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ジョニー・バリアント
	1981年
プロフィール
リングネーム	"ラシャス" ジョニー・バリアント; ジョニー・V; ジョン・L・サリバン; ジョニー・サリバン
本名	トーマス・サリバン
ニックネーム	弾丸男爵
身長	185cm - 187cm
体重	110kg - 120kg
誕生日	1946年11月25日
死亡日	2018年4月4日（71歳没）
出身地	アメリカ合衆国; ペンシルベニア州; アレゲニー郡ピッツバーグ
トレーナー	アル・コステロ; ブルーノ・サンマルチノ
デビュー	1967年
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ジョニー・バリアント︵"Luscious" Johnny Valiant、本名‥Thomas Sullivan、1946年 11月25日 - 2018年 4月4日︶は、アメリカ合衆国のプロレスラーおよびプレイング・マネージャー。ペンシルベニア州ピッツバーグ出身。ヒールのタッグチーム・ユニット、バリアント・ブラザーズの一員として、WWA、WWF、NWA、AWAなど各団体で活躍した^[3]。

来歴

ファビュラス・カンガルーズのアル・コステロおよび地元のピッツバーグに居住していたブルーノ・サンマルチノに師事し、ザ・シークが主宰していたデトロイト地区の団体で1967年にデビュー。デビュー前はリング・クルーをしていたという。その後、往年のプロボクサーと同じリングネームのジョン・L・サリバン︵John L. Sullivan︶を名乗りニューヨークのWWWFに登場。当初はベビーフェイスの新鋭として、キラー・コワルスキー、ケンタッキー・ブッチャー、ブル・ラモス、トール・タナカ、ミツ・アラカワ、ジョージ・スティール、バロン・シクルナ、ブルドッグ・ブラワー、ルーク・グラハムなどのヒール勢と対戦し、サンマルチノのパートナーに起用されることもあった^[^4]。 1969年9月、日本プロレスに初来日^[5]。WWWFを主戦場としつつ1970年代前半は師匠のコステロも参加していたNWFにも出場しており^[6]、1973年7月には同年よりNWFとの提携を開始した新日本プロレスに来日^[7]。4年前の初来日時はキャリア不足のため前座試合で敗退を重ねていたが^[8]、新日本ではムーンドッグ・メインやシーン・リーガンに次ぐ3番手外国人のポジションとなり、アントニオ猪木ともシングルマッチで3回対戦している^[9]^[10]。帰国後の1973年11月、先輩格の﹃ハンサム﹄ジミー・バリアントに誘われ﹃ラシャス﹄ジョニー・バリアント︵"Luscious" Johnny Valiant︶と改名し、金髪の悪党タッグチーム﹁バリアント・ブラザーズ︵The Valiant Brothers︶﹂を結成^[11]。翌1974年1月5日、インディアナポリスのWWAでサンマルチノ&ディック・ザ・ブルーザーからWWA世界タッグ王座を奪取^[12]。WWWFでは同年5月8日、地元のペンシルベニアにてディーン・ホー&トニー・ガレアを破り、WWWF世界タッグ王座を獲得した^[13]。 1976年5月にはバリアント・ブラザーズとして全日本プロレスに来日、ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田のインターナショナル・タッグ王座およびグレート小鹿&大熊元司のアジア・タッグ王座の両タイトルに挑戦している^[14]。その後もジミーとのコンビでジョージアやフロリダなど南部のNWA圏から太平洋岸のサンフランシスコ地区まで全米を転戦し、各地のタッグ王座を総なめにした^[15]。

