでのウェーブ︵ちぢれ︶麺に代わり、新開発の特殊製法︵現在特許申請準備中︶を用いた﹁ぴんそば﹂︵ストレート麺︶を採用。これにより、そば本来の食感となめらかなのどごしが手軽に味わうことが可能になった。現在ではミニおよび縦型カップ、後述する﹁北のどん兵衛﹂を除く﹁そば どん兵衛﹂シリーズのすべてに採用されている。なお、2008年︵平成20年︶9月以降のリニューアル版﹁どん兵衛﹂シリーズ︵一部を除く︶で培った油揚げ麺の特殊製法は2009年︵平成21年︶3月以降のリニューアル版﹁U.F.O.﹂シリーズ︵プチU.F.O.は除く︶にも用いられた。さらに2010年︵平成22年︶5月10日発売のレギュラーリニューアル版においては﹁天ぷら﹂の包装そのものを、包装材質および包装方法から根本的に見直し、﹁天ぷら﹂の持つ揚げたての食感と、香ばしい風味がより長く維持できるよう改良された。2010年︵平成22年︶10月18日発売分からは、うどんに準拠して﹁ニッポンのそば﹂のキャッチコピーが用いられている。先述の﹁どん兵衛 きつねうどん﹂同様、2011年︵平成23年︶11月1日より﹁どん兵衛﹂シリーズ発売35周年記念の一環として﹁どん兵衛 天ぷらそば﹂の東西食べ比べ企画を期間限定で全国展開した[4]。2012年︵平成24年︶7月2日からも同キャンペーンが期間限定で全国展開されている[5]。
●きつねそば︵1977年2月発売開始。当初は一部地域のみの限定販売商品だったが2000年代以降より北海道を除く全国で販売されるようになった。レギュラー版の﹁どん兵衛 天ぷらそば﹂同様、2008年︵平成20年︶10月以降の出荷分より﹁ぴんそば﹂が採用された︶
●どん兵衛液体つゆ仕上げ天ぷらそば
●﹁どん兵衛 天ぷらそば﹂の液体スープ版。粉末スープとは違う、こくと味わいが特徴。東日本限定。主にCVSを中心に販売している。
●鴨だしそば ︵2009年︵平成21年︶2月23日発売。発売当初から﹁ぴんそば﹂を採用。当初の商品名は﹁鴨だしそば 液体つゆ仕上げ﹂だった︶
●カレー南蛮そば︵2009年︵平成21年︶6月8日発売。発売当初から﹁ぴんそば﹂を採用︶
●豚ねぎそば 液体つゆ仕上げ︵2009年︵平成21年︶11月9日発売。発売当初から﹁ぴんそば﹂を採用。主にCVSを中心に販売している︶
﹁北のどん兵衛﹂シリーズ
北海道限定商品。2009年︵平成21年︶10月5日発売。基本的に甘口醤油仕立てのスープとなっており、つゆには北海道産利尻昆布を使用し、昆布の甘みとだしの旨みを効かせているのが特徴。当初はうどん、そばともに麺の製法は従来の油揚げ麺︵うどんは2008年︵平成20年︶10月以前の仕様、そばは2008年︵平成20年︶8月以前の仕様︶を採用していたが、2010年︵平成22年︶5月10日発売のリニューアル版よりうどんは﹁ぶっとうどん﹂の仕様に、そばは﹁ぴんそば﹂の仕様にそれぞれ変更となった。さらに、うどんは2010年︵平成22年︶10月18日発売のリニューアル版から﹁三層太ストレート製法﹂の仕様に変更された。パッケージには地元︵札幌日清千歳工場︶で製造されていることが強調されているほか、"H"の記号が付けられている。﹁北のどん兵衛﹂は﹁どん兵衛﹂とは別に商標登録されている︵第5305060号︶。
●きつねうどん
●天ぷらそば
●きつねそば
●親子そば
●天ぷらうどん
●カレーうどん
﹁どん兵衛 たて型ビッグ﹂シリーズ
主にコンビニエンスストアを中心に販売。若年層をターゲットとする。
●とん汁うどん
●旨辛豚キムチうどん
﹁レンジどん兵衛﹂︵旧・レンジどん兵衛NEXT︶シリーズ︵電子レンジ調理専用商品︶
●鴨だしうどん
●味噌ちゃんこうどん
●旨辛チゲうどん
●濃厚カレーうどん
麺類以外の﹁どん兵衛﹂シリーズ
●鴨だし雑炊︵電子レンジ調理専用商品︶
﹁日清御膳﹂︵にっしんごぜん︶シリーズ
