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「キアゲハ」の版間の差分

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m 生物分類表
Der gewöhnliche gelbe Schwalbenschwanz, der zu einem gelben Kosmos hält
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[[ヨーロッパ]]から[[アジア]]、[[北米]]北西部にかけて広く分布する。広い分布域の中でいくつかの[[亜種]]に分かれていて、そのうち日本に分布するのは亜種''P.m.hippocrates''とされる。また、研究者によってはそれらの亜種を別種とすることもあり、この場合日本産は''P.hippocrates''となる。なお[[北アメリカ]]にはよく似た'''[[アメリカキアゲハ]]'''(学名''Papilio zelicaon''・英名[[:en:Anise Swallowtail|Anise Swallowtail]])が分布している。[[英語]]ではこの2種を区別するため、キアゲハを[[:en:Old World Swallowtail|Old World Swallowtail]](旧世界のアゲハ)と呼ぶ。

[[ヨーロッパ]]から[[アジア]]、[[北米]]北西部にかけて広く分布する。広い分布域の中でいくつかの[[亜種]]に分かれていて、そのうち日本に分布するのは亜種''P.m.hippocrates''とされる。また、研究者によってはそれらの亜種を別種とすることもあり、この場合日本産は''P.hippocrates''となる。なお[[北アメリカ]]にはよく似た'''[[アメリカキアゲハ]]'''(学名''Papilio zelicaon''・英名[[:en:Anise Swallowtail|Anise Swallowtail]])が分布している。[[英語]]ではこの2種を区別するため、キアゲハを[[:en:Old World Swallowtail|Old World Swallowtail]](旧世界のアゲハ)と呼ぶ。

[[画像:キバナコスモスとチョウ8280044.jpg|left|thumb|200px|[[キバナコスモス]]に止まったキアゲハ]]



成虫は4月から10月頃まで、年に2回-4回ほど発生する。後述のように[[海岸植物]]から[[高山植物]]までを含む[[セリ科]]植物を食草とするため生息地も幅広く、[[海岸]]から市街地、農村、山地、さらには高山帯までと、いろいろな場所で見られる。

成虫は4月から10月頃まで、年に2回-4回ほど発生する。後述のように[[海岸植物]]から[[高山植物]]までを含む[[セリ科]]植物を食草とするため生息地も幅広く、[[海岸]]から市街地、農村、山地、さらには高山帯までと、いろいろな場所で見られる。


2007年7月24日 (火) 13:19時点における版

キアゲハ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: アゲハチョウ科 Papilionidae
亜科 : アゲハチョウ亜科 Papilioninae
: アゲハチョウ族 Papilionini
: アゲハチョウ属 Papilio
: キアゲハ machaon
学名
Papilio machaon
英名
Old World Swallowtail

Papilio machaon

4cm-6cm

西P.m.hippocratesP.hippocratesPapilio zelicaonAnise Swallowtail2Old World Swallowtail

4102-4