詳細は「バリアント・ブラザーズ」を参照

1978年の下期、ジミーが肝炎を患い欠場することになったため、WWA時代の盟友でもあるガイ・ミッチェルを﹃ジェントルマン﹄ジェリー・バリアントに変身させてバリアント・ブラザーズを再編^[2]。1979年3月6日、ガレア&ラリー・ズビスコを破ってWWFタッグ王座に返り咲いている^[13]。後にジミーも加わり、一時はトリオとして北東部一帯を暴れ回った^[16]。1980年2月にはジェリーとのコンビで再び全日本プロレスに参戦、極道コンビが保持するアジア・タッグ王座に再挑戦した^[17]。チーム解散後はシングルプレイヤーとしてWWAおよびAWAのテリトリーに参戦。兄貴分のジミーほどシングルの実績は残していないが、1981年4月にブルーザーからWWA世界ヘビー級王座を奪取している^[18]。AWAでは同年10月より一時的にベビーフェイスに転向して、ジェリー・ブラックウェルやボビー・ダンカンと対戦^[19]、当時AWAで大ブレイクしていたハルク・ホーガンのマネージャーを務めたこともあった^[2]^[20]。その後はヒールに戻り、1980年代前半はサンマルチノが参画していたIWFやカナダ・オンタリオ地区のビッグ・ベア・プロモーションズなどのインディー団体で活動した^[21]^[22]。 1984年、ビンス・マクマホン・ジュニアの新体制下で全米侵攻を開始していたWWFと再契約^[23]。そのマイクパフォーマンスの才能をマクマホンに買われ、新手のヒールとして売り出し中だったブルータス・ビーフケーキのプレイング・マネージャーを任される。後にグレッグ・バレンタインのマネージメントも担当し、ビーフケーキとのタッグチーム﹁ドリーム・チーム︵The Dream Team︶﹂を指揮^[2]。1985年8月24日、バリー・ウインダム&マイク・ロトンドのUSエクスプレスからWWF世界タッグ王座を奪取させる^[13]。タイトルは翌1986年4月7日のレッスルマニア2でブリティッシュ・ブルドッグスに奪われるが、その後もドリーム・チームを率い、ビーフケーキのフェイスターン後はディノ・ブラボーを加えてチームを再編している^[2]。WWFではジェシー・ベンチュラやボビー・ヒーナンに先駆けるヒールのカラー・コメンテーターとしてもトークの才能を発揮した^[2]。 WWF離脱後はAWAでウェイン・ブルームとマイク・イーノスのデストラクション・クルー︵後にWWFでビバリー・ブラザーズとして活躍︶のマネージャーとなり^[24]、1989年10月にAWA世界タッグ王者に就かせている^[25]。1996年にはジミーとのバリアント・ブラザーズでWWF殿堂に迎えられた。引退後は天賦のタレント性を活かし、コメディ役者として活躍していた^[3]。 2018年 4月4日早朝、ペンシルベニア州ロスにて交通事故に遭遇^[^2]、病院へ搬送されたが死去した^[26]。71歳没^[1]。

得意技

獲得タイトル

ワールド・レスリング・アソシエーション

WWA世界ヘビー級王座（インディアナポリス版）：2回^[18]
WWA世界タッグ王座（インディアナポリス版）：3回（w / ジミー・バリアント）^[12]

NWAサンフランシスコ

NWA世界タッグ王座（サンフランシスコ版）：1回（w / ジミー・バリアント）^[27]

ジョージア・チャンピオンシップ・レスリング

NWAジョージア・タッグ王座：1回（w / ジミー・バリアント）^[28]

チャンピオンシップ・レスリング・フロム・フロリダ

NWA USタッグ王座（フロリダ版）：1回（w / ジミー・バリアント）^[29]

ワールド・レスリング・フェデレーション

WWWF世界タッグ王座 / WWFタッグ王座：2回（w / ジミー・バリアント、ジェリー・バリアント）^[13]
WWF Hall of Fame：1996年度（ジミーとのバリアント・ブラザーズで殿堂入り）

マネージャー担当選手

脚注

[脚注の使い方]