﹁どん兵衛﹂シリーズの廉価版。きつねうどんは西日本向けの、天ぷらそばは東日本向けのスープで全国販売。2009年︵平成21年︶2月までは﹁日清のきつねうどん﹂、および﹁日清の天ぷらそば﹂の名称だったが、同年3月から﹁日清御膳﹂のブランドを付けてリニューアル発売。天ぷらそばの場合、どん兵衛天ぷらそばの干しエビの入った﹁後のせ天ぷら﹂に対し、こちらは干しエビの入っていない﹁先のせ天ぷら﹂が採用されている。発売当初は価格をオープンプライスとしていたが、2012年︵平成24年︶1月30日に実施されたリニューアル版より非オープンプライス商品︵希望小売価格・税別125円︶に変更となった[7]。
●きつねうどん
●天ぷらそば
日清マグうどん
どん兵衛公式HPにはカウントされていないが、パッケージに﹁どん兵衛﹂のロゴがついた派生品。麺とスープをマグカップに入れて湯を注ぐものである。姉妹品として﹁カップヌードル﹂の派生品﹁日清マグヌードル﹂がある。
1993年︵平成5年︶に発売。2010年︵平成22年︶にリニューアル。現在はきざみきつねうどん味×2、豚カレー味×2のセット売り。区別させるために、きざみきつねうどん味には狐、豚カレー味には豚の蒲鉾が入っている。
その他
●くらしモアきつねうどん︵ニチリウグループ加盟の小売店で発売。日清食品製造なので便宜上ここで取り上げる︶
他に派生商品として、どん兵衛釜めし︵カップヌードルごはんに準拠した、きつねうどん風味のカップライス︶が発売されている。また、チルド麺︵発売元は日清食品チルド︶や冷凍麺︵発売元は日清食品冷凍︶の各シリーズが存在する。冷凍麺は香川県高松市の高松日清食品[8]で生産されていることから、讃岐うどんもラインアップされている。
- 注釈
(一)^ ab1976年8月発売開始。特盛︵大盛サイズ︶有。
(二)^ ab北海道を除く東日本向けのレギュラー版に限り粉末スープ版のほか、液体スープと七味唐辛子が添付された特別版も存在。
(三)^ ab縦型カップ︵自動販売機向け。だしの味は西日本向けのみ︶も存在。
過去
カップ麺﹁どん兵衛﹂シリーズ
●どん兵衛肉そば︵東日本限定︶
●どん兵衛杵つきもちうどん
●どん兵衛だし焼きうどん
●どん兵衛だし天茶うどん︵ほうじ茶をベースとした出汁を採用。2017年︵平成29年︶7月、カップヌードル・サマーヌードル、日清焼そばU.F.O.・熱帯U.F.O.とともに﹁黒歴史トリオ﹂として復刻限定販売︶
●どん兵衛ねぎみそ焼きうどん
●どん兵衛とうがらしうどん
●どん兵衛キムチうどん
●どん兵衛イタリア風海鮮うどん︵2006年︵平成18年︶1 - 2月︶
●どん兵衛夏の辛口旨辛ちゃんぽんうどん︵﹁どん兵衛﹂誕生30周年記念商品。2006年︵平成18年︶夏季限定︶
●どん兵衛どっかんきつねうどんゆず胡椒風味︵﹁どん兵衛﹂誕生30周年記念終了限定商品。シリーズで唯一、かつて存在したJAS上級規格を用いた︶
●どん兵衛年明けうどん︵2009年︵平成21年︶12月 - 2010年︵平成22年︶1月︶香川県の風習とされている﹁年明けうどん﹂を業界で初めてカップ化。麺は﹁ぶっとうどん﹂を採用し、スープは讃岐うどん風のあっさり味、具材には大粒の梅干しが入っているのが特徴。北海道を除く全国で発売。2010年︵平成22年︶12月から2011年︵平成23年︶1月にも﹁三層太ストレート製法﹂採用で発売され、こちらは2010年︵平成22年︶版が発売されなかった北海道でも発売されるようになった。
●どん兵衛WHITE 白ちゃんぽんうどん︵2010年︵平成22年︶1 - 2月︶JOCライセンス商品。
●どん兵衛サクサク天ぷらそば
●どん兵衛肉そば
●レンジどん兵衛NEXT カレーうどん
●レンジどん兵衛NEXT 牛すきうどん
●特盛かき揚げうどん︵販売末期には﹁ぶっとうどん﹂が採用されていた︶
●どん兵衛35周年特別限定きつねうどん︵油揚げが通常のどん兵衛きつねうどんの1.3倍の厚さであるのが特徴。スープは全国で西日本向けの物が使われており、ゆずの香味を利かせている︶