(一)^ ^a ^b“WWE Hall of Famer Johnny Valiant passes away”. WWE.com (2018年4月4日). 2018年4月5日閲覧。 (二)^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h“"Luscious" Johnny Valiant killed in auto accident”. Slam Wrestling (2018年4月4日). 2020年10月29日閲覧。 (三)^ ^a ^b“Johnny Valiant”. Online World of Wrestling. 2009年4月23日閲覧。 (四)^ “WWE Yearly Results 1969”. The History of WWE. 2015年6月6日閲覧。 (五)^ “JWA 1969 Diamond Series”. Puroresu.com. 2018年4月5日閲覧。 (六)^ “The NWF matches fought by Johnny Valiant in 1973”. Wrestlingdata.com. 2015年1月9日閲覧。 (七)^ “NJPW 1973 Summer Big Fight Series”. Puroresu.com. 2018年4月5日閲覧。 (八)^ “The JWA matches fought by Johnny Valiant in 1969”. Wrestlingdata.com. 2018年4月5日閲覧。 (九)^ ﹃新日本プロレス来日外国人選手 PERFECTカタログ﹄P83︵2002年、日本スポーツ出版社︶ (十)^ “The NJPW matches fought by Johnny Valiant in 1973”. Wrestlingdata.com. 2018年4月5日閲覧。 (11)^ “Jimmy Valiant and Johnny Valiant”. Wrestlingdata.com. 2014年12月31日閲覧。 (12)^ ^a ^b“WWA World Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2010年4月2日閲覧。 (13)^ ^a ^b ^c ^d“History of the WWE World Tag Team Championship”. WWE.com. 2010年4月2日閲覧。 (14)^ “The AJPW matches fought by Johnny Valiant in 1976”. Wrestlingdata.com. 2014年12月31日閲覧。 (15)^ “The Valiant Brothers”. Online World of Wrestling. 2009年4月23日閲覧。 (16)^ “WWE Yearly Results 1979”. The History of WWE. 2009年4月7日閲覧。 (17)^ “The AJPW matches fought by Johnny Valiant in 1980”. Wrestlingdata.com. 2014年12月31日閲覧。 (18)^ ^a ^b“WWA World Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2010年4月2日閲覧。 (19)^ “The AWA matches fought by Johnny Valiant in 1981”. Wrestlingdata.com. 2014年12月31日閲覧。 (20)^ “Johnny Valiant dead”. The Independent (2018年4月5日). 2018年4月17日閲覧。 (21)^ “The IWF matches fought by Johnny Valiant in 1982”. Wrestlingdata.com. 2015年1月9日閲覧。 (22)^ “The BBP matches fought by Johnny Valiant in 1983”. Wrestlingdata.com. 2015年1月9日閲覧。 (23)^ “The WWF matches fought by Johnny Valiant in 1984”. Wrestlingdata.com. 2015年1月9日閲覧。 (24)^ “The AWA matches fought by Johnny Valiant in 1989”. Wrestlingdata.com. 2015年1月9日閲覧。 (25)^ “AWA World Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年1月9日閲覧。 (26)^ “WWE Remembers Johnny Valiant After Sudden Passing”. Wrestling Inc.. Webcapacity Incorporated. (2018年4月5日) 2018年4月5日閲覧。 (27)^ “NWA World Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2010年4月8日閲覧。 (28)^ “NWA Georgia Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2010年4月8日閲覧。 (29)^ “NWA United States Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2010年4月8日閲覧。 (30)^ “Demolition: the Imitators Become Innovators”. Online Onslaught (August 13, 2004). 2009年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年4月23日閲覧。

外部リンク

Johnny Valiant Facebook
Online World of Wrestling
ジョニー・バリアントのプロフィール - Cagematch.net, Wrestlingdata.com, Internet Wrestling Database
WWE Hall of Fame

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 == 来歴 ==
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-[[1978年]]の下期、ジミーが[[肝炎]]を患い欠場することになったため、WWA時代の盟友でもある[[ガイ・ミッチェル]]を﹃ジェントルマン﹄ジェリー・バリアントに変身させてバリアント・ブラザーズを再編<ref name="Being a Valiant wasn't easy">{{cite web|url=http://slam.canoe.ca/Slam/Wrestling/2005/05/16/1042202.html|title=Being aValiant wasn't easy|accessdate=2009-04-23|publisher=SLAM! Wrestling ︵May 17, 2005︶}}</ref>。[[1979年]]3月6日にはトニー・ガレアと[[ラリー・ズビスコ]]のチームを破ってWWFタッグ王座を再び獲得している<ref name="WWE Official"/>。後にジミーも加わり、一時はトリオとして東部一帯を暴れ回った<ref name="WWF 1979">{{cite web|url=http://www.thehistoryofwwe.com/79.htm|title=WWE Yearly Results 1979|accessdate=2009-04-07|publisher=The History of WWE}}</ref>。
+[[1976年]]5月にはバリアント・ブラザーズとして[[全日本プロレス]]に来日、[[ジャイアント馬場]]&[[ジャンボ鶴田]]の[[インターナショナル・タッグ王座]]および[[グレート小鹿]]&[[大熊元司]]の[[アジアタッグ王座|アジア・タッグ王座]]の両タイトルに挑戦している<ref>{{cite web|url=http://wrestlingdata.com/index.php?befehl=bios&wrestler=1663&bild=1&details=7&liga=14&jahr=1976|title=The AJPW matches fought by Johnny Valiant in 1976|accessdate=2014-12-31|publisher=Wrestlingdata.com}}</ref>。その後もジミーとのコンビで[[ジョージア州|ジョージア]]や[[フロリダ州|フロリダ]]など[[アメリカ合衆国南部|南部]]の[[NWA  (プロレス)|NWA]]圏から[[アメリカ合衆国西海岸|太平洋岸]]の[[サンフランシスコ]]地区まで全米を転戦し、各地のタッグ王座を総なめにした<ref name="oww-vb">{{cite web|url=http://www.onlineworldofwrestling.com/profile/valiant-brothers|title=The Valiant Brothers|accessdate=2009-04-23|publisher=Online World of Wrestling}}</ref>。
-チーム解散後はシングルプレイヤーとしてWWAおよび[[アメリカン・レスリング・アソシエーション|AWA]]のテリトリーに参戦。兄貴分のジミーほどシングルの実績は残していないが、[[1981年]]4月にディック・ザ・ブルーザーからWWA世界ヘビー級王座を奪取している<ref name="WWAヘビー">{{cite web|url=http://www.wrestling-titles.com/us/in/wwa/in-wwa-h.html|title=WWA World Heavyweight Title History|accessdate=2010-04-02|publisher=Wrestling-Titles.com}}</ref>。また、AWAでは[[1982年]]頃に[[ベビーフェイス (プロレス)|ベビーフェイス]]に転向し、当時AWAで大ブレイクしていた[[ハルク・ホーガン]]の[[マネージャー (プロレス)|マネージャー]]を務めたこともあった。
+{{Main|バリアント・ブラザーズ}}
-その後もWWAを主戦場としたが、[[1984年]]に同団体が活動停止状態になると、[[ビンス・マクマホン|ビンス・マクマホン・ジュニア]]の新体制下で全米侵攻を開始していた[[WWE|WWF]]と再契約。その[[マイクパフォーマンス]]の上手さをマクマホンに買われ、新手のヒールとして売り出し中だった[[ブルータス・ビーフケーキ]]のプレイング・マネージャーを任される。後に[[グレッグ・バレンタイン]]のマネージメントも担当し、ビーフケーキとのタッグチーム﹁'''ドリーム・チーム'''︵'''The Dream Team'''︶﹂を指揮。[[1985年]]8月24日、[[バリー・ウインダム]]&[[マイク・ロトンド]]のUSエクスプレスから世界タッグ王座を奪取させる<ref name="WWE Official"/>。タイトルは翌[[1986年]]4月7日の[[レッスルマニア#第2回大会︵1986年︶WrestleMania 2 "What The World Has Come To"|レッスルマニア2]]で[[ブリティッシュ・ブルドッグス]]に奪われるが、その後もドリーム・チームを率いてタッグ戦線を賑わせた。ビーフケーキのフェイスターン後は[[ディノ・ブラボー]]を加えてチームを再編している。また、WWFでは[[ジェシー・ベンチュラ]]や[[ボビー・ヒーナン]]に先駆けるヒールの[[スポーツ解説者|カラー・コメンテーター]]としてもトークの才能を発揮した。