●どん兵衛35周年記念限定きつねそば︵上記のうどんと同様、油揚げが通常のどん兵衛きつねそばの1.3倍の厚さで、麺は通常のそばの1.2倍の太ストレート製法を採用。スープは全国で西日本向けのものが使われており、ゆずの香味を利かせている︶
●どん兵衛焼うどん だし醤油味
●どん兵衛焼うどん お好みソース味
袋麺﹁どん兵衛﹂シリーズ
●関西風だしうどん - フライ麺。昆布と鰹節、煮干からとったあっさりつゆ、刻み油揚げとネギの具。
●カレーうどん - フライ麺。
●韓国風チゲうどん - フライ麺。ポークと海鮮の旨みに唐辛子を加え韓国風の鍋料理をイメージ。具はわかめと唐辛子。
麺類以外の﹁どん兵衛﹂シリーズ
●のり茶漬 - アルファ化米が用いられたカップ入り即席お茶漬け。別添でわさび粉がついており、好みにより辛さの調整が可能だった。
●釜めし - 電子レンジ調理専用商品。カップヌードルごはんシリーズの和風版として発売。既存のどん兵衛きつねうどんの味を釜めしで再現しているのが特徴だった。
つゆや具材の相違点
同じ﹁どん兵衛﹂を名乗っていながらも、東海地区を境にして、東日本向け︵新潟県・長野県・岐阜県・愛知県・三重県以東︶と西日本向け︵富山県・石川県・福井県・滋賀県・奈良県・和歌山県以西︶と、北海道限定﹁北のどん兵衛﹂[9]では、つゆの内容が異なっている[10][11]。
●東日本向け商品︵カップ側面に"E"と表示︶は、かつおだしをベースにした濃口醤油仕立てのスープ
●西日本向け商品︵カップ側面に"W"と表示︶は、昆布だしをベースにした薄口醤油仕立てのスープ[10]
●北海道限定商品︵"H"と﹁北海道限定﹂表示︶は、利尻昆布の甘味を生かした濃口醤油仕立てのスープ[9]
になっている。また、具材の油揚げの味付けも
●東日本は甘辛濃口仕上げ
●西日本はあっさり薄口仕上げ︵つゆやその粉末の色自体も明らかに異なっている︶[10]
●北海道は甘口仕上げ
となっている。この傾向は競合商品である東洋水産の﹁マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき﹂でも存在する[10][12]。
特筆すべき状況として、距離的に名古屋と大阪の中間に位置している滋賀県と三重県の店では両方販売している場合がある[13]。例えば三重県伊賀地方では、店などの配送の拠点が東海・関東系資本か関西系資本かによって、名古屋配送と大阪配送に分かれていることが多いため、基本的に東海・関東系資本の店などでは東日本のものが、関西系資本の店などでは西日本のものが購入できる。
その一例を挙げると、コンビニエンスストアでも、愛知県資本のサークルKが東日本向け商品、大阪府発祥のローソンが西日本向け商品である。ただし、東日本・西日本双方のものが購入できる店も数は、かなり少ないが存在しているほか、西日本の店で誤って東日本向けが入荷して売られた例もあった。
また、地域のそば・うどん店のつゆが関東風である島根県でも、どん兵衛に関しては西日本向け商品しか売られていない。さらに、世界に輸出されるものは、基本的に西日本向け商品となっている。
なお、例えば東日本にいながら西日本向けの商品やその逆も、日清食品の公式オンラインストアで注文すれば、個人で買うことが可能である。また、年度により﹁食べくらべ企画﹂として、上蓋に﹁東﹂﹁西﹂と目立つ表示をして、期間限定で全国発売したこともある。
CMキャラクター
どん兵衛くん
どん兵衛くんは、父・どん蔵、母・どん子の間に1976年頃に大阪で生まれた一人息子。将来の夢は実家のうどん・そば屋を継ぐことで、2011年時点では、東京の中居さんちに居候している[1]。
どん兵衛太
どん兵衛太︵どんべえた︶は、2010年︵平成22年︶10月18日より本商品のリニューアルに合わせて登場する、架空の職人。テレビCMでは中居正広が演じる。