+[[1978年]]の下期、ジミーが[[肝炎]]を患い欠場することになったため、WWA時代の盟友でもある[[ガイ・ミッチェル]]を﹃ジェントルマン﹄ジェリー・バリアントに変身させてバリアント・ブラザーズを再編<ref name="slam">{{cite web|url=http://slamwrestling.net/index.php/2018/04/04/luscious-johnny-valiant-killed-in-auto-accident/|title="Luscious" Johnny Valiant killed in auto accident|date=2018-04-04|accessdate=2020-10-29|publisher=Slam Wrestling}}</ref>。[[1979年]]3月6日、ガレア&[[ラリー・ズビスコ]]を破ってWWFタッグ王座に返り咲いている<ref name="wwe-t"/>。後にジミーも加わり、一時はトリオとして[[アメリカ合衆国北東部|北東部]]一帯を暴れ回った<ref name="WWF 1979">{{cite web|url=http://www.thehistoryofwwe.com/79.htm|title=WWE Yearly Results 1979|accessdate=2009-04-07|publisher=The History of WWE}}</ref>。[[1980年]]2月にはジェリーとのコンビで再び全日本プロレスに参戦、[[極道コンビ]]が保持するアジア・タッグ王座に再挑戦した<ref>{{cite web|url=http://wrestlingdata.com/index.php?befehl=bios&wrestler=1663&bild=1&details=7&liga=14&jahr=1980|title=The AJPW matches fought by Johnny Valiant in 1980|accessdate=2014-12-31|publisher=Wrestlingdata.com}}</ref>。
-WWF離脱後はAWAで[[ウェイン・ブルーム]]と[[マイク・イーノス]]のデストラクション・クルー︵後にWWFでビバリー・ブラザーズとして活躍︶のマネージャーとなり、[[1989年]]にAWA世界タッグ王者に就かせている。[[1996年]]には[[WWE殿堂|WWF Hall of Fame]]を受賞。現在は天賦のタレント性を活かし、[[コメディアン|コメディ役者]]として活躍している<ref name="OWW">{{cite web|url=http://www.onlineworldofwrestling.com/profiles/j/johnny-valiant.html|title=Wrestler Profiles: Johnny Valiant|accessdate=2009-04-23|publisher=Online World of Wrestling}}</ref>。
+チーム解散後はシングルプレイヤーとしてWWAおよび[[アメリカン・レスリング・アソシエーション|AWA]]のテリトリーに参戦。兄貴分のジミーほどシングルの実績は残していないが、[[1981年]]4月にブルーザーからWWA世界ヘビー級王座を奪取している<ref name="in-wwa-h">{{cite web|url=http://www.wrestling-titles.com/us/in/wwa/in-wwa-h.html|title=WWA World Heavyweight Title|accessdate=2010-04-02|publisher=Wrestling-Titles.com}}</ref>。AWAでは同年10月より一時的に[[ベビーフェイス (プロレス)|ベビーフェイス]]に転向して、[[ジェリー・ブラックウェル]]や[[ボビー・ダンカン]]と対戦<ref>{{cite web|url=http://wrestlingdata.com/index.php?befehl=bios&wrestler=1663&bild=1&details=7&liga=16&jahr=1981|title=The AWA matches fought by Johnny Valiant in 1981|accessdate=2014-12-31|publisher=Wrestlingdata.com}}</ref>、当時AWAで大ブレイクしていた[[ハルク・ホーガン]]の[[マネージャー (プロレス)|マネージャー]]を務めたこともあった<ref name="slam"/><ref name="uk">{{cite web|url=https://www.independent.co.uk/sport/general/wwe-mma-wrestling/johnny-valiant-dead-death-dies-wwe-hall-of-fame-hulk-hogan-sopranos-pick-up-truck-a8289416.html|title=Johnny Valiant dead|accessdate=2018-04-17|date=2018-04-05|publisher=The Independent}}</ref>。その後はヒールに戻り、[[1980年代]]前半はサンマルチノが参画していたIWFや[[カナダ]]・[[オンタリオ州|オンタリオ]]地区のビッグ・ベア・プロモーションズなどのインディー団体で活動した<ref>{{cite web|url=http://wrestlingdata.com/index.php?befehl=bios&wrestler=1663&bild=1&details=7&liga=84&jahr=1982|title=The IWF matches fought by Johnny Valiant in 1982|accessdate=2015-01-09|publisher=Wrestlingdata.com}}</ref><ref>{{cite web|url=http://wrestlingdata.com/index.php?befehl=bios&wrestler=1663&bild=1&details=7&liga=182&jahr=1983|title=The BBP matches fought by Johnny Valiant in 1983|accessdate=2015-01-09|publisher=Wrestlingdata.com}}</ref>。
-日本には[[1969年]]9月にジョン・L・サリバン名義で[[日本プロレス]]に初来日。[[1973年]]7月には[[新日本プロレス]]に登場、[[アントニオ猪木]]と3度シングルマッチで対戦している。バリアント・ブラザーズとしては[[1976年]]6月にジミーとのコンビで[[全日本プロレス]]に来日し、[[ジャイアント馬場]]&[[ジャンボ鶴田]]の[[インターナショナル・タッグ王座]]に挑戦。[[1980年]]2月にはジェリーとのコンビで再び全日本に参戦、[[グレート小鹿]]と[[大熊元司]]の極道コンビが保持する[[アジアタッグ王座]]に挑戦した。
+[[1984年]]、[[ビンス・マクマホン|ビンス・マクマホン・ジュニア]]の新体制下で全米侵攻を開始していた[[WWE|WWF]]と再契約<ref>{{cite web|url=http://wrestlingdata.com/index.php?befehl=bios&wrestler=1663&bild=1&details=7&liga=3&jahr=1984|title=The WWF matches fought by Johnny Valiant in 1984|accessdate=2015-01-09|publisher=Wrestlingdata.com}}</ref>。その[[マイクパフォーマンス]]の才能をマクマホンに買われ、新手のヒールとして売り出し中だった[[ブルータス・ビーフケーキ]]のプレイング・マネージャーを任される。後に[[グレッグ・バレンタイン]]のマネージメントも担当し、ビーフケーキとのタッグチーム﹁'''ドリーム・チーム'''︵''The Dream Team''︶﹂を指揮<ref name="slam"/>。[[1985年]]8月24日、[[バリー・ウインダム]]&[[マイク・ロトンド]]の[[USエクスプレス]]からWWF世界タッグ王座を奪取させる<ref name="wwe-t"/>。タイトルは翌[[1986年]]4月7日の[[レッスルマニア2]]で[[ブリティッシュ・ブルドッグス]]に奪われるが、その後もドリーム・チームを率い、ビーフケーキのフェイスターン後は[[ディノ・ブラボー]]を加えてチームを再編している<ref name="slam"/>。WWFでは[[ジェシー・ベンチュラ]]や[[ボビー・ヒーナン]]に先駆けるヒールの[[スポーツ解説者|カラー・コメンテーター]]としてもトークの才能を発揮した<ref name="slam"/>。
+WWF離脱後はAWAで[[ウェイン・ブルーム]]と[[マイク・イーノス]]のデストラクション・クルー︵後にWWFでビバリー・ブラザーズとして活躍︶のマネージャーとなり<ref>{{cite web|url=http://wrestlingdata.com/index.php?befehl=bios&wrestler=1663&bild=1&details=7&liga=16&jahr=1989|title=The AWA matches fought by Johnny Valiant in 1989|accessdate=2015-01-09|publisher=Wrestlingdata.com}}</ref>、[[1989年]]10月に[[AWA世界タッグチーム王座|AWA世界タッグ王者]]に就かせている<ref name="awa-t">{{cite web|url=http://www.wrestling-titles.com/awa/awa-t.html|title=AWA World Tag Team Title|accessdate=2015-01-09|publisher=Wrestling-Titles.com}}</ref>。[[1996年]]にはジミーとのバリアント・ブラザーズで[[WWE殿堂|WWF殿堂]]に迎えられた。引退後は天賦のタレント性を活かし、[[コメディアン|コメディ役者]]として活躍していた<ref name="oww">{{cite web|url=http://www.onlineworldofwrestling.com/profile/johnny-valiant|title=Johnny Valiant|accessdate=2009-04-23|publisher=Online World of Wrestling}}</ref>。
+[[2018年]][[4月4日]]早朝、[[ペンシルベニア州]][[ロス郡区 (ペンシルベニア州アレゲニー郡)|ロス]]にて交通事故に遭遇<ref name="slam"/>、病院へ搬送されたが死去した<ref>{{Cite news|title=WWE Remembers Johnny Valiant After Sudden Passing|date=2018-04-05|url=http://www.wrestlinginc.com/wi/news/2018/0404/638619/wwe-remembers-johnny-valiant-after-sudden-passing/|newspaper=Wrestling Inc.|agency=Webcapacity Incorporated|Language=英語|accessdate=2018-04-05}}</ref>。{{没年齢|1946|11|25|2018|4|4}}<ref name="wwe"/>。
+== 得意技 ==
+* [[エルボー・ドロップ]]
+* [[エルボー・バット]]
+* [[パイルドライバー]]
 == 獲得タイトル ==
+; [[ワールド・レスリング・アソシエーション (インディアナポリス)|ワールド・レスリング・アソシエーション]]
-'''シングルタイトル'''<br />
-* WWA世界ヘビー級王座（[[インディアナポリス]]版）：1回
+* WWA世界ヘビー級王座（[[インディアナポリス]]版）：2回<ref name="in-wwa-h"/>
-'''タッグタイトル'''（いずれも[[バリアント・ブラザーズ]]での載冠） ※特記以外は[[ジミー・バリアント|ジミー]]とのコンビ<br />
+* WWA世界タッグ王座（インディアナポリス版）：3回（w / [[ジミー・バリアント]]）<ref name="in-wwa-t"/>
+; [[NWA (プロレス)|NWAサンフランシスコ]]
-* WWA世界タッグ王座（インディアナポリス版）：3回
-* [[NWA世界タッグチーム王座|NWA世界タッグ王座]]（[[サンフランシスコ]]版）：1回
+* [[NWA世界タッグチーム王座|NWA世界タッグ王座]]（[[サンフランシスコ]]版）：1回（w / ジミー・バリアント）<ref name="sf-nwa-t-shire">{{cite web|url=http://www.wrestling-titles.com/us/ca/sf/rs/sf-nwa-t-shire.html|title=NWA World Tag Team Title|accessdate=2010-04-08|publisher=Wrestling-Titles.com}}</ref>
-* [[NWA (プロレス)|NWA]][[ジョージア・チャンピオンシップ・レスリング|ジョージア]]・タッグ王座：1回
+; [[ジョージア・チャンピオンシップ・レスリング]]
+* NWAジョージア・タッグ王座：1回（w / ジミー・バリアント）<ref name="ga-t">{{cite web|url=http://www.wrestling-titles.com/us/ga/ga-t.html|title=NWA Georgia Tag Team Title|accessdate=2010-04-08|publisher=Wrestling-Titles.com}}</ref>
-* NWA USタッグ王座（[[フロリダ州|フロリダ]]版）：1回
+; [[チャンピオンシップ・レスリング・フロム・フロリダ]]
-* [[WWE・世界タッグチーム王座|WWWF世界タッグ王座 / WWFタッグ王座]]：2回（1974年にジミー、1979年に[[ガイ・ミッチェル|ジェリー]]をパートナーに獲得）
+* NWA USタッグ王座（[[フロリダ州|フロリダ]]版）：1回（w / ジミー・バリアント）<ref name="fl-us-t">{{cite web|url=http://www.wrestling-titles.com/us/fl/nwa/fl-us-t.html|title=NWA United States Tag Team Title|accessdate=2010-04-08|publisher=Wrestling-Titles.com}}</ref>