うどん・そばの店﹁どん兵衛屋﹂の2代目という設定で、中居と同じ1972年︵昭和47年︶生まれ、38歳︵2010年︵平成22年︶時点︶ということになっている。家訓である﹁太く長くまっすぐ﹂が彼の生き方であり、うどんの太さを表したものである。家族は妻・ゆめ子︵34歳︶。弟子として、ごっつ︵30歳、既婚者、子持ち︶、のっぽ︵28歳、独身︶の二人がいる。
どん兵衛渋谷駅ナカ店
公式ウェブページではCMの動画が視聴できるほか、はまのらまによる漫画﹁ニッポンのうどん こだわり!!どん兵衛太物語﹂が連載されている。
また、2010年11月2日、CMに登場する店をモチーフにしたアンテナショップ﹁どん兵衛渋谷駅ナカ店﹂が、JR渋谷駅構内にオープンした。当初は半年間限定での出店だったが、好評につき、期間延長にて営業していた。しかし、2016年7月31日をもって閉店した。[16]
備考
製麺法の特許をめぐる訴訟
東日本大震災による蒲鉾への影響
どん兵衛きつねうどんには具材の中に蒲鉾が入っているが、2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋地震(東日本大震災)の影響で東北地方にある日清食品と取引関係にある食品加工工場が被災し、蒲鉾の調達が困難になったため、同年3月24日・3月25日に静岡工場で製造された東日本向けと、3月25日・28日に滋賀工場で製造された西日本向けのきつねうどんには蒲鉾抜きで製造・出荷されるという事態になった。蒲鉾抜きのどん兵衛きつねうどんには、カップ側面の原材料表記欄に「震災のため、緊急対応商品(かまぼこ抜き)となります。」という断り書きが記載された。
DKU47
日清食品が﹁どん兵衛﹂の商品リニューアルを記念し、2010年︵平成22年︶10月18日、販促部隊﹁DKU47﹂︵ディーケーユーフォーティーセブン︶を結成した。DKU47とは﹁どん兵衛・きつね・うどん・47都道府県﹂の略で、同社の若手社員47人が47都道府県出身地ごとに分けて結成されたチームのことである。DKU47は、キッチンカーを繰り出し全国各地で販促イベントを行った[19]。このDKU47も、人気アイドルグループであるAKB48にちなんで命名したものであるが無関係である。発表会に出席した中居正広は﹁僕が入ったら(DKU)48になっちゃいますよ﹂と苦笑していた[20]。
その他
関連項目
脚注
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
どん兵衛に関連するカテゴリがあります。
|
---|
CEO 安藤宏基 | 公式サイト www.nissin.com/jp/ |
主なグループ企業 |
持株会社 |
|
---|
常温食品事業 |
|
---|
低温食品事業 |
|
---|
菓子事業 |
|
---|
飲料事業 |
|
---|
その他 |
- 日清食品ビジネスサポート
- 日清食品ビジネスサポートプラス
- 日清食品アセットマネジメント
- 宇治開発興業
- 日清ネットコム
|
---|
| ![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/74/Nissin_Logo.svg/150px-Nissin_Logo.svg.png)
|
---|
主な製品 (※日清食品のみ) |
|
---|
運営施設 |
|
---|
一社提供番組 (※過去もしくは現在) |
|
---|
スポーツ・文化事業 |
|
---|
マスコットキャラクター |
|
---|
スポンサード |
|
---|
関連人物 |
|
---|
関連項目 |
|
---|
関連カテゴリ |
|
---|
注:日清製粉グループ・日清オイリオグループ、日清医療食品・日清紡績とは資本・人材含み一切無関係。
カテゴリ |