-* [[WWE殿堂|WWF Hall of Fame]]：[[WWE殿堂#1996年|1996年度]]（プレゼンターは[[デイビーボーイ・スミス|ブリティッシュ・ブルドッグ]]と[[オーエン・ハート]]）
+; [[WWE|ワールド・レスリング・フェデレーション]]
+* [[WWE・世界タッグチーム王座|WWWF世界タッグ王座 / WWFタッグ王座]]：2回（w / ジミー・バリアント、[[ガイ・ミッチェル|ジェリー・バリアント]]）<ref name="wwe-t"/>
+* [[WWE殿堂|WWF Hall of Fame]]：[[WWE殿堂#1996年|1996年度]]（ジミーとの[[バリアント・ブラザーズ]]で殿堂入り）
-== 担当選手 ==
+== マネージャー担当選手 ==
 * [[ハルク・ホーガン]]（[[アメリカン・レスリング・アソシエーション|AWA]]時代）
 * [[ブルータス・ビーフケーキ]]
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 * [[グレッグ・バレンタイン]]
 * [[ディノ・ブラボー]]
-* [[デモリッション]]（結成初期に担当）<ref name="OO">{{cite web|url=http://www.oowrestling.com/columns/circa/20040813.shtml|title=Demolition: the Imitators Become Innovators|accessdate=2009-04-23|publisher=Online Onslaught}}</ref>
+* [[デモリッション]]（結成初期に担当）<ref name="slam"/><ref name="OO">{{cite web|url=http://www.oowrestling.com/columns/circa/20040813.shtml|title=Demolition: the Imitators Become Innovators|accessdate=2009-04-23|publisher=Online Onslaught (August 13, 2004)|archiveurl=https://webcitation.org/5et31dRTs?url=http://www.oowrestling.com/columns/circa/20040813.shtml|archivedate=2009年2月26日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>
-* デストラクション・クルー
+* [[ウェイン・ブルーム]]
+* [[マイク・イーノス]]
-* トム・ブランディ
+* {{仮リンク|トム・ブランディ|label=トム・ブランディ|en|Salvatore Sincere}}
 == 脚注 ==
+{{脚注ヘルプ}}
 {{Reflist}}
 == 関連項目 ==
 * [[バリアント・ブラザーズ]]
-* [[ジミー・バリアント]]
-* [[ガイ・ミッチェル]]
 == 外部リンク ==
-* [http://www.onlineworldofwrestling.com/profiles/j/johnny-valiant.html Profile（Online World of Wrestling）]
+* [https://www.facebook.com/johnny.valiant.54 Johnny Valiant Facebook]
+* [http://www.onlineworldofwrestling.com/profile/johnny-valiant Online World of Wrestling]
-* [http://us.wwe.com/superstars/halloffame/inductees/valiantbrothers/ WWE Hall of Fame]
+* {{Professional wrestling profiles|cagematch=868|wrestlingdata=1663|iwd=johnny-valiant-947|name=ジョニー・バリアント}}
+* [http://www.wwe.com/superstars/valiantbrothers WWE Hall of Fame]
 {{WWE殿堂}}
-{{DEFAULTSORT:はりあんと しよにい}}
+{{リダイレクトの所属カテゴリ
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+{{デフォルトソート:はりあんと しよにい}}
 [[Category:アメリカ合衆国のプロレスラー]]
 [[Category:プロレス・マネージャー]]
 [[Category:プロレス解説者]]
-[[Category:WWE]]
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+[[Category:2018年没]]
-[[en:John L. Sullivan (wrestler)]]
-[[nl:Johnny Valiant